ハーブとしても販売されているメラウレカは、花が咲くため視覚と味覚両方で楽しむことができるのです。しかし、剪定や育て方を間違えると成長しなくなることがあるので、あらかじめ確認しておく必要があります。
そこで、当コラムではメラウレカの育て方について紹介します。栽培時には剪定方法や水やりなどの注意点があるので、しっかりチェックしておきましょう。
目次
ティーツリーとして有名なメラウレカ
メラウレカは、オーストラリア産の木であり、暑さにとても強い植物です。大きくなると60cm~3mほどにまで成長します。メラウレカは、4月~6月に開花時期をむかえ、白、ピンクの色とりどりの花を咲かせます。また、葉の色や香りは品種によって違いがあります。
金色
メラレウカ・ブラクテアタ ‘レボリューション・ゴールドは、芳香材としても使われます。開花時期には、白い花を咲かせるのも魅力の1つです。
赤色
春に咲くメラレウカ・ブラクテアタ‘レッド・ジェムの花は、ピンク色です。葉は通常緑ですが、秋になると赤くなります。
青
メラレウカ・アルテルニフォリアは青く、柑橘系の香りを楽しむことができる種類です。春から夏にかけて白い花を楽しむことができます。
緑
メラレウカ・リナリイフォリア‘スノー・イン・サマーは、甘い香りを楽しむことができます。花は、雪の結晶のように細かくきれいな白色です。
品種によって特徴が異なるので、いくつか育ててみるのもいいかもしれません。メラウレカの葉もとても香りがよくハーブやお茶としても使われています。茎や葉っぱからはオイルを抽出して美容用品にも使うこともでき、正しく育てれば長く楽しむこともできます。
病気に強く育てやすい
メラウレカは殺菌力があり、害虫や病気に強いといわれています。しかし、弱点もあるので正しい手順で育てることがポイントです。
メラウレカは寒さが苦手であるため、日当たりが良くある程度水を含んだ土がある場所を好みます。寒さが厳しい場所で、メラウレカを育てる場合は鉢植えにすることがおすすめです。鉢植えで育てると移動させることができるので、室内に入れてあげることができます。
鉢植えの場合は、3月~6月のあいだに植え替えや植えつけをおこなってください。鉢に植えつける場合は、培養土や赤土、腐葉土、軽石を6:3:1で混ぜたものを使うと水はけのよい土ができます。
メラウレカは成長が早く根もどんどん伸びていくので、年に1度植え替えをしましょう。植え替える鉢は、前のより1周り大きいものが目安です。植え替えの際は、同時に肥料を土に混ぜておきましょう。
肥料は、緩効性肥料をおすすめします。緩効性肥料は、他の肥料よりも長く植物に栄養を与える効果があるのです。緩効性肥料は、庭植えの場合でも根元にあげることもできます。
剪定は花が咲き終わったあとに
メラウレカが大きくなると成長がとまり、枯れる可能性も十分考えられます。せっかく育てるのであれば、長く楽しみたいですよね。そのため、剪定は年に1度必ずおこなうようにしましょう。
メラウレカは、5月~6月の花が終わる時期に剪定をします。花が終わる時期は、芽を切ってしまう危険性が少ないため、比較的剪定しやすいです。枝の間隔をあけて風が通るように、剪定をおこうことが重要です。
メラウレカがある程度高くなってきた場合、元幹を好みの長さに切っておきましょう。元幹を切るとそれ以上急激に上へ成長することはなく、横に枝をのばすようになります。
また、4~9月にさし木をして、メラウレカを増やすこともできます。さし木にする枝を、先端から6cm~8cmの場所でカットします。次に鉢植えの際と同様に培養土や赤土、腐葉土、軽石を6:3:1で混ぜたものを使用して土を作ります。
鉢に枝をさして、1か月ほど水やりをしながら成長を待ちましょう。庭植えで育てたい場合は、成長して根がしっかり生えたら、植え直しても大丈夫です。
庭植えでも鉢植えでも、剪定は欠かせません。しかし、剪定は枝を切りすぎたり、長さが足りなかったりすると上手く成長しないことがあります。不安な方は業者に依頼して剪定をしてもらってもいいかもしれません。
見るだけじゃない!メラウレカの活用方法
メラウレカを視覚以外で楽しむ場合、以下のような楽しみ方があります。忙しい日常をメラウレカでいやされてみてはいかがでしょうか。
ハーブティーやハーブ水
ハーブティーを作る際は、開花前の3月頃に枝を切るようにしてください。切り取った枝は、きれいに洗い流します。次に水分を取り除き、束を作って天日干ししましょう。よく晴れた日であれば、1週間程度で乾燥させることができます。
完全に乾燥させることができたら、お好みの大きさに切ってください。ハーブを2~3本ほどとお湯を入れたらハーブティーの完成です。
一方ハーブ水は、メラウレカをよく洗い水を切ります。ポット等にメラウレカを入れて、少しお湯を注いでから水を入れてください。初めにお湯を入れることで、香りがより引き立ちます。
ポプリ
メラウレカを乾燥させて、瓶などにつめそこにアロマオイルなどを入れて飾って楽しむのがポプリです。ポプリは、基本的に乾燥させたあとの色のまま長期的に保管することができるため、プレゼントなどにも最適です。
エッセンシャルオイル
メラウレカのエッセンシャルオイルは、インフルエンザなどのウイルスにも効果があるといわれています。しかし、メラウレカでエッセンシャルオイルを抽出しようとすると、専用の機械を購入する必要があります。
まとめ
4月頃には花を咲かせるメラウレカは、ハーブティーやエッセンシャルオイルなどに用いられることがあります。品種によって、葉や花の色が違うのも魅力の1つです。そんなメラウレカを育てるには、剪定などの手入れが必要です。
しかし、メラウレカを剪定する際、どのくらい枝を切ればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。正しく剪定をしないと大きくなりすぎて枝が絡まり、枯れてしまうことがあります。
そうなるまえに、業者に依頼してメラウレカの剪定をしてもらってみてはいかがでしょうか。業者に依頼するとメラウレカの状態にあわせて剪定してもらうことができるため、長く楽しむことができるかもしれません。
剪定を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。
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