イヌマキで生垣を作ろう!おすすめの作り方やコツをまとめて解説!

2023.11.20

イヌマキで生垣を作ろう!おすすめの作り方やコツをまとめて解説!

生垣は、通りなどから家の中がみえないようにする効果があります。イヌマキは、手入れがしやすく、年中葉が落ちない植物で寒暖にも強いので、よく生垣に使われている植物です。

イヌマキで生垣を作ると害虫被害にあうこともめったにないため、家のまわりにあっても手入れがしやすいかもしれません。当コラムを読んでイヌマキの手入れ方法を確認し、生垣を作って、プライバシーを守りましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

イヌマキの生垣がおすすめな理由

日本や東南アジアが原産地であるイヌマキは、1年中緑の葉が楽しめる木です。あたたかい場所をよく好み、生垣によく使われます。成長スピードは比較的遅いですが、大きくなると1.5~5m程まで大きくなります。成長が遅いため、剪定もしやすいといわれています。イヌマキは他にも以下のような特徴があるのです。

塩分や砂地に強い

植物によっては、潮に弱く塩害におびやかされることもあります。塩害とは、風などによって砂に潮が入ったことが原因で、植物が枯れてしまいます。海が近い場所で生垣を作りたい際は、塩害に強いものを選ぶ必要があるのです。しかし、イヌマキはこの塩分に強い品種もあり、塩害の対処をしなくてもいいといわれています。

枝の密度を上げる方法

生垣を作るときに重要なのは、枝の密度です。枝の密度が低ければ、目隠しとして役立たないくらい隙間が目立つこともあります。そのため、枝の密度を高めるには、刈り込みをおこなう必要があります。枝との間隔をあけるわけではなく、形を整えるためにおこなっていきます。

イヌマキで生垣を作ろう!おすすめの作り方やコツをまとめて解説!

生垣づくりのポイント

家庭で生垣を作る際は、注意しなくてはならないことがあります。それは、植え方と生垣の高さです。育て方をあやまってしまうと、どのような危険があるかをみていきましょう。

間隔をあけて植える

生垣を作るためには、苗植えをする必要があります。苗を植える間隔をあけないと、湿気が葉などにたまりやすくなり、カビの原因になりかねません。一度病気になると、最悪の場合枯れてしまうことも考えられます。

低めにする

主枝は、基本的に短く切っておきます。主枝を切ると横に成長しようとするため、あまり高くなることがなく手入れをするのも楽です。あまりにも大きくなりすぎると、木の重心がうえになりバランスが悪くなります。そうなるとたおれてしまう危険性があるため、特に通り沿いに植える予定の方は、十分注意してくださいね。

刈り込みをして形を整る

剪定は聞いたことがあるが、刈り込みについては知らないという方もいるのではないでしょうか。剪定は、枝と枝の間隔をあけて通気性をよくするためにおこないます。刈り込みは、形だけを整えるための作業です。生垣の場合、家の中がみられないようにするためにも形を整えることはとても大切になります。

刈り込みの際、始めに生垣の高さを決めて切っておく必要があります。主幹を切るとイヌマキは、横に広がろうとするのです。そのため、イヌマキで生垣を作るためには、主幹を切っておくことが重要です。主幹は固いので、のこぎりなどを用意するといいかもしれません。

イヌマキで生垣を作る場合、6月と10月の2度刈り込みをおこないます。生垣は横長の長方形を作ることがポイントなので、飛び出している枝は切るようにしましょう。

また、生垣の枝を密にしすぎてもカビが生えてしまうことがあります。カビが生えるとイヌマキが枯れてしまうおそれがあるので、枝が重なっている箇所や日が当たりにくい箇所は剪定をしましょう。また、ある程度日が当たり風通しよくしておくと成長しやすくなります。

イヌマキで生垣を作ろう!おすすめの作り方やコツをまとめて解説!

イヌマキだけじゃない!生垣にオススメな木4本!

生垣は、イヌマキだけでしか作れないというわけではありません。では、イヌマキ以外で生垣に向いている植物はなにがあるのでしょうか。

ツゲ

原産国が日本であるツゲは、寒暖に強くゆっくり成長するためとても生垣に適しています。3月~10月の間であれば、いつでも剪定しても大丈夫なので、初めて育てる方でも手入れしやすいといわれています。

マサキ

年中緑の葉がついているマサキは、日陰でも問題ないため育てやすいといわれています。品種によって、葉の色が若干異なるところもみどころです。花はつけませんが、冬頃にはきれいな赤い実が成ります。

アオキ

ギザギザした葉っぱが特徴的なアオキは、古くから日本にある植物です。アオキは、日が当たらない場所でも育てることができるため、日陰になりやすい箇所の生垣としても使用することができます。

金木犀(きんもくせい)

オレンジの香高い花を咲かせる金木犀は、日がよく当たる場所を好みます。庭に金木犀があれば、視覚と嗅覚両方で楽しむことができ、日よけにもなるのでとてもおすすめです。年間通して暖かい地域に植えるとよく育ちます。

生垣として多く利用されている植物は上記以外にもたくさんあります。それぞれ育て方や剪定時期などが異なるので、しっかりチェックしておきましょう。もし、剪定の仕方がわからないようでれば、業者に依頼してもいいかもしれません。

まとめ

イヌマキは、砂や塩分にも強いため海の近くでも育てることができます。また、家のプライバシーや日よけとしてイヌマキで生垣を作る方もいるかもしれません。しかし、イヌマキで生垣を作るには、必ず剪定をおこなわなくてはいけません。

剪定といってもイヌマキの場合、植え付けの前に枝を切っておく必要があるのです。「のびてから切ればいいや」といって放っておいては、生垣をうまく作ることができない場合があります。

もし、生垣の作り方がわからない場合は、業者に依頼することをおすすめします。イヌマキ以外の植物で生垣を作る際でも、きれいに形を整えることができるのではないでしょうか。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。

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