ドラセナを庭木として育てるコツとは?熱帯地域の雰囲気を庭先に!

2023.11.20

ドラセナを庭木として育てるコツとは?熱帯地域の雰囲気を庭先に!

ドラセナはおもに熱帯地域に生育する、細長くとがった葉が特徴的な常緑樹です。日本でも、庭木や鉢植えの観葉植物として親しまれています。とても熱帯植物らしい外観をしているため、一目見れば「ああこの木か」と気づかれる方もいらっしゃるかもしれません。

ドラセナを庭木として上手に植え付ければ、庭先の景観をどこか異国的で優雅に演出することができるでしょう。こちらの記事では、ドラセナ庭木の育て方や植え付け方について説明していきます。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ドラセナを庭木として育てよう!植え付け時期や方法をご紹介

ドラセナは観葉植物として楽しまれる場合が多い植物です。育つととても大きくなる植物になるので、ドラセナを庭木として育てようと、思われている方もいらっしゃるかもしれません。まずは、植え付け時に気をつける点について見ていきましょう。

植え付け時期

理想的な、植え付け時期は、春の5月ごろ~9月中ごろがよいでしょう。この期間内に植え付けをおこなうことがとても大切です。

その理由は、ドラセナにとって時期や季節のなかでも、この期間がもっとも育ちやすい、成育期にあたるからです。植え付けのタイミングを間違えてしまうと、樹木にきちんと栄養がいきわたらないため、最悪の場合は枯らしてしまうことも考えられるでしょう。

植え付け方と注意点

植え付けるときには、ドラセナの樹木の根がきちんと埋まるように、十分なサイズの穴を掘っておきましょう。鉢に植えていた場合によく見かけますが、根の部分が固まっていれば、少しほぐしてから植え付けるのがおすすめです。

ドラセナは熱帯の植物ですが、湿気にも気を配る必要があります。そこまで湿気に強くないため、水のあたえすぎに注意してください。肥料についても、適切な種類と方法以外であたえた場合には、意味がなくなってしまうことも考えられます。

ドラセナを庭木として育てるコツとは?熱帯地域の雰囲気を庭先に!

ドラセナの育て方について

ドラセナは熱帯地域のアジア・アフリカに生育して、細くとがった葉をもつ常緑樹です。熱帯地域の植物であることから、寒さには弱いなど、日本の四季変化にそのままの状態ではなじめないこともあります。

美しいドラセナを楽しむためには、育てるポイントをおさえることが大切です。そこでドラセナを庭木として育てるときの適切な方法について見ていきましょう。

日当たり

ドラセナは日当たりのよい場所を好むため、日当たりの良い場所で育てるのが望ましいでしょう。ただし、あまりに強い日光が当たり続けると、葉が黄色くなり「葉焼け」をおこすことがあります。そのため、できれば直射日光が当たりすぎない場所がおすすめです。

水のやり方

ドラセナは特徴として湿気に弱い性質もそなえているので、水のやりすぎにはとくに注意が必要です。水をあたえすぎると根が腐ってしまう、「根腐れ」になるおそれがあります。

鉢植え・地植えともに育てる場合のコツとして、地面や土が完全に乾いている状態を基本として水をあたえていくのがベストといえるでしょう。ポイントとして、乾ききっているのをよく確認してからたっぷりあたえていけばOKです。

肥料のあたえ方

肥料をあたえるのに最適な時期も、樹木のよく育つ春先~秋にかけておこなうのがよいでしょう。冬場はとくにあたえる必要はありません。あたえる肥料は緩効性の肥料で、効き目がゆっくりと効いてくる肥料がベストです。

ドラセナを育てる際は病害虫に気をつけよう!

これまでドラセナの庭木での、育て方やポイントについてお伝えしてきました。ほかにもドラセナは害虫の発生も報告されています。ドラセナはおもに、冬場に病害虫がつくといわれています。発生する害虫の種類は、「カイガラムシ類」や「ハダニ」と呼ばれる乾燥を好む害虫たちです。

カイガラムシ

葉や枝にこびりついて栄養や樹液を吸い取っていきます。カイガラムシは種類によっては、固いからをかぶっているため殺虫スプレーが効きにくいことも特徴です。そのため1匹ずつヘラやピンセットなどで落としていく除去をせまられることもあるでしょう。また、水にも弱いので水をかけて駆除を考えても効果的です。

ハダニ

サイズ的に小さな虫になり、おもに葉の裏につきやすい傾向にあります。同じく、樹木の栄養を吸い上げていくため、見つけしだい駆除していくことが好ましいでしょう。ハダニの場合は、ダニ用スプレーなども有効なので、スプレーで除去していくのがおすすめです。

ドラセナは一般的には、病気や害虫に強いといわれています。それでも、せっかくの美しいドラセナの葉や樹木が、不慮に発生した、病害虫によって傷つけられてはとてももったいないですよね。ぜひとも、病害虫の存在にも目を光らせて、美しいドラセナの樹木を守ってあげてください。

見た目が悪くなったら、剪定しよう!剪定時期や方法とは

ドラセナは成長すると、樹形がとても大きくなる品種です。それに上に伸びる性質をもっており、成長スピードも早いため、葉の手入れや剪定が必要となる状況も考えられます。そのため適切な剪定時期や方法をおさえておくこともとても大切なポイントといえるでしょう。

剪定に適した時期は初夏から夏にかけて

ドラセナを剪定するのに、最も適した時期は6月~8月がとくに最適な時期といわれています。とくに枝葉のよく伸びる、育成期の夏場におこなうことが理想的なのです。

ドラセナの剪定方法

ドラセナを庭木として剪定する場合のポイントとして、ドラセナは上によく伸びて成長する性質があることをおさえておくとよいでしょう。簡単に剪定方法を説明すると、切りたい高さで、そのまま枝を切ればよいです。

そして適切な夏場の時期に、剪定をすることによって、切り口からまた新しい芽が出てきます。
この剪定方法は、「切り戻し」剪定と呼ばれていて、ドラセナの鉢植えの場合でも有効な手入れ方法として活用されています。

ただし、庭木の剪定などの手入れはとくに、「失敗せずにできるか?」など不安が残ることもあるでしょう。ほかにも庭木として、ドラセナを剪定する時間が取れない場合も考えられます。

自分で剪定をおこなえない場合は手入れを業者に依頼するのも、ひとつの方法として有効です。ほかにも手入れする庭木があれば一緒におこなえば、費用を安くおさめることができるかもしれないですよね。ドラセナの剪定のみでお願いするよりも、費用をおさえられる場合があるためおすすめです。

まとめ

ドラセナを庭木として植え付けるには、植え付け時期がとても大切だといえるでしょう。育成期の春~秋が最適です。育てるときにポイントがあり、とくに水のやり方に注意しなければなりません。ドラセナは湿気にあまり強くないため、地面や土が完全に乾ききってから水をたっぷりあたえるとよいでしょう。

そしてドラセナは成長も早いため、枝や葉の手入れが気になる場合もあるでしょう。手入れをする場合は、適切な剪定時期がとても大切です。新しい芽が生え変わるため、育成期の初夏~夏場におこなうのがベストです。剪定をおこなう場合は、上側に伸びた枝を切りたいところで切ってしまいましょう。

また、剪定をおこなう時間がない場合や自分でおこなうことが不安な場合には、業者に依頼することもひとつの方法といえるでしょう。ほかにも手入れする庭木があれば費用も安くおさめることも考えられるため、一度剪定などの手入れを業者に相談してみるのもおすすめです。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。


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