雨戸の3大効果を紹介！雨戸でもっと便利な暮らしを過ごしませんか？

雨戸にはシャッタータイプ・折り戸タイプ・引き戸タイプと3つの種類があります。それらの雨戸を使うタイミングは「台風が来たとき」や「雨が強いとき」など、風によって窓が割れたり雨が中に入ってこないようにするなどの用途が多いかと思われます。

しかし、実はそれだけではなく、雨戸には防寒や防音・さらには防犯の効果があるのです。今回は雨戸の効果についてご紹介します。

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雨戸の効果１ 防寒機能

雨戸には防寒機能があります。特に冬になると窓ガラスが冷たくなり、暖房をつけていても窓が冷えていることにより、冷気が足元にきてひんやりとする『コールドドラフト』という現象が起こりやすいです。この現象は窓の断熱性能が低い家に起こりやすく、窓に近づいただけで寒さを感じるようになります。

このコールドドラフト現象は、窓を冷やさないようにすることで防ぐことができます。そこで雨戸が活躍するのです。雨戸を閉めることで外からの冷気をシャットアウトして、窓を冷やすのを防ぐことができます。

ただし、いくら冬だといっても日中は暖かい時間があるほか、雨戸を閉めると空気がこもりやすくなるため、日中は雨戸を開けて日の光を部屋に入れておくことをおすすめします。雨戸は空気が冷えやすい夜から早朝にかけて閉めておきましょう。

また、雨戸だけではまだ寒いという場合もあるため、窓に窓ガラス断熱シートというプチプチの緩衝剤を貼りコールドドラフトを防止するほか、カーテンを長くすると防寒になります。雨戸と併用してこれらの対策をしましょう。
窓の断熱に関しては「家の熱のほとんどは窓から逃げていく！？断熱は「窓」からが鉄則なワケ 」もご覧ください。
　　　　　　

雨戸の効果２　防音機能

雨戸には防音効果もあります。正確には、防音効果が大きいのは「断熱雨戸」という雨戸です。この断熱雨戸は、窓ガラス自体に断熱対策を施さなくても雨戸を閉めるだけで断熱効果が出るという優れものです。

よく防音効果があるとして施工されるのは『二重窓』です。二重窓は確かに高い防音機能がありますが、日中の暖かい光も遮ってしまい、家の中が温まりにくいというデメリットがあります。

そこで断熱雨戸を施工すれば、日中は断熱雨戸をせずに日の光を室内に十分に取りこみ、夜に閉めれば日中の暖かい空気で部屋が温まっているうえ、防音効果も優れているため安心して睡眠をとることができます。

また、冬だけではなく夏場にも断熱雨戸は活躍します。外出前に断熱雨戸を閉めておくだけで家の中の温度上昇を防ぐことができるため、帰宅した際部屋がひんやりとしているのです。外出中に閉めておくので防寒・防音だけでなく防犯にも効果があります。

雨戸の効果３　防犯機能

雨戸は防寒・防音に効果的なだけではなく防犯にも効果的です。空き巣の多くは窓を割ってその中から侵入するという方法で侵入をしますが、雨戸を閉めることによって窓からの侵入を防ぎます。

過去の犯罪例からも、雨戸が閉まっているのに侵入したという例は少ないと言われています。たとえ雨戸を壊せたとしても、また窓を壊すという二度手間がかかるのです。空き巣は早く中に侵入しないと家人が帰宅する・近隣の住民に目撃されるというリスクを嫌うため、手間がかかる雨戸からの侵入を試みる空き巣は少ないです。

しかし、いくら雨戸が防犯に効果があるからといって長期滞在の際に雨戸を閉めっぱなしにするのはご注意ください。雨戸が閉まっていることによって「この家は今誰もいないのだな」と空き巣に教えるも同然となってしまいます。とある地域では雨戸を閉めて不在になった家を狙う空き巣も増えたといいます。
長期不在の際はタイマーで電源を入れることのできる照明をつけるなど工夫をしましょう。
　　　　　　　　　　　　

雨戸や窓シャッターは後付できる

以上のように防犯・防音・防寒に雨戸は役立ちます。「でも、うちには雨戸がないし……」と思われている方もいるかもしれません。ですが、雨戸や窓シャッターは後から施工することも可能です。

「窓を全て取り替えなくてはいけないの？」と疑問に思われるかもしれませんが、そのようなことはなく、既存の窓の外枠に取り付けることが可能です。また、好みの種類や色を選べるため、家の外観と雨戸がミスマッチという事態に陥るもありません。

雨戸の施工費用の目安は、2階に取り付けをしたいという場合は足場を組む必要があり、約15万円以上かかります。雨戸自体の取り付け費用は約2万円ほどになります。

ただし、雨戸をつける場合に側に電気ボックスがある・雨どいが窓枠のすぐそばにあるという場合、施工ができないこともあるため要注意です。
　　　　　　　　　　　　

まとめ

雨戸は防寒・防音・防犯に役立つ大変便利なものです。「夜になるとバイクの音がうるさくて……」「冬場は部屋の位置的にとても寒い……」という方は、雨戸の施工を一度ご検討されるのもよいかもしれません。

もし雨戸を施工したいという場合は、シャッターのプロに依頼をしましょう。シャッターのプロは自宅まで訪問し、雨戸をつけたい窓の大きさを計っておすすめの雨戸を施工してくれます。

雨戸修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「シャッター修理」をご覧ください。