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キュウリの剪定時期と方法|家庭菜園で多く収穫する野菜栽培のコツ

投稿日:2020-09-17 更新日:2020-09-17

キュウリの剪定時期と方法|家庭菜園で多く収穫する野菜栽培のコツ

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

家庭菜園でキュウリの収穫量を増やしたいなら、ツルの形を整える「整枝」とよばれる作業が重要で、そのためにもキュウリの剪定をしっかりとおこなう必要があります。適切にキュウリの剪定をおこなうことによって、収穫量の増加につながるのです。

そこで今回は、キュウリの剪定を正しくおこなう方法を解説します。うまく収穫するためにも、この記事の内容を参考にしてみてください。

整枝がカギ!キュウリの剪定方法

キュウリは整枝により「多くの実が成りやすい樹形」を整えることが大事です。そのために必要な作業であるキュウリの剪定方法について詳しく解説していきます。

剪定前に覚えたい「ツル」の種類

剪定前に覚えたい「ツル」の種類
キュウリの剪定をする前に、あらかじめ覚えておきたいツルの種類を覚えておくと、方法を理解しやすくなるでしょう。以下に、キュウリのツルの種類と特徴をまとめましたのでご紹介します。

【キュウリのツルの種類】
親ヅル: 根元から長く伸びる太いツル
子ヅル: 親ヅルから枝分かれして伸びたツル
孫ヅル: 子ヅルからさらに枝分かれしたツル

ツルの名前が親子関係になっているので、上記を知っていれば見分けがつきやすいでしょう。キュウリの剪定により親ヅルを長く伸ばして派生する子ヅル・孫ヅルを増やすことで、キュウリが実を付ける花の量を増やすのです。

キュウリの剪定時期は生長次第

キュウリの剪定時期は何月と決まっているわけではなく、生長段階に合わせて適宜おこなうのが基本です。また、キュウリの剪定方法も節の数によって変わってくるため、剪定をするときは生長段階に合わせた剪定方法をしているか確認しながらおこないましょう。

摘心でキュウリを剪定する方法

キュウリを剪定するときは、基本的に軸となるツルの先をカットする「摘心(てきしん)」とよばれる作業をおこないます。ここで、親ヅルの節目の段階によって違うキュウリの剪定手順についてご紹介しましょう。

・5節目まで(30cmくらい)

5節までに生えた子ヅルやつぼみはすべて取り除くようにしましょう。根元近くに小ヅルやつぼみがあると養分が上に行きわたりにくくなるだけでなく、キュウリの実が成ったときの重さにより負担がかかります。そのため、なるべく早く摘み取ることが大切です。また、最初に生えた双葉は切り取らずにそのままにするようにしてください。

・6~10節目まで(60cmくらい)

6節目以降の節目からは、子ヅルや孫ヅルを伸ばしていく方向性で剪定します。節から子ヅルが生えてくるので、葉を1枚残して子ヅルの先を摘心していきます。その後生える孫ヅルも同様に、葉を残して摘心が必要です。

・11節目以降(60cm~)

11節目以降に生えた子ヅルは、葉が2枚生えた先の茎を摘心します。その後、孫ヅルが生えてきた場合は、切らずにおいておきましょう。ただ、あまりにも葉が密集している場合は例外として孫ヅルをある程度切ることもあります。

また、それ以降の節目も同じように剪定をおこないますが、自分にとって十分な長さまで生長したと感じたら、親ヅルの先端を切りましょう。そうすることで、親ヅルの生長を止めるだけでなく、子ヅル・孫ヅルの生長をうながすことができます。

悪くなった葉を「摘葉」しておこう

摘心とは別に「摘葉(てきよう)」という、不必要な葉を摘み取る方法でキュウリの剪定をおこなう場合もあります。病気・病害虫の被害葉や枯れた葉、日当たり・風通しを邪魔する葉があれば、摘み取っておくとほかの葉の健康によいでしょう。ただし、摘葉をし過ぎると逆効果になるため注意が必要です。

キュウリを収穫するための栽培管理方法

キュウリの剪定は収穫するための準備として重要なものですが、同様に普段の栽培管理も徹底しておこなう必要があります。とくに水やりはキュウリの収穫量や質のよさにも関わる要素なので、しっかりと管理しておきましょう。ここで、キュウリの栽培管理方法を解説していきます。

最適な栽培環境を用意する

最適な栽培環境を用意する
キュウリをしっかりと収穫したいなら、キュウリにとって最適な栽培環境を整えることが大切です。まずは日当たり・用土について知っておきましょう。

キュウリは日当たりがよくて風通しのよい環境を好む植物です。基本的には日当たりを邪魔するものがない場所で育てるのが適していますが、一方で真夏の暑さを苦手としています。20~25度がキュウリの生育適温であり多少気温が高くても生長できますが、35度を超える など気温が上がり過ぎると生長が止まることもあるため注意しておきましょう。

用土については、なるべく水はけのよい土が最適です。キュウリは過湿や乾燥のし過ぎといった極端な土を嫌います。野菜用に配合された用土か、赤玉土と腐葉土を混ぜた土を用意しておきましょう。それから、石灰と化成肥料を混ぜた肥料を「元肥」として用土に使います。

またキュウリの栽培では、支柱を立てて生長を誘導する「誘引(ゆういん)」作業も必要になります。植え付けをしてから1週間を目安に支柱を立て、その後さらに伸びた親ヅルをヒモで軽く結びつけることで、親ヅルが上へ伸びていけるように誘導できます。

水やりは状況に応じて調整する

キュウリは乾燥に弱い植物のため、水切れをおこさないように注意しながら栽培をおこないましょう。地植えではなくプランターで栽培している場合は水不足になりやすいので、なおさら注意する必要があります。

キュウリの水やりは「1日1回」を基本としてしっかりとおこないます。ただし、時期や環境を見て水やりの量や頻度を調整しておくことが大切です。たとえば、梅雨のような雨が多い時期は水分が過剰となりやすいので、水やり頻度と量を落とすようにしてください。

また、真夏の時期はいつもより地面が乾燥しやすいため、水不足に注意しながら与えていくようにしましょう。もちろん、水やりの頻度は毎日ですが、水の量を増やしていきます。目安として1.5~3リットルほどの水を与えておくことが大切です。なお、収穫期の場合は水の量をさらに増やして5リットルほど与えておきます。

肥料の与えすぎは禁物

収穫時期のキュウリはたくさんの栄養が必要となるので、養分の供給が十分になるように追肥をおこなう必要があります。10日~2週間を目安として、化成肥料を適量与えるようにしてください。ただし、追肥のし過ぎには注意が必要です。一度に肥料を多く与えると、栄養過多により逆効果となってしまいます。

キュウリに起こりやすい病気・病害虫被害

栽培環境や育て方などの要因によって、キュウリに病気や病害虫が発生することもあります。これらの被害に遭うと、生長を邪魔されたり枯れたりするおそれがあるのです。病気・病害虫被害の早期発見と対策ができるように、これからご紹介する「代表的な病気・病害虫」の例を確認してみてください。

・べと病、うどんこ病

いずれの病気も発生原因はカビによるもので、葉に斑点のようなカビが生えてしまうのが特徴です。多湿の状況により発生しやすい病気なので、とくに梅雨の時期は注意しながら栽培しておくとよいでしょう。また、べと病・うどんこ病を発見したら、ほかの葉への感染を防ぐために、なるべく早い段階で被害葉を摘み取っておくようにしてください。

・ウリハムシ、アブラムシ

ウリハムシは1cmにも満たない小さい虫で、茶色または黒色の体にオレンジ色の頭をしています。葉やキュウリの実を食害し穴を開けてしまうので、見つけたら捕まえて駆除をしましょう。また、光の反射が苦手のため銀色のテープを貼っておくと、ウリハムシが近づきにくくなります。

また、アブラムシは葉や茎から養分を吸汁するために集団で現れるのが特徴です。大切な養分が奪われるだけでなく、排泄物により病気になりやすくなるので注意しなければなりません。アブラムシも同様に捕まえて駆除しますが、集団でいることが多いため粘着テープなどを使ってまとめてくっ付けると効率的に駆除ができるでしょう。

キュウリの収穫で注意したいこと

キュウリを収穫するうえで注意しておきたいことを紹介します。参考にして、キュウリの収穫をしてみてください。

キュウリ収穫のコツ

キュウリ収穫のコツ
キュウリは少し実が付き始めた初期のころと、実が次々と付き始めるころで収穫するタイミングを変えるのがコツ。初期の収穫では、10~15cmを目安として数本程度を収穫しておきましょう。初期の収穫を実が小さいうちにおこなうことで、キュウリの株が疲れて実の付き方が悪くなるのを防ぐのです。

その後、次々と実が収穫できるころになったら、20cm程度の長さを目安として収穫をおこないましょう。剪定用のハサミで丁寧に切り取り、なるべく早めに楽しむようにしてください。なお、新鮮なキュウリはトゲが鋭いので、軍手をしてから収穫作業をすると安心です。

キュウリの形が悪いなら栽培管理を見直す

収穫するキュウリのなかには曲がりくねっていたり、一部が膨らんでいたりなど形の悪いものもあるかもしれません。形の悪いキュウリは、ただ形が悪く生長してしまったというだけなので、ほかのキュウリと同じくおいしく食べることができます。

ただ、形の悪いキュウリが多い場合は、もしかしたら普段の栽培管理が原因の可能性があります。水や肥料は適切に与えているか、キュウリの剪定方法に間違いがなかったか、気温に問題がないかなど、今までの栽培について振り返って改善するのがよいでしょう。

まとめ

キュウリを多く収穫したいならツルの形を整える「整枝」とよばれる作業が重要で、整枝をするためには、キュウリの剪定をしていく必要があります。キュウリの剪定では、キュウリの節目の数に合わせて方法を変えるため、作業をおこなう際は間違えないように慎重になるのがよいでしょう。

キュウリの栽培環境・水やり・肥料などの管理にも十分に気を付けて栽培をする必要があります。とくに水やりは重要なので、よいキュウリを収穫するために根気よく育てていきましょう。

また、キュウリの剪定や栽培方法などの間違いや調整不足により、形の悪いキュウリが多くなることもあるので注意が必要です。そのため、キュウリの剪定が難しいと感じたら業者に依頼してみるのもひとつの選択肢といえます。

もし剪定業者をお探しであれば、ぜひ弊社のご利用を検討してみてください。弊社のサービスを利用することで、キュウリの剪定が得意な業者に依頼することが可能です。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-09-16 16:03:39
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家庭菜園でキュウリの収穫量を増やしたいなら、ツルの形を整える「整枝」とよばれる作業が重要で、そのためにもキュウリの剪定をしっかりとおこなう必要があります。適切にキュウリの剪定をおこなうことによって、収穫量の増加につながるのです。そこで今回は、キュウリの剪定を正しくおこなう方法を解説します。うまく収穫するためにも、この記事の内容を参考にしてみてください。
シェアリングテクノロジー株式会社

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