美味しいピーマンはどう育てる?ピーマンの剪定と育て方のコツとは…

2023.11.20

美味しいピーマンはどう育てる?ピーマンの剪定と育て方のコツとは…

子供が嫌いな野菜の代表格ともいえるピーマン。独特の苦みや青臭さがありますが、大人になるとそれがたまらないと、好きになる方もいらっしゃいます。

実はピーマンはとても育てやすく、ご家庭でも簡単に栽培できるのをご存知でしたでしょうか。今回の記事ではそんなピーマンの剪定方法も含め栽培の仕方をご紹介していきます。ぜひご覧ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ピーマンとパプリカは何が違う?

ピーマンとそっくりな野菜がありますね。それはパプリカです。このピーマンとパプリカの違いをご存知ですか?ピーマンとパプリカの違いをはっきりと説明できる方は少ないと思います。
それもそのはず、実はピーマンとパプリカの違いは実に曖昧なのです。

一般的な分け方としては、緑色のものをピーマン、赤や黄色、オレンジとカラフルなものをパプリカと分けます。また、食べた時に苦みのあるものをピーマン、甘みがあるものをパプリカとする分け方もあります。

ですが、実はピーマンは未成熟な状態で収穫されているため緑色をしていますが、熟してくると黄色やオレンジ、赤と色が変わってきます。これは「カラーピーマン」と呼ばれますが、味も苦みが薄くなり甘みが強くなっていきます。

では、明確な差はないのでしょうか?

ピーマンとパプリカの明確な違いとしては、果肉の厚さと形があります。果肉が薄くて細長くものがピーマン、果肉が厚くて全体的に大きなものがパプリカです。間をとった「ジャンボピーマン」もありますが、あまりお目にかかれるものではありません。

栄養価ではパプリカが遥かに豊富です。ピーマン自体も豊富な栄養を持っていますが、パプリカはそのピーマンの数倍の含有量です。
      ピーマンとパプリカは何が違う?

育てやすいピーマンの品種

ピーマンは病害虫に強く、どの品種でも比較的簡単に育てることができます。ピーマンの剪定にもコツがありますが、大失敗はめったにしないので安心して栽培できます。

・京ひかり
夏秋採りの中早生種です。草勢が強く耐病性があり、育てやすい品種です。実は濃緑で色艶が良く、気温の低い時期でも肥大し、尻づまりが安定しているのが特徴です。

・京波
こちらは夏秋採りの中型種です。草勢が強く、分枝力が旺盛で、多くの実を収穫できる品種です。実は肉厚で色艶がよく、揃いがよいのが特徴です。

・ニューエース
極早生で肥大がよく、成り休みの少ない多収種です。肉厚でボリュームのある、大きなダルマ形の昔ながらのピーマンです。

・レッドホルン・イエローホルン
牛の角のような形をした赤と黄色のカラーピーマンです。実の長さは約15cmで円すい形になり、肉厚で美味しい品種です。極早生で生育が早く、栽培しやすいので家庭菜園に向いています。

この他にもピーマンは多くの種類があります。育てるだけでなく、食べ比べしてみるのも楽しいかもしれません。

ピーマンの育て方

ピーマンを育てるとき、初心者の方は種からではなく苗から育てた方がよいでしょう。
ピーマンのよい苗は、本葉が10枚程度で株全体ががっちりして茎が太く、一番花が咲いているか直前の苗を選びます。

苗を購入してきたら、土に植え付け、定着するまでのおよそ1週間は毎日水をたっぷりと与えましょう。普段の水やりは、土の表面が乾いたときにたっぷりと水を与えるようにすれば十分です。乾燥に弱いピーマンですが、水やりの回数を増やすよりも。一度に与える水の量を増やしてあげたほうが喜びます。

また、強風で茎が折れないように、支柱も立ててあげましょう。
それ以外は基本的に放任で育ちますが、やはりピーマンも剪定などはやってあげましょう。

ピーマンの剪定方法と時期

ピーマンの剪定はまず、一番花を摘むところからです。これを摘み取らないと株がうまく育たなくなります。

一番花のすぐ下にある2つの芽は残すようにします。これが後に側枝となります。主茎と2本の側枝の3本仕立てを基本として育てていきます。重なり合って日光が当たらないようなら剪定が必要です。
開花後15~20日くらいで、収穫期になります。

ピーマンの摘葉や摘花

ピーマンの剪定として、大事なのはやはり一番花の摘み取りです。そして一番花を基準として、その下にある脇芽は全て摘み取ります。小さいうちに見つけて摘み取ることが生長を促し、より多くの実をつけることに繋がります。

また、この摘み取りが病害虫の発生を抑えることにもなります。「ピーマンがかわいそう……」などと思わずに、ピーマンのためにしっかり摘んでいきましょう。
      ピーマンの摘葉や摘花
      

      

まとめ

いかがでしたでしょうか。実は家庭栽培にとっても向いているピーマンは剪定のコツさえ押さえてしまえば、実もたくさんつけて収穫の楽しい植物です。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
もし剪定で分からないことがあればプロの業者に相談してみましょう。

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