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剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

投稿日:2020-01-17 更新日:2020-01-17

剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

バラの手入れは、季節にあった方法でおこないましょう。美しく健康的にバラを育てるためには、一年中お手入れが必要で、季節ごとにやるべき作業が違うからです。

バラは春と秋に花を咲かせます。夏と冬は開花時期に向けての土台作り、春と秋はキレイな花を咲かせる良し悪しを決める時期です。ここでは、季節ごとにおこなってほしいバラの手入れ方法をご紹介します。

どのタイミングで何をしたらいいのかわかれば、バラのお手入れはグンと楽になるでしょう。ぜひ、この記事を参考にバラの手入れをおこなってください。

春のバラの手入れは芽かきが重要

春のバラの手入れは、「芽かき」をおこなうのが大切です。芽かきとは、不要な芽を取り除く作業のことをいいます。ひとつの株から複数の芽が同時に出ていると、とても負担がかかり、花が咲かない原因になるのです。

春に花を咲かせるためには、とても大切な作業ですので、必ずおこないましょう。では、春のバラのお手入れ方法を詳しく解説していきます。

春の手入れ1:芽かき

芽かきは、ひとつの芽に栄養を集中させてキレイな花を咲かせるために必要な作業です。とくに大輪を咲かせるハイブリッドティー系のバラは、1株に1芽の割合になるように芽かきをしましょう。

生育の悪い芽や一か所からたくさんの芽が出ているもの、伸びている方向が悪い芽、葉や茎の付け根から出る脇芽が芽かきの対象です。背が低く、花がつきやすいミニチュア系やポリアンサ系のバラは芽かきをしなくても構いません。

剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

春の手入れ2:水やり

バラの水やりは月によって頻度が異なります。3月~5月までの春におこなう水やりについて以下にまとめました。

3月:地植えは雨が降らなければ10日に1回・鉢植えは3日~4日に1回
4月:地植えは3日~5日に1回・鉢植えは土の表面が乾いたら与える
5月:1日1回を目安におこなう

新芽が伸びる春の時期は、水切れに注意してください。水切れを起こすと、花芽が育たず花が咲かない原因になります。芽が伸び始め、蕾が色づくまではたっぷり水を与えることを意識しましょう。

春の手入れ3:肥料

3月に追肥を与えます。春は、バラが休眠から目覚める時期です。そのため、活動に必要な養分を与えるために有機肥料を与えましょう。冬の間にすでに施している場合は必要ありません。

春の手入れ4:病害虫の防除

暖かい季節になってくると、害虫の活動が活発になってきます。とくに、アブラムシが3月下旬から発生するようになります。殺菌剤や殺虫剤を散布して予防をしましょう。

4月~5月は、うどんこ病にかかりやすいです。うどんこ病にかかると、うどんこをまぶしたように白い粉が葉につくようになります。薬剤散布を月2~3回おこなうようにして、防除をしてください。

春の手入れ5:苗の植え付け・鉢替え

苗の植え付けや鉢替えをするなら、4月~6月ごろが向いています。植え付けをする場合は、新しい土を使いましょう。バラ専用の培養土を使用するのがおすすめです。

苗は枝が細く折れやすいため、支柱などで固定しておきましょう。鉢の大きさは、6~7号に植え付けるのがおすすめです。

鉢が大きすぎると水分を溜めこみすぎて根腐れを起すことがあるので、苗の大きさにあったサイズを選びましょう。植え付けた後は、たっぷり水を与えるようにしてください。

夏の手入れはシュート剪定をおこなおう

シュートとは、春時期に咲いた花が咲き終わると伸び始める「太い芽」のことです。シュートを剪定することで、栄養バランスや形を整えます。ここでは、シュートの選定をはじめとした夏の時期におこなうバラの手入れについて紹介していきます。

夏の手入れ1:シュート剪定

シュートは、花がら切りの後におこないます。花がら切りは、5枚葉を1枚付けた下の枝を剪定してください。シュートが30~40㎝ほど伸びたら、5枚葉を6~8枚の間で剪定します。

剪定したところからまた芽が伸びてきますので、5枚葉を6~7枚残して先端を剪定してください。シュートの剪定は2~3回繰り返します。

枝の途中から伸びてきたわき目は、摘み取りましょう。また、ツルバラのシュートはツル状に伸びていきますので、まっすぐ伸びるように誘引をしてください。

夏の手入れ2:マルチング

バラを強い日差しから守るため、梅雨が明けたらマルチングをおこないます。マルチングとは、直射日光を遮るために土の表面をワラや刈草、シートなどで覆うことです。

マルチングをおこなう前に、雨で固まった土を軽く耕して空気や水の通りをよくしておきましょう。土が固いと、根に養分が届きにくくなります。土を耕したら、マルチングをして直射日光から守りましょう。

夏の手入れ3:水やり

梅雨時期の水やりは、ほとんど必要ありません。雨の降らない日は、土が乾いていたらおこなってください。

梅雨が明けると日照りが続き、土が乾燥しやすくなります。そのため、朝と夕の2回水やりをおこないましょう。水を効果的に与えたいなら、株元に円状の土を盛って水が流れないように工夫するとよいです。

剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

夏の手入れ4:肥料

開花後・梅雨時期である6月は体力を消耗しており、雨によって養分が流れ出ている状態です。そのため、化成肥料を株の周りに与えます。

また、秋にも開花する品種のバラを育てている場合は、8月下旬に再び肥料を与えてください。地植えで育てている場合は、化成肥料・有機肥料のどちらも適しています。鉢植えで育てている場合は、緩効性肥料が向いています。

夏の手入れ5:病害虫の防除

夏の時期は、黒星病にかかりやすくなります。10日に1回は薬剤散布をしましょう。また、葉ダニも発生しやすくなっていますので、ダニ用の殺虫剤も散布してください。黒星病や葉ダニが発生すると、葉が枯れおちてバラの成長に影響を及ぼすので注意しましょう。

秋の手入れは剪定が命

秋は、バラをキレイに咲かせるために剪定をおこないましょう。9月上旬ごろにおこなうのがおすすめです。剪定の時期が遅れてしまうと、開花時期が遅れてしまったり花が咲く前に冬がきてしまったりします。そのため、秋の剪定は早めにおこないましょう。

ただし、秋に花を咲かせない一季咲きバラは、秋剪定に向いていませんので注意してください。ここからは、秋のお手入れについて紹介していきます。

秋の手入れ1:秋剪定

外向きに伸びている枝を残して、枯れ枝や変な方向に伸びている枝などを剪定します。バラが弱っている場合は、できるだけ多くの葉を残すことを意識しておこなってください。

不必要な枝を剪定したら、株全体の剪定もおこないましょう。株全体の1/4を切るように剪定をしていきます。芽の少し上を剪定していくつもりでおこなうとよいです。

剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

秋の手入れ2:マルチングの除去

夏の時期におこなっていたマルチングを除去しましょう。9月の下旬から10月上旬までにおこなうとよいです。マルチングを除去して、バラの活動が活発になるように日に当たるようにしておきましょう。

秋の手入れ3:水やり

9月ごろまでは暑い日が続きます。そのため、夏の時期と同じように水やりをする必要があります。とくに剪定をした後は、新芽が伸びるにつれて土が乾きやすくなるため、乾燥しないように水やりをおこないましょう。

涼しくなってからは、台風などで雨量も増えてきます。そのため、2~7日に1回程度水やりをしましょう。土が乾燥してきたら、水やりをする程度で十分です。

秋の手入れ4:肥料

芽を育てるために、秋剪定をした後は肥料を施します。化成肥料を株周りにまき、たっぷり水を与えてください。花が開花し始めたら、肥料を与えるのをやめます。開花し終わったら、栄養不足を解消するためにリン酸、カリを含む肥料を与えましょう。

秋の手入れ5:病害虫の防除

涼しくなってくると、病害虫の活動が活発になってきます。黒星病やうどんこ病にかかりやすくなり、コガネムシやカミキリムシの幼虫がつきやすくなったりします。開花をする前に、薬剤散布をして徹底的に防除をしておきましょう。黒星病やうどんこ病の菌は、落ち葉に付着してそのまま越冬をするので、早めにかき集めて処分をしておくことをおすすめします。

冬の手入れは春への下準備

キレイなバラを春に咲かせたいなら、休眠期である冬の時期のお手入れが大切です。夏や秋のお手入れをどれだけ頑張ったとしても、冬のお手入れをサボってしまうと台無しになります。冬時期のバラの手入れについてご紹介していきます。

冬の手入れ1:剪定

1月に冬の剪定をおこないます。遅くても2月中までに剪定をおこないましょう。

枯れ枝や弱った枝、細い枝、花付きの悪い枝など不要な枝を付け根から切り落としてください。昨年の枝は残すようにしましょう。ただし、四季咲きバラの中輪やミニバラは細い枝を残すようにしてください。

また、枝は全体の高さから1/2~1/3程度に切り戻します。弱々しいシュートは切り落とし、元気のよいシュートを残すようにしましょう。

剪定方法は季節ごとで異なる!バラの手入れ方法を季節ごとに解説

冬の手入れ2:土替え

鉢で育てている場合は土替えをおこないましょう。鉢の中の根がいっぱいになると土が固くなり、これ以上成長しなくなります。そうなると、バラの育ちが悪くなるのです。

株が大きく育っているなら、今使用している鉢より2回り大きい鉢に替えます。株がそこまで大きくなっていない場合は、土だけ新しいものに替えましょう。バラの土替えは1月中旬までにおこなうのが最適です。

冬の手入れ3:水やり

冬の時期は、基本的に水やりは必要ありません。ただし、バラが枯れてしまわないように土が乾いたら水をたっぷり与えるようにしましょう。植え替えをした場合は、水枯れをしないように注意をしてください。

冬の手入れ4:肥料

寒肥を12~1月ごろに施しましょう。寒肥は、年間を通して栄養分が失われないように微生物を活性化させる役割があります。冬剪定をした後におこなうのがおすすめです。

有機肥料を堆肥と混ぜ合わせて株元に与えるか、化成肥料を施しましょう。即効性のある肥料は与えすぎると根腐れを起すため、適切な容量を守って与えてください。緩効性の肥料を使うのがおすすめです。

冬の手入れ5:病害虫の防除

冬の時期になるとカイガラムシやハダニがつきやすくなります。カイガラムシがついていた場合は、ブラシなどで擦り落としましょう。またほかの病害虫が発生しないように、薬剤散布をしてください。

まとめ

バラの手入れは、一年中を通しておこなわなければなりません。さらに、季節ごとにあわせた手入れが必要になります。普段の水やりや肥料やり、病害虫の防除だけでも季節ごとに大きく異なるのです。

バラをもっと手軽にキレイに育てたいなら、剪定だけでも業者に依頼をするのがおすすめです。剪定業者に依頼をすれば、バラの品種や状態にあわせた方法でおこなってもらえるでしょう。

また、植物の知識が豊富なためバラのお手入れ方法を相談したり、病害虫対策も一緒におこなってくれたりすることもあります。バラのお手入れを業者に依頼をしたいなら、弊社へご相談ください。弊社では、日本各地を対象に経験が豊富な剪定業者をご紹介しております。まずはお気軽にご連絡をお待ちしています。

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この記事を書いた人
編集者:しずえ
ガーデニングが趣味。以前プランターに付く害虫に悩まされたことがあり、駆除に効く薬の知識が豊富。分かりやすい言葉で解説できるよう心掛けている。

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2020-01-17 17:53:24
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