甘くてタルトにしたり、クッキーにしたり、バウンドケーキにもぴったりなブルーベリー。地植えだけでなく、プランターなどでも育てることができるので「育ててみたいな。」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。そして、ブルーベリーにもたくさんの品種あり、ブルーベリー狩りなども人気になってきています。
今回は、そんなブルーベリーの品種をご紹介し、剪定方法についてお伝えします。これを機に自分好みのブルーベリーを育ててみてはいかがでしょうか?
ブルーベリーの品種の違い
りんごやみかんのように品種を見て甘さなどを選んでいる私たちですが、ブルーベリーの品種を考えて購入していることは少ないかと思います。
スーパーなどで並ぶブルーベリーはパックに入って売られおり、1種類のみしか見かけません。しかし、家庭で育てる時などは育てやすい品種を選ぶとよいでしょう。詳しくみていきましょう。
・日本で多く栽培されている品種
あおつぶ星・あまつぶ星・はやばや星・うつぎ青・じんば青・えぼし青など
・アメリカが原産地な品種
サザンハイブッシュブルーベリー・ノーザンハイブッシュブルーベリー・ラビットアイブルーベリーなど。
そこから品種改良されたものも多く出回っています。
主にはハイブッシュとラビットアイ系の品種の2つに分けられており、日本で栽培されている品種はハイブッシュブルーベリーの仲間です。
見分け方は葉の形ででき、楕円や卵形の葉はハイブッシュ、葉の縁が細かなギザギザがある葉はラビットアイとなります。収穫時期や実の色も異なります。まとめてみましょう。
【ハイブッシュ】
楕円や卵形の葉です。
収穫時期は6から8月ごろで、。実の色は緑→紫→濃紺(青)と変化します。
【ラビットアイ】
葉の縁が細かなギザギザがあります。
収穫時期は7月中ごろから9月の終わりごろで、実の色は緑→赤→濃紺(青)と変化します。
特においしいブルーベリーの品種を3種類ご紹介しましょう。
1つ目は「エリザベス」です。甘味と酸味が程よくあり、おいしいと人気です。
2つ目は「パトリオット」という品種で、食べごたえあり皮や種も気にならず食べられます。
3つ目は「オニール」で甘くてジューシーで濃い味が人気の理由で、ジャムでもおいしくいただけます。
何年目かで変わる?ブルーベリーの剪定方法
剪定の時期としては、最適なのは1月~2月とされています。しかし、「木を大きくさせる」「たくさん実をつけたい」という目的によって成長段階で異なってきます。
ブルーベリーは、植えてから1年~2年目までは大がかりな剪定は不要です。樹の成長を止め弱くならないように花芽を取り除く程度で大丈夫です。
3年目は、枝を元から切り落とします。混みあっている枝は隙間を出すように枝量を減らし、元気のない枝や内側に伸びている枝は切りましょう。花芽は前年枝の先につくため、3年目以降は花芽を取る必要はありません。
ブルーベリーの夏季方法
ブルーベリーの夏の剪定は、主に風通しをよくするために行われます。冬に剪定を行っていても、春にかけて成長した木の枝は混みあってくる場合があります。太陽の光が葉に行きわたらなくなったり、風通しが悪いと害虫や病気になったりする可能性があるのでとても重要です。混みあった枝や元気のない枝、内側に伸びた枝は全て切り落としましょう。
ブルーベリーの冬季剪定
ブルーベリーの冬の剪定は、夏の剪定同様、基本的には木の枝と枝の隙間を開けて風通りがよくなるように行います。そして、太さ1mm以下、長さ10cm以下の枝は全て切り落としていきます。内側に向かって伸びた枝や重複している枝、根元付近の小さな枝も切り落とします。
大きな剪定となるので「本当に切って大丈夫?」と心配になってしまうかもしれませんが、その後の成長がよいので思いっきり切りましょう。
枝の量を減らすためにたくさん枝を間引くことで、ブルーベリーの粒が大きいものが収穫できたり、長果枝が多く発生して収穫量が増えたりするとされています。
ブルーベリーの剪定のコツ
ブルーベリーの剪定を行う上でのコツをご紹介します。
ブルーベリーは樹なので、剪定する際に通常のはさみは切りにくく、切り口が大きく傷ついてしまいます。大きな傷を受けたブルーベリーは修復に大きなエネルギーを使用するため、成長にも影響を及ぼす可能性があります。
そのため、剪定には、剪定はさみを使用しましょう。約1,000円で購入でき、1本あれば長く使用できます。ホームセンターなどでも購入できるので用意しましょう。
また、ブルーベリーを育てていくうちに樹のバランスをきれいに保ちたいと思うかもしれません。そんなときは「芽傷処理」というテクニックを使うことをおすすめします。
そのテクニックとは、「この辺にあと1本枝があればバランスいいのだけどなあ。」と思った葉芽の上5mmほどの場所に、剪定はさみで傷を入れるだけという簡単な作業です。傷を入れた下の芽から新芽が生えて枝となり、バランスのよい樹となるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はブルーベリーの品種と剪定方法についてご紹介してきました。
プランターなどでも簡単に育てられるブルーベリー。育てたくなった人もいるかと思います。そして、もし育てているうちに困ったことがありましたら、当サイトをご活用ください。
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