デコポンを育ててみたいけど、大変そうだと感じている方がいるのではないでしょうか。しかし、デコポンは難しい作業をほとんど必要としない植物なので、初心者の方でも気軽に育てることができます。また、栽培が上手くいけばたくさん実を収穫できるかもしれません。
そこで今回は、デコポンの育て方についてご紹介します。剪定方法や実の収穫のやり方についても触れていくので、ぜひ参考にしてみてください。
デコポンの育て方➀植える
デコポンを育てるなら、たくさん実を収穫したいと考える方がいるかもしれません。そういった場合、デコポンの育てる方法を知っておくことが大切です。適した環境で育てることで、たくさん実を作ることもできるかもしれません。
デコポンは基本的にどの土でも問題ないのですが、水はけがよい土を使用するとよいでしょう。水はけが悪いと、根が弱ってしまうおそれがあります。そのため、使用する土は栽培をするときによく用いられる、赤玉土や腐葉土などを混ぜたものがよいでしょう。
植えつけや植え替えをする時期は、3月から4月ごろが適期とされています。デコポンは根が細いものが多く、根詰まりをおこすこともあるので、鉢植えが小さくなったらできるだけはやく植え替えをしてあげるようにしましょう。
またデコポンは、日当たりのよいところを好みます。順調に成長していくとかなりの大きさになってしまうので、鉢植えより庭植えで栽培するのがよいでしょう。
デコポンの育て方②手入れをする
肥料はデコポンの育て方でも重要な役割をもっています。鉢植えと庭植えのどちらでも、3月ごろに有機質肥料を与え、6月から8月・10月から11月に速攻性化成肥料を与えましょう。
この時期におこなうことで、実りがよくなったり、根の張りが強くなったりするのです。また、栽培しているときには、アゲハチョウの幼虫やカイガラムシなど病害虫の被害に注意し、発見したとき対処できるようにしましょう。
アゲハチョウの幼虫
おもに葉を食害され、次第に葉がすべてなくなってしまうこともあります。7月から9月ごろは幼虫が発生する時期なので、被害が大きくなりやすいため十分な注意が必要です。
カイガラムシ
枝や茎などに寄生して、養分を吸いとり植物の成長に悪影響を及ぼします。また、カイガラムシの排泄物ですす病にかかってしまうこともあります。すす病にかかると、黒いすすが付着したような状態になり見た目が悪くなってしまうのです。
デコポンの育て方➂剪定・摘果をする
デコポンは、植えつけてから3年ほどは剪定する必要がありませんが、4年目以降は増えすぎた枝や込み合っている枝を切っていきます。
デコポンは日当たりがよくないといけないので、木全体に日光があたるように剪定していきましょう。剪定をして日当たりがよくなると、病害虫の発生する危険性がおさえられるので、定期的におこなってきます。
デコポンは成長すると、1.5メートル以上の高さまで大きくなることもあります。しかし、あまり成長しすぎてしまうと個人での剪定が難しくなってしまうかもしれません。そのため、作業が難しいと感じるようなら、業者に依頼して枝を切ってもらうことをおすすめします。
デコポンは、4年から5年程度で実をつけるようになるので、そのころから摘果をおこなうようにしましょう。また、デコポンの育て方において、摘果は重要な作業です。摘果とは、増えすぎてしまった実や遅く実ったものをある程度減らすことをいいます。
毎年実をつけさせるためには、1度の収穫ですべての実をとることはできません。毎年たくさんの実をつけるとデコポンの木の養分がとられすぎてしまい、翌年に実をつけなくなるおそれがあるからです。そのため、サイズが小さいものや傷がついてしまっているものを省いていくのです。
デコポンの育て方④実を収穫する
デコポンの実を収穫するのは、1月から2月ごろが適期です。デコポンの育て方によって収穫できるタイミングにはばらつきがでてきます。デコポンの種類によっても収穫時期が異なるようなので、収穫するタイミングには注意しましょう。
また、適期に収穫したデコポンはすぐ食べてしまわず、3月から4月まで保管しておくとよいでしょう。これは追熟という手法で、収穫から時間をおいてから食べると甘さが増して、よりおいしく感じるというものです。
デコポンを収穫したら、やはり実のでき映えが気になります。生で食べる場合、果肉を包んでいる皮のようなものがありますが、あまりとらない方がよいそうです。これは食物繊維が多くふくまれている部分なので、苦手でなければ食べてしまいましょう。
ほかにも、ジュースやケーキのトッピング、ジャムにするなど、さまざまな食べ方があります。好みで色々な食べ方を試してみるのもよいかもしれません。
まとめ
デコポンの育て方で気をつけることは、日光がしっかりとあたる場所を選ぶことです。また、しっかりと剪定をすることも重要です。枝が増えすぎてしまうと、木の内側に日光があたらなくなってしまいデコポンが弱ってしまうおそれもあります。
実を収穫するためには、毎年しっかりとした剪定をおこなう必要があります。毎年剪定をおこなうのは大変なだけでなく、忙しい方はその時間を作るのも難しいかもしれません。
そのようなときは、業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼することで、毎年おいしいデコポンを収穫することができるのではないでしょうか。
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