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紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

投稿日:2019-10-25 更新日:2019-10-29

紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「紫陽花の花をきれいに咲かせたい……」というときに大切になるのが、剪定のタイミングです。剪定はタイミングを間違えると、花芽を切ってしまい花が咲かなくなってしまうおそれがあるのです。

この記事では、紫陽花の剪定のタイミングや方法について詳しくご説明します。ほかにも、紫陽花の増やし方や気をつけたい病害虫についても解説します。この記事は、剪定をはじめておこなう方にも理解していただきやすい内容となっています。剪定の正しい知識を身に付け、きれいな花を咲かせましょう。

紫陽花の剪定をやってみよう!

まずは、紫陽花の剪定のタイミングや方法をご紹介します。きれいな花を咲かせるためにも、以下の内容を参考にしてみてください。

【重要】花後の剪定

紫陽花の剪定は、花後である7月におこなうのがベストです。遅くても8月上旬までにおこなうとよいでしょう。なぜなら、花後に剪定をおこなえば花芽を切ってしまうおそれがないからです。

秋になると、紫陽花は花芽を付けはじめます。秋以降に剪定をおこなうと、誤って花芽を切ってしまうことがあり、翌年花が咲かなくなるおそれがあるのです。翌年に咲く花の数を減らさないためにも、7月~8月上旬までに剪定をおこないましょう。

中には、「花芽を切ってしまって花が咲かなくなるなら、そもそも剪定しないほうがよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、紫陽花は剪定しておくことをおすすめします。

剪定をおこなうことで、紫陽花が鑑賞しやすくなるからです。紫陽花は茎の先に花をつける性質があるので、剪定をおこなわないと上のほうばかりに花がついてしまい、見栄えが悪くなります。さらに、上のほうばかりに咲いていると、観賞しづらくなってしまいます。十分に紫陽花の花を楽しむためにも、剪定は必要なのです。

紫陽花の剪定で切る枝は、今年花をつけた枝です。紫陽花は、今年花をつけた枝は翌年には花が咲かないという性質を持っているからです。今年花をつけた枝は、だいたい花から2節目の部分で切り落としましょう。

さらに、花後は、花がら摘みもおこなっておきましょう。花がら摘みとは、咲き終わった花を摘み取ることです。もし、咲き終わった花を放置しておくと、養分が奪われて花がつきにくくなってしまうのです。

きれいな花をたくさん咲かせるためにも、剪定とあわせて花がら摘みもおこなっておきましょう。

必要に応じて:休眠期の剪定

11月~3月の休眠期の剪定は、やらなくても大きな問題はありません。しかし、紫陽花の内部が混み合ってしまい、日当たりや風通しが悪くなっていることがあります。その結果、光合成がうまくできなかったり害虫が発生してまったりして、紫陽花が弱ってしまうおそれがあるのです。

そこで、休眠期に剪定をおこなえば、日当たりや風通しをよくすることができるでしょう。休眠期の剪定では、ほかの枝の生育を阻害する枯れた枝・古い枝・細い枝を根元から切り落としてください。

ただし、休眠期は花芽がついている可能性が高いので、切り落とさないように注意しながら剪定しましょう。

必要に応じて:強剪定

「樹形が乱れた」「株が大きくなりすぎた」といったときは、強剪定をおこなって株をコンパクトにしましょう。このとき、すべての枝を根元から30cmくらいの高さのところで切り落としてしまってください。翌年花は咲きませんが、株をコンパクトにすることができます。

初めての方にはこんな品種がおすすめ

はじめて紫陽花を育てる方は、「アナベル」という品種がおすすめです。暑さや寒さに強くお手入れの手間もあまりかからないので、初心者にも育てやすいのです。

アナベルは、時期によって色が変化していきます。つぼみの頃は淡い緑、開花すると白やピンク、咲き進むと緑になり、色の変化を楽しむことができます。

そんなアナベルは、ほかの紫陽花と剪定時期が異なります。アナベルは、4月ごろから花芽をつくり、6月~7月にかけて花を咲かせます。そのため、花が終わったあとの8月前後から3月ごろまでの間に剪定するとよいでしょう。

紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

紫陽花を増やすなら剪定した枝を有効活用しよう

紫陽花を育てている方の中には、「紫陽花を増やしてもっと楽しみたい」という方もいらっしゃるかもしれません。紫陽花は、挿し木と呼ばれる方法で増やすことが可能です。挿し木とは、株から切り取った枝を、土に挿して発根させる方法です。挿し木の手順を以下にまとめました。

紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

【1.挿し穂を準備する】

挿し穂を準備しましょう。挿し穂とは、挿し木に使う枝のことです。はじめに、剪定した枝を10~15cmほどに切りそろえてください。

このとき、断面を斜めに切るのがよいでしょう。斜めに切れば、切り口の表面積が大きくなって水を吸い上げやすくなり、根が出やすくなるのです。また、葉は2~3枚程度残して、ほかはすべて取り除いておいてください。

【2.水揚げする】

挿し穂を水揚げしましょう。水揚げとは、挿し穂に水分を吸わせることです。水揚げをおこなうことで、挿し穂の乾燥を防ぐことができます。水揚げは、水を入れたコップに挿し穂を入れて、2時間程度浸けておくとよいでしょう。

【3.用土に挿す】

用土に挿し穂を挿しましょう。挿し穂の用土には、赤玉土や鹿沼土などの用土を使うとよいといわれています。

【4.様子を見る】

発根するまで日陰に置いておきましょう。この期間は、土の乾燥を防ぐために水やりをおこなってください。用土に挿した後、3日目までは毎日水を与えてください。4日以降は、土が乾いたくらいに与えるのがよいでしょう。挿し木が乾燥してしまうと発根しないこともあるので、水やりは忘れずにおこなってください。

だいたい1~2か月経てば、十分に根が生えてくるでしょう。根が生えたら、地面や鉢に植えかえれば、作業完了です。

紫陽花の剪定はこんな病害虫予防にも必要不可欠

紫陽花を上手に育てるには、病害虫の予防も必要不可欠です。ここでは、紫陽花で気をつけたい病害虫について、いくつかご紹介します。

紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

【害虫】

紫陽花で気をつけたい害虫は、以下のとおりです。

アブラムシ

アブラムシは、植物の葉の裏に発生する害虫です。アブラムシが発生すると、植物の汁を吸い、栄養を奪います。アブラムシの被害に遭った紫陽花は、栄養が足りなくなって弱ってしまいます。

カイガラムシ

外見は貝殻をかぶっているように見える虫で、アブラムシと同様に植物の汁を吸います。そのため、アジサイの生育を阻害するおそれがあるので、見つけたら、薬剤をまくかブラシのようなもので、こすり落としましょう。ただし、ブラシを使うときは、幹などを傷つけないように注意しましょう。

また、アブラムシやカイガラムシは風通しの悪い場所に発生します。そのため、アブラムシやカイガラムシの発生を防ぐには、剪定をして風通しをよくすることが有効です。

【病気】

紫陽花で気をつけたい病気は、以下のとおりです。

うどんこ病

うどんこ病とは、葉が白い粉のようなもので覆われる病気です。うどんこ病になると、見た目が悪くなるほか、発症した部分が光合成をおこなえず、弱ってしまいます。

炭そ病

炭そ病とは、葉に暗褐色の斑点ができる病気です。放置しておくと、斑点がだんだん灰白色に変化し、サイズも大きくなっていき、枯れてしまうこともあります。

輪斑病

輪斑病とは、葉に円形の淡い褐色の斑点ができる病気です。だんだん斑点が大きくなっていき、葉が変形していきます。その結果、枯れることもあります。

うどんこ病・たん素病・輪斑病は高温多湿の場所に発生しやすいといわれています。剪定をして風通しをよくすることで、病気を予防することができるでしょう。

【おまけ】紫陽花の色は土で決まる?

紫陽花の色は、土のpHで決まるといわれています。土が酸性だと紫陽花の色が青くなり、アルカリ性や中性だと赤系の色になるようです。

紫陽花の色が変化するのは、アントシアニンと呼ばれる成分が関係しています。もともと、紫陽花はアントシアニンの影響で赤系の色をしています。しかし、酸性の土壌の場合は、アルミニウムが溶け出していて、それを紫陽花が吸い込みます。そして、アントシアニンと反応することで青くなるのです。

日本は雨が多いため、酸性の土壌となっているところが多く、青い紫陽花が多いといわれています。

紫陽花の剪定は【時期】がポイント!剪定枝の挿し木活用法も解説!

まとめ

紫陽花のメインの剪定は、花が咲いた後におこないましょう。秋以降におこなうと、花芽を切ってしまうおそれがあり、翌年咲く花の数が減ってしまうかもしれません。花後の剪定では、今年花をつけた枝を切り取っていきましょう。花後の剪定のほかにも、必要に応じて休眠時の剪定や強剪定をおこなってください。

紫陽花は挿し木で増やすことができます。紫陽花をもっと楽しみたいという方は、試してみてください。

また、紫陽花を育てる際は、病害虫の予防をすることも重要です。病害虫は風通しが悪い・高温多湿の環境で発生することが多いので、剪定することで予防できます。

もし、自分での剪定が難しい方は、剪定業者に依頼してみることをおすすめします。経験や知識が豊富なスタッフに、丁寧に剪定をおこなってもらうことができます。

生活110番では、剪定業者をご紹介しています。生活110番の加盟店では、剪定に詳しいスタッフが、丁寧に作業をおこないます。紫陽花の剪定にお悩みの方は、ぜひ生活110番までご相談ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-10-29 16:06:44
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