美しいカーネーションは剪定がカギ!正しい剪定方法と育て方をご紹介

2023.11.20

美しいカーネーションは剪定がカギ!正しい剪定方法と育て方をご紹介

カーネーションの剪定は、基本的に6月と10月に1回ずつおこなうのが適切です。カーネーションの開花時期が6月と10月になっているためです。花が咲き終わったすぐあとに剪定をおこなうことで、次の時期にキレイな花を咲かせることができます。

キレイな花を咲かせたいのであれば、正しいカーネーションの剪定方法を理解しておきましょう。この記事では、正しいカーネーションの剪定方法や育て方などについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

カーネーションの剪定方法

カーネーションのキレイな花を咲かせるためには、正しい方法で剪定をおこなうことが大切です。この項目では、カーネーションの剪定時期と正しい剪定方法についてご紹介します。

カーネーションの剪定時期

カーネーションの剪定時期
カーネーションの剪定時期は、基本的に花が咲き終わる6月ごろと10月ごろが最適となっています。花が咲き終わった時期にその部分を剪定で切り落とすことで、次に咲く花により多くの養分がいきわたるようになり、キレイな花を咲かせることができるのです。

この時期に剪定をおこなわずに放置すると、養分が分散してしまうことでキレイな花が咲かないだけではなく、最悪の場合開花しないこともあります。

剪定方法.1切り戻し剪定

カーネーションを剪定するときは、基本的に「切り戻し剪定」という方法でおこないます。切り戻し剪定とは、伸びた枝を適切な長さに切って、残した部分から新たな枝を出させる剪定方法のことです。

まずは、切り戻し剪定で咲き終わっている花や茎だけを切り落としていきます。その後、残りの花も咲き終わったら、すべての茎を半分程度の長さに切り戻しましょう。茎の長さを半分程度の長さに切り戻しておくことで、次の花をキレイに咲かせることができます。

剪定方法.2摘芯

カーネーションの剪定時期は基本的に6月ごろと10月ごろになっていますが、ある程度茎が伸びてきたタイミングで時期に関わらず「摘芯」という方法で剪定をおこないます。

摘芯とは、ある程度伸びた茎を先端から2節ほど残すように切ることで、新芽を増やすという剪定方法です。摘芯をおこなうことで、新芽が増えて次に咲く花の量を増やすことができます。

カーネーションの育て方

カーネーションの花をキレイに咲かせるためには、剪定だけではなく正しい育て方を理解しておくことが大切です。この項目では、カーネーションの育て方についてご紹介します。

鉢植えと地植え

鉢植えと地植え
カーネーションを育てるときは、鉢植えと地植えのどちらで育てるのかを決めておくことが大切です。園芸初心者であれば鉢植え、ある程度慣れている方であれば地植えに挑戦するのがおすすめです。

鉢植えは移動が可能で、根の伸び方が限られる分大きくなりにくく、比較的管理が楽で初心者でも育てやすい方法になります。一方で地植えはいったん植えるとほぼ移動が不可能なので、植える場所の選択が難しくなってしまいます。また、地中深くまで根を張って大きく成長するので、よりこまめな剪定などの管理が必要です。

種まきと肥料

どちらの方法で育てるのか決まったら、9月~10月ごろを目安に種まきをおこないます。このとき植え付けをおこなう土は、水はけのよい園芸用の培養土に穏効性の固形肥料を混ぜたものを使用するのがおすすめです。

以降は月に2回~3回程度の割合で、液体肥料を与えるようにしましょう。しかし、真夏と真冬は株が弱りやすい状態となっているため、肥料を与える必要はありません。

水やり

カーネーションの水やりは、土の表面が乾いてきたタイミングでおこないます。水やりをおこなうときは、花や葉に水がかかると株が弱ってしまうおそれがあるため、株元だけに与えるようにしましょう。

地植えで育てている場合は雨水や土に含まれている水分だけで問題ないため、極度に乾燥していない限り水やりをおこなう必要はありません。

カーネーションで注意すべき病害虫

カーネーションに限らず植物を育てているときは、病害虫に注意する必要があります。ここからは、カーネーションを育てる際に注意すべき病害虫について見ていきましょう。

灰色カビ病

灰色カビ病とは、植物の茎や葉の部分が腐っていく病気です。放置すると、腐った部分が灰色のカビで覆われます。灰色カビ病の菌は低温多湿の場所を好み、梅雨などの雨が多い時期に発生しやすいです。

灰色カビ病の症状を見つけたときは、病気になっている部分を取り除くようにしましょう。

斑点病

斑点病とは、植物の葉に多数の斑点が出る病気です。斑点病にかかった植物は、すぐに落葉するわけではなく、しばらく期間がたってから落葉します。風とおしが悪く湿気の多い場所で発症しやすいため、梅雨の時期などは注意が必要です。

斑点病の症状を見つけたときは、病気になっている部分を取り除いたうえで、二次感染を防ぐために必ず処分するようにしましょう。

アブラムシ

アブラムシは、体長1mm~3mm程度で黄緑色や黒褐色などの見た目をしている害虫の一種です。アブラムシは、植物の葉などから栄養を吸いとって、成長阻害や枯れてしまう原因を作ります。

そのため、アブラムシが発生していたら、対応した殺虫剤などを使用して駆除するようにしましょう。また、植物全体の風とおしをよくして、寄生されにくい状態にしておくことが大切です。

ハダニ

ハダニは、体長0.4mm程度で茶色の見た目をした害虫の一種です。ハダニに寄生された植物は、葉や花弁から栄養を吸い取られて、枯れてしまうおそれがあります。そのため、ハダニを見つけたときは、水で流して対処するようにしましょう。

また、アブラムシと同じく植物全体の風とおしをよくして、寄生されにくい状態にしておくことが大切です。

まとめ

カーネーションを剪定するときは、花が咲き終わる6月と10月ごろが適切です。切り戻し剪定と摘芯をおこなうことで、樹形が整い新芽の量が増えてキレイに花を咲かせることができます。また、キレイに花を咲かせるためには正しい育て方を理解して、病害虫に注意しておきましょう。

もし、自分でカーネーションの剪定をおこなうのが難しいと感じるのであれば、業者に依頼するのがおすすめです。慣れないまま自分でカーネーションの剪定をおこなうと、失敗して枯らせてしまうおそれがあります。

しかし、業者であればカーネーションが美しく健康的に育つように、正しく剪定してもらうことが可能です。弊社にご連絡いただければ、カーネーションの剪定が可能な業者をご紹介いたします。

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