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春に向けたお手入れはこれでバッチリ!冬の間にやっておきたい剪定!

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冬は準備期間です

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冬になると、寒さによって人は体調を崩しますし、風邪もなかなか治らないので、辛いところですよね。少しでも寒さを凌ごうと、ストーブやこたつ、エアコンの暖房で体を温める方が大勢いらっしゃると思いますが、動物や虫の場合、「休眠」で寒い冬を過ごすようにしています。同じく、お庭にある庭木も、春に新芽を吹かせる為の「準備期間」として、休眠をしていますが、実は、この時期が剪定を行うのに最適です。どうして、剪定を冬に行った方が良いのか、疑問を抱く方もいらっしゃると思うので、今回は、冬に向けた剪定についてご説明いたします。

外部からの刺激で庭木が傷んでしまいます

落葉樹の場合、4月~5月上旬は活動が盛んなので、内部に養分を含んだ樹液を溜めています。もしこの状態で剪定をすると、切り口から樹液が流れ、落葉樹の成長が悪くなってしまいます。また、7月~8月は太陽の強い日差しが枝の幹に当たり、庭木が弱くなっているので、外部からの刺激で庭木が傷んでしまいます。ですが、冬の休眠中は、外部による影響が少ないので、この時期に枝を幹から切り落としても、庭木は傷みにくくなっています。逆に常緑樹は一年中葉を保っており、冬になっても休眠に入ることがないので、剪定を行うと、傷みが発生しやすくなってしまいます。ですから、冬に剪定する場合は、枝先の部分を切り落とすだけに留め、枝を切り落とすのは3月以降が良いでしょう。

剪定するのは何故?

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庭木は、お庭の雰囲気を快適にする効果がありますが、その状態を保つ為には、まず定期的に剪定を行わなければなりません。何故なら、庭木は放置しておくと枝をドンドン伸ばし、下記のような弊害が発生してしまうのです。

美観を損なう

枝が伸び過ぎると庭木の美観を損ない、お庭全体のバランスも悪くなってしまいます。また、伸び過ぎた枝が隣の敷地に侵入し、クレームを受けるという二次被害が発生してしまう場合もあるので、不要な枝を切り落とす必要があります。また、月日の経過で古くなった枝は傷つきやすくなるので、古い枝を切り落として、新しい枝に更新させれば、美観を保つことが出来ます。

花や実が咲きにくい

伸び過ぎた複数の枝が混み合うと、太陽の日差しが当たりにくくなりますし、風通しも悪くなってしまいます。すると、枝が枯れて花や実が咲きにくくなりますし、庭木に害虫が寄り付いて葉を食べられてしまいます。害虫は殺虫剤スプレーで駆除出来ますが、不要な枝がある限り、何度も庭木に寄り付く恐れがあるので、それを防ぐ為にも、不要な枝を切り落とすことが大切です。特に、冬は風が寒くなる分、暖かい太陽の日差しに長く当たった方が良いでしょう。

剪定方法

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ひとえに剪定と言ってもその方法は様々あるので、剪定を行う前に、まずどんな剪定方法があるのか覚えておくことも大切です。

●切詰剪定

伸び過ぎた枝を短くする剪定です。枝を幹から切り落とすのではなく、翌年に咲く新芽の上部を切り落とすことで、枝が先枯れするのを防げます。

●枝抜き剪定

混み過ぎてしまった枝を切り落とす剪定です。枝の方を切り落としてしまうと、切り口から小枝が出て、庭木の見た目を悪くするので、枝の付け根を切り落とすのが重要です。

●切り返し剪定

大きな樹幹を小さくしたり、腐ったり傷んだ枝を切り落とす剪定です。「枝抜き剪定」同様、枝の付け根から切り落とします。

●切り戻し剪定

太枝を途中まで切り落とし、同じ方向に伸びた小枝を伸ばす剪定です。小枝の付け根部分まで太枝を切り落せば、その分、養分が小枝に集中しするので、小枝の成長が早くなります。

太枝を切り落とす方法

太い枝

細い枝を切り落とす場合、剪定バサミで充分ですが、太枝は剪定バサミで切り落とすことが出来ないので、代わりにノコギリを使って太枝を切り落とします。ただし、太枝を切り落とす際、上側からそのまま切り落とさないよう注意が必要です。もし、上側からそのまま切り落とそうとすると、枝が自身の重さに耐え切れず、切り口が裂けたような状態で折れてしまうからです。それを防ぐには、まず枝の下側から1/3程度の切り込みを入れ、切り込みの手前の上側で枝を切り落とします。次に、付け根部分を真っ直ぐに切り落とし、最後に、抗菌癒合剤を塗って保護しておけば、切り口が腐るのを防ぐことが出来ます。

不要な枝とは

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庭木の見た目を良くする為に不要な枝を切り落とす必要がありますが、まず、不要な枝とはどんな枝を指しているのかをご紹介いたします。

●徒長枝

枝先や幹から長く伸びた新梢です。この枝には養分が含まれているので、枝数が少ない場合は、根元からではなく、1/3程度まで切り詰めるのが良いでしょう。

●ひこばえ

庭木の根元から伸びた細い枝です。養分がこの枝に集中してしまうので、すぐに切り落としておくことがオススメです。

●ふところ枝

幹の近くに伸びた枝です。この枝が伸びていると、枝葉が密集して蒸れやすくなりますし、風通しが悪くなって害虫が寄り付くこともあるので、早いうちに切り落としてスッキリしましょう。

まとめ

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剪定は、お住まいの方でも行うことは可能ですが、行う時期を誤ると、余計に庭木の状態を悪くしてしまう恐れがあります。それに、剪定を行う際「剪定バサミ」や「ノコギリ」、「刈り込みバサミ」など、道具も揃えておく必要があるので、剪定を行うまで時間と手間が掛かってしまう場合もあります。もし、ご自分で剪定を行うのが面倒であれば、どうぞ、当サイト『生活110番』『剪定』にお任せください。

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