ドラセナを庭木として植えよう!育て方・植えつけ方法を徹底解説!

2023.11.20

ドラセナを庭木として植えよう!育て方・植えつけ方法を徹底解説!

ドラセナを庭木として育てる場合の剪定は、頻繁におこなう必要はありません。しかし、小さいときに庭木として植えたものも、大きくなると、場所が狭くなることもあります。また、大きくなりすぎると形が崩れることもあるため、最低限の剪定は必要です。

この記事では、ドラセナを庭木として育てる方法を紹介します。ドラセナを育ててみたいと考えている方やドラセナを育てている方は、ぜひ参考にしてみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

どんな植物なのかを知ろう!

ドラセナとは、熱帯アジア、熱帯アフリカに分布している常緑性の樹木です。種類は50種類以上あり、葉の色は緑色だけでなく黄緑色や赤色など、たくさんあります。観葉植物として育てられるだけでなく、幸福の木としてプレゼントで贈られることもあるります。

ドラセナは熱帯地域原産であるため、寒い環境に弱く、10℃くらいの環境で育てるのがよいとされます。温暖な環境を好み、日当たりがないと日照不足になってしまう一方、日光に当たり過ぎると葉が焼けて枯れてしまうおそれもあります。日当たりがよすぎても悪すぎてもよくない、とてもデリケートな植物なのです。

デリケートな植物であるドラセナですが、種類によっては日陰でも問題なく育つものや日光への耐性が高いもの、病気に強い種類など、さまざまな種類があります。色や模様、形や大きさもさまざまで、日陰に強い品種も多いことから、室内に置く観葉植物として人気があるのです。

ドラセナを庭木として植えよう!育て方・植えつけ方法を徹底解説!

ドラセナを庭木として植えるには?

ドラセナを庭木として育てたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、庭木として育てるのにおすすめのドラセナを紹介します。

庭木にピッタリな品種

庭木・地植えとしておすすめなドラセナを紹介します。ここではみっつ紹介します。

ドラセナ コンパクタ
文字通りコンパクトに飾ることができます。枝が短いので、場所をとりたくないという方にはよいかもしれません。ドラセナのなかでも成長が遅く、丈夫で育てやすいです。長く育てたいという方にはおすすめでしょう。

ドラセナ コンシンネ
花言葉で「真実」を意味します。葉は真っ直ぐ上に曲がるように伸びているのでとても目立ちます。日陰が苦手なので、明るい場所に置いておくのがよいでしょう。

ドラセナを庭木として植えよう!育て方・植えつけ方法を徹底解説!

ドラセナ フレグランス マッサンゲアナ
幹が太く、直立しているのが特徴のドラセナです。庭木やプレゼントとして人気があるだけでなく、お店の開店祝いなどにも送られることが多いです。

ドラセナを植えてみよう

ドラセナを植えつける場合は、水はけのよい観葉植物用の培養土を用意しましょう。ドラセナが大きくなることも考えて十分なスペースを用意します。穴を掘ってドラセナの根を埋めましょう。ドラセナは日光に弱く、葉が焼けて枯れてしまうことがあります。しかし、日当たりがないと日照不足になってしまうので、とてもデリケートな植物です。そのため、強い日差しを避け、半日陰の場所に植えるようにします。

また、ドラセナは寒い環境も苦手としており、5℃~10℃以上でドラセナを育てるのがよいといわれています。そのため、冬の気温が5℃以下になる地域では地植えで育てるのはむずかしいでしょう。また、暑さには強い植物ですが、風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるため、できるだけ風通しがよい場所に植えるようにしましょう。

ドラセナを庭木として楽しむために|育て方・剪定

ドラセナを育てるためには、ほかにも必要なお手入れがあります。ここでは、ドラセナの育て方のポイントを紹介します。

水やりと肥料のタイミング

ドラセナは、水をよく吸う植物なので水やりが必要です。ドラセナは根が湿ったままであると、枯れてしまうことがあります。そのため、常に水やりをする必要はなく、土の中が乾いている状態になったら鉢底から水が出てくるくらい水やりをするのがよいです。ただし、受け皿に水が溜まったら、早く捨てましょう。水を溜めた状態のままだと、土が湿ったままになり、根が腐るおそれがあります。

肥料はほとんど与える必要はありませんが、成長を早めたい方は緩効性肥料を春から秋にかけて与えるのがよいでしょう。緩効性肥料とは、効き目がゆっくりで、効果が長続きする肥料のことです。

ただし、冬に肥料をあげるのはやめましょう。冬は成長のスピードが遅くなるので、植物体が肥料を吸収しません。そのため浸透圧によって根から水分が土壌に流れ出す現象である肥料やけを起こして、枯れてしまうおそれがあるからです。

ドラセナを庭木として植えよう!育て方・植えつけ方法を徹底解説!

この病害虫には気をつけよう!

植物には、害虫がつきものです。ここでは、ドラセナにつきやすい害虫について紹介します。

ハダニ
ハダニは、体長が0.5mmくらいで、葉に寄生して吸います。春から秋にかけて発生することが多く、ハダニに吸われてしまった葉は色が白くなって枯れるおそれがあります。

アブラムシ
アブラムシは、体長が2mmから4mmくらいで数多くの種類がいます。葉に寄生して吸うだけでなく、ウイルス病を媒介することもあります。一匹だけでなく、群れで植物に寄生することがあるので、見つけた際はすぐに駆除しましょう。

カイガラムシ
カイガラムシは、体長が2mmから10mmくらいで、種類によって大きさが違います。カイガラムシが付着することによって、吸汁されて、育たなくなってしまいます。また、見た目も損ねてしまいます。

害虫の対策として、葉の色が悪くなってしまったら切るようにしましょう。また、ドラセナに付着しているのを見かけたら、歯ブラシなどを使って取り除くのがよいです。

ほかにも、薬剤をかけることも対策として有効です。しかし、薬剤によっては、植物に使用できるものもあれば、できないものもあります。ドラセナに適した薬剤を使用する必要があるといえます。

形が崩れたときには剪定で整える

枝が伸びすぎていている、形が崩れてしまっているようなときは剪定するのがよいです。ドラセナを剪定する場合は切り戻し剪定をおこないましょう。

切り戻し剪定とは、伸びすぎた枝などを切って短くし、形を整えることです。成長を促すだけでなく、風通しをよくすることで、病気などの予防も期待できます。

切る枝は、伸びすぎてしまっている枝や混みあっている枝などです。剪定は、5月から7月ごろにおこなうのがよいです。ドラセナは頻繁に剪定する必要はなく、2年から3年に1度剪定するのがよいといますが、ドラセナの様子を見ながら、剪定するかどうか見極めましょう。

むずかしい剪定は業者がおすすめ

ドラセナが大きくなっていて、自分で剪定するのが大変な場合は、業者に依頼することをおすすめします。プロの業者に依頼すれば、自分で作業する必要がなく、適切にドラセナを剪定してくれるでしょう。

まとめ

今回はドラセナの育て方を紹介しました。ドラセナは庭木として育てるだけでなく、プレゼントとしても送られることが多い植物です。

ドラセナに水やりをする際は、乾いたらあげるようにしましょう。水をやりすぎて、土が湿っている状態が続いてしまうと枯れてしまうことがあります。肥料は、春ごろに緩効性肥料を2ヶ月に1回のペースで、秋ごろは液肥を2週間に1回のペースであげるとよいでしょう。冬は肥料を与える必要ありません。

ドラセナの剪定は、切り戻し剪定をおこないます。伸びすぎてしまっている枝などを切って形を整えましょう。剪定をおこなうことによって見た目がよくなるだけでなく、病気なども予防することが期待できます。

ドラセナの剪定でお困りであれば、ぜひ生活110番をご利用ください。ドラセナを剪定する業者を紹介いたします。


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