ガレージのシャッターには木製もある!選びかたと注意点を知ろう

2021.4.30

ガレージのシャッターには木製もある!選びかたと注意点を知ろう

家の印象を大きく変えるガレージ。シャッターを取り付けることで、見た目を変えるだけではなく、天候や人・動物などから大事な車を守ることができます。また、外出中でもガレージにシャッターを下ろせば、家に人がいるのかどうか分かりにくいため、犯罪から車だけでなく家や家族を守ることもできます。

さまざまな利点を持つガレージシャッターですが、さまざまな種類のものがあります。一体どんなガレージシャッターにすればいいのか、お困りではありませんか?

そこで今回は、ガレージシャッターにはどんな種類があるのか、どのような基準で選べばいいのかを、メリット・デメリットと共にご紹介していきます。

シャッターはどの基準で選ぶ?

ガレージシャッターは、開閉方法・収納方法・材料・形状による種類が分けられています。それぞれのメリットとデメリットを確認して、自宅に最適なガレージシャッターを選びましょう。

開閉方法

【電動(モーター)式】

《メリット》……鍵が不要。雨の日でも車の中から開閉できる。音が静か。
《デメリット》……電気を使うため、配線工事が必要。設置コストが高い。

【手動式】

《メリット》……設置コストが安い。
《デメリット》……開閉時の音が大きい。雨の日も車から出て、鍵をさして開閉する必要がある。

電動式の場合、停電時には手動で開閉する種類もあります。コスト以外の面を考えると、電動式のガレージシャッターが便利ですね。

収納方法

【オーバースライダー(オーバーヘッド)】

壁や天井に沿ってレールが走っていて、スライドさせることで折りたたまずに収納するものです。
《メリット》……開閉スピードが速い。音が静か。
《デメリット》……中のスペースが狭くなる。

【巻き上げ方式】

名前の通り、シャッターを巻き上げながら収納します。
《メリット》……ガレージ内のスペースを広くとれる。
《デメリット》……開閉スピードが遅い。音が気になる。

スピードや音などの面以外にも、ガレージそのものの高さや広さによって選択できるシャッターが変わります。ガレージシャッターのサイズは車1台用で幅2.4m~2.7m、高さは2m~2.4mが一般的だそうなので、ガレージ自体はこれより大きくなければなりません。

シャッターはどの基準で選ぶ?

木製もある!シャッターの種類

続いて、ガレージシャッターの材質については金属のイメージが一般的ですが、実はさまざまな種類があります。それぞれの種類をメリットとデメリットと共にみていきましょう。

【スチール】
《メリット》……設置コストが安い。
《デメリット》……腐食しやすい。

【アルミ】
《メリット》……腐食しにくい。
《デメリット》……設置コストが高い。

【ステンレス】
《メリット》……腐食しにくい。金属製ガレージシャッターの中では一番高級感がある。
《デメリット》……設置コストが高い。

【木製】
《メリット》……かなり高級感がある。
《デメリット》……こまめなメンテナンスが必要。

金属でできているガレージシャッターは、腐食が心配ですね。海の近くに住んでいる方などは腐食しにくい材質を選ぶなどの選択がよいと思われます。また、メリットとデメリットだけでなく、家の雰囲気に似合う材質を考えてガレージシャッターを取り付けることで、より一層素敵な空間になるでしょう。

木製のガレージシャッターについて初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。金属のガレージシャッターが持つのとはまた別格の高級感があるようですが、その分注意点も多いようです。一体何に注意すれば良いのかみていきましょう。

木製もある!シャッターの種類

木製シャッターの注意点

上でご紹介した中でも、最も高級感があるといわれる木製ガレージシャッター。木の持つ温もりや上品さが、和風・洋風どちらの住宅にもクラシカルで趣深い印象を与えます。しかし、その材質ゆえにいくつか注意しなければならないことがあります。

外壁のメンテナンスが必須

毎日使うガレージシャッターですが、木製の場合は塗装がはがれるなどのダメージが特に大きく目立つようです。2~3年ごとのスパンで再塗装をするなど、メンテナンスを行う必要があります。再塗装をすると塗料の退色やはがれを防ぐだけでなく、防虫効果やひび割れを起こした部分の劣化を抑えることができるようです。

湿気対策・シロアリ対策が必要

木製の場合、何も対策を取らないと湿気によって木が歪んでしまったり、カビが生えたり、シロアリに食べられてしまったりする場合があります。木材の産地によっては、日本の梅雨に合わないものもあるので、工事を依頼する前に、木製シャッターに適しているものかどうかをしっかりと確認することが大切です。

ガレージシャッターの部品に調整が必要

木は水分によって膨張するため、最初はぴったりだったサッシの部分や、ガレージシャッターそのもののソリなどに狂いが生じます。ガレージシャッターの開閉にも大きな影響が出る可能性があります。これを防ぐには、含水率が低い、つまりよく乾燥している木材を選ぶ必要があります。

このように、木製のガレージシャッターは魅力的な一方、木材を慎重に選ばなければいけないことや、数年おきのメンテナンスが欠かせないことなど、たくさんの手間がかかります。

まとめ

ガレージシャッターにはさまざまな種類があり、開閉方法や材質、動かし方によって分類されます。それぞれにメリットとデメリットがあるので予算や家の雰囲気に合うように、材質や開閉方法を組み合わせることが大切です。特に木製のガレージシャッターは、見た目に最も高級感がある一方で、木材の選定や数年おきのメンテナンスなど、かなり手間がかかります。

大切な車と家族を守るガレージシャッターにするにはどのような選択がベストなのか、業者と相談しながら決めるのがよさそうです。

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