マホニアコンフューサの特徴や育て方を知って庭で育ててみよう!

2023.11.20

マホニアコンフューサの特徴や育て方を知って庭で育ててみよう!

冬に黄色い花をつけ、庭を鮮やかにしてくれるマホニアコンフューサは、低木のなかでも人気な一種です。庭植えや鉢植えでも育てることができ、植える場所をきにせず育てることができます。せっかく植えるなら、きれいな花を咲かせてくれる木を植えたいと感じるでしょう。

しかし、「植えるときに、どの点に気をつければいいのか分からない」「植え方は把握していても育て方が分からず、植えられずじまい」というかたも多くいらっしゃるでしょう。そこで、マホニアコンフューサの特徴や植え方、育て方などをご紹介していきます。ほかにも剪定や病虫害の対処法なども参考にしてみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

マホニアコンフューサは中国原産の植物

別名「細葉ヒイラギナンテン」とよばれているマホニアコンフューサは、細長い葉で複数枚を枝先につけスマートな形状です。寒さに強く、初心者のかたでも気兼ねなく育てることができるため、低木のなかでも人気の品種になっています。

中国が原産地で、600程の種類があるとされています。常緑樹のため、冬でも葉をつけているため緑がたえることはないでしょう。マホニアコンフューサは低木ですので、隣家との目隠しにも役立ってくれます。

そしてこの品種は、春だけではなく秋や冬にも花をつけ、冬場の寂しい時期でも鮮やかにお庭を飾ってくれるでしょう。開花時期は、11~2月と4月~5月とされ、黄色い花にきれいな緑色の葉をつけ、美しいコントラストを鑑賞することができます。

しかし魅力的なマホニアコンフューサですが、乾燥させすぎてしまうと葉色が黄色に近くなってしまいます。そのため、定期的なお手入れをすることが大切です。

マホニアコンフューサの特徴や育て方を知って庭で育ててみよう!

マホニアコンフューサの育て方①植え付けと育てる場所

木を育てるためには、基礎的なお手入れがとても大切になっていきます。健やかに育てるためには、以下のような手入れに気をつかうことが、成長の一歩になります。

植え付けのやり方

植えつけの適した時期は、3月~4月、9月~10月のタイミングがベストです。春先や秋は寒すぎず暑すぎない気温のためです。この品種は寒い時期に植え付けてしまうと、寒さでマホニアコンフューサが育たなくなってしまいます。

そのため、暖かい時期に植えると健やかに育ってくれるでしょう。庭植えの場合は、あらかじめ使用する土に腐葉土と完熟堆肥を混ぜなじませてください。堆肥を混ぜると土が柔らかくなるため、根が張りやすくなります。土に含ませる際は、赤玉土6:腐葉土3:完熟堆肥1の割合で入れてあげましょう。

植え付けをするまえに下準備をしておくと、作業をスムーズに終えることができます。作業まえに、根元の2倍程の穴を掘り植え付けしましょう。根付くまでは、定期的に水を与えてあげてください。

育てるのに適した場所

マホニアコンフューサは、日光を好むため、日当たりがよい場所で育成することをおすすめします。しかし、半日陰でも育てることができるため、育てやすい品種といえるでしょう。

しかし、西日はとても強いため、緑色の葉が黄色に変色してしまうおそれがあります。西日で葉が変色してしまった際は、半日陰で管理することで色素が元通りに戻るでしょう。

マホニアコンフューサの育て方②水と肥料のやり方

植物を育てるためには、栄養は必要不可欠です。どれかが供給されなければ、健やかに育てることは難しいです。水やりも肥料も与えるタイミングがあるので、把握しておくと役立つでしょう。

水のやり方

マホニアコンフューサを植えた後の水やりは、もちろん必要ですが、乾燥しやすい夏場も必須です。夏場は日差しが強く、カラカラに乾いてしまいがちです。日差しが強い夏や開花前、花が咲いている時期も定期的に水を与えてあげましょう。

とくに開花時期は、エネルギー消費が激しいため、水分が多く必要ですが、夏以外は雨水でまかなえるため、特別水やりをおこなう必要ないそうです。しかし何日も雨が降ってない場合などは、土の様子を見て水やりするとよいでしょう。

肥料のやり方

肥料を与えるタイミングは、2月や3月がおすすめです。肥料は油粕や骨粉が含まれた緩効性固形肥料がおすすめです。この肥料は、寒肥として作用するため必ずまいておきましょう。タイミングがずれてしまうと、秋に芽が出て花がつかなくなるおそれがあります。

そのため、肥料をまくタイミングを間違えないようにしなければなりません。もし、成長のスピードがおくれていると感じたら、11月や12月にもう一度肥料を与えてあげましょう。

マホニアコンフューサの育て方③剪定と病虫害

順調に育てるためには、剪定や害虫などの対策なども必要になっていきます。とくに、剪定方法が分からずに、知識のないまま作業してしまうと育たなくなってしまうおそれがあります。そうならないためにも、方法を把握して作業をおこなえるようにしましょう。

剪定のやり方

マホニアンコンフューサは、上に伸びて高くなっていきます。そのため、低木らしい丸みを帯びた形状が崩れてしまうのです。この形を整えるためには、苗木が小さい時期から摘芯をおこなうことが重要になっていきます。摘芯とは、植物の茎の先を切り、茎の先端以外の芽を成長させることを指します。

摘芯の作業をおこなう際は、枝の先端から一節下を切ることです。この作業を毎年定期的におこなうことで、美しい形状のマホニアコンフューサが育てることができるでしょう。年数が経つと、不要な枝が多くなり形が乱れてしまうことがあります。

そのようなときには、古い枝を根元より手前に切ることで枝が若返り新たに育ってくれるでしょう。高さ調節をするときは、伸びた枝がわかれている箇所を切断してください。この作業をすることによって、形状をキレイに整えることができます。

病虫害の対策

マホニアコンフューサに、害虫からの被害はないものの病虫害の対策をする必要があります。気をつけなければいけないのは、うどんこ病と立ち枯れ病です。

うどんこ病

うどんこ病は、発症してしまうと開花ができなくなってしまうおそれがあります。そのため、見つかりしだい早めの対処をしましょう。対処方法は、白いカビが生えてしまった葉を取りのぞくことです。そのままにしてしまうと、うどんこ病が拡散してしまうおそれがあるためです。対策方法は、殺菌剤でカビを予防するとよいでしょう。

立ち枯れ病

立ち枯れ病の症状は、茎の色が茶色に変色をおこし、腐敗してしまうほかにも、発症したら黄色や赤色などのカビが現れます。ひどい状況では、下葉がだんだん黄色になり、しおれて枯死してしまうこともあります。立ち枯れ病にかかってしまったら、残念ながら発症した部分を切るしか方法がありません。

かかりやすい期間は、4月~11月と湿気過多の時期に発症しやすいとされています。発症させないための対策は、窒素肥料を与えすぎないことや土を水浸しにしないことが挙げられます。水はけの悪い土の場合は、水が地上にたまりやすくなってしまうため水を吸収する土を選ぶようにしましょう。

生長が早いムラサキシキブはこまめな剪定が必要

まとめ

マホニアコンフューサを育てるにあたって、栽培環境や植える土がとても重要です。どれかひとつでもかけてしまえば、健やかに育てることは難しいでしょう。そのため、品種にあった環境が求められます。水や肥料も適したタイミングにおこなうことで、成長を促進させ冬を迎えるときれいな花を咲かせてくれるでしょう。

剪定も欠かせないお手入れのひとつです。苗木が小さいときに、コツコツと作業を定期的におこなうことできれいな形で育ってくれるはずです。古い枝を切り、形を整えることも忘れずにお手入れをしてあげてください。

しかし、病気に発症してしまい、「自分ではどうすることもできない」となってしまった際は、業者に相談することもひとつの手です。業者であれば、あなたの悩み事を解決してくれるでしょう。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。


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