ブッドレアの健康は剪定で保とう!お手入れ方法とポイントを解説

2023.11.20

ブッドレアの健康は剪定で保とう!お手入れ方法とポイントを解説

ブッドレアは、世界に100種類近くの品種があるといわれていますが、あまり見慣れない植物です。そのため、育て方や管理方法が難しいのではないかと身構えてしまうかたもいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ブッドレアについてご紹介していきます。ブッドレアの特徴や剪定方法、害虫被害についてもふれていくので、参考にしてみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ブッドレアの特徴と適した環境

ブッドレアは品種にもよりますが、おもに6月から11月ごろが開花時期にあたります。花の色は紫やピンク、白色などさまざまなものがあります。ブッドレアは好む環境がはっきりしているため、その点を把握できたら育てるのはあまり難しくないといえるでしょう。

ブッドレアは湿気に弱い性質なので、1年を通して日当たりがよく風通しのよい場所を好みます。日当たりが悪いと、健康的に育つことができなくなってしまうおそれがあるので気をつけましょう。比較的暑さや寒さにも耐えられるので、安心して地植えで育てることができます。

植えつけは、春ごろの3月から4月ごろが適期です。地植えにする場合、土は水はけのよいものを使用します。腐葉土や赤玉土などを混ぜて作るとよいでしょう。植えつけをしたあとは、水やりを忘れないようにしてください。また、根が弱いので植えつけは慎重におこないましょう。

ブッドレアを元気に育てるポイント

ブッドレアを元気に育てるポイント

ブッドレアを育てるときは、必要なものをよいタイミングで与えましょう。必要のないときに与えてしまうと、枯れてしまうおそれがあるので気をつけなければなりません。

水やりに関しては、意識しておこなう必要はないでしょう。ブッドレアは湿気が苦手なので、外で育てている場合は基本的に雨水で十分だそうです。鉢植えで育てている場合は、土が乾いていたらたっぷりと水やりをする程度でよいでしょう。

肥料も基本的には必要ありません。冬ごろや落葉時期に肥料は必要なく、与えてしまうとかえってブッドレアを弱らせてしまうおそれがあります。ただし、3月から4月ごろにリン酸を含んだ緩効性化成肥料を与えるのはよいそうです。

植え替えをする場合は、ブッドレアは根が弱いので慎重におこないましょう。成長が早いので、鉢植えで育てているときは、1年から2年に1回植え替えをします。 植え替えは植えつけと同じ3月から4月ごろが適期です。

生育旺盛!ブッドレアは剪定が必須

ブッドレアの剪定は非常に大切です。それは、健康に育てるために必要な作業だからです。剪定をする利点は、風通しがよくなり害虫が住みつきにくい状態をつくることができることです。

また枝や葉を切って少なくすることで、ブッドレアに日光があたりやすくなるので、光合成しやすくなります。

しかし剪定を怠ってしまうと、枝や葉が茂って風通しや日当たりが悪くなってしまい、害虫の被害にあったり、枯れたりするかもしれません。

では、実際に剪定をおろそかにしてしまえば、どのような害虫から被害を受けてしまうのでしょうか?害虫の例として、枝や葉に寄生して植物の栄養を吸いとるアブラムシが挙げられます。

アブラムシは群れで行動するため被害は大きく、成長が非常に悪くなってしまいます。また排泄物ですす病が発生し、光合成ができなくなってしまうおそれもあるのです。

シャクトリムシからの被害を受けることもあるでしょう。シャクトリムシの排泄物と糸が葉につき見栄えを悪くしてしまうおそれもあるので、被害が大きくなってしまう前に対処しておかなければいけません。

剪定をおろそかにしてしまえば、これらの害虫から被害を受けてしまう可能性が高くなってしまうかもしれません。害虫からの被害を受けないためにも、剪定をおこなうことが重要です。

ブッドレアの強剪定は3月ごろ!

剪定の適期は、暖かい気候の地域では11月ごろ、寒い気候の地域では3月におこなうとよいそうです。

成長が早い分、毎年の剪定が大切になってきますが、適期に剪定をしても翌年の春にはまた新枝が伸びてきます。ブッドレアは新枝咲きの植物なので、剪定しすぎてしまったとしても春に新枝が出てきたら花は咲きます。

ブッドレアは、地表から約1メートル程度残した強剪定でも耐えることができるそうです。毎年剪定をしていくうちに、徐々に木の高さを安定させられるようになってきます。また、ひこばえと呼ばれる枝が地面から伸びてくることがあります。つまずく原因にもなるので、ひこばえは剪定してしまったほうがよいかもしれません。

切り戻しをする際は、開花が終わった花房の枝を数節下部分で剪定しましょう。剪定しても、翌年新しい枝が生えてきて花を咲かせてくれるので、心配はいりません。

開花の終わった花はのちに種になりますが、残しておくと花に与えたい栄養を種が奪ってしまうことがあります。そのため、開花を終えた部分は摘みとってしまったほうがよいでしょう。

また、花のつきが悪くなった枝を剪定してもよいですが、古い太めの枝を剪定したときに、枯れこんでしまうおそれがあるので注意しましょう 。細い枝を残しておくことも、花がついたとき重みで折れてしまうおそれがあるので剪定しておいた方がよいそうです。

まとめ

ブッドレアはなじみの少ない植物なので、育て方が難しいものだと思ってしまっているかたもいるでしょう。しかし、水や肥料を意識的に与える機会が少ないことを考えると、比較的育てやすい植物です。開花時期が長いので、長期間花を楽しむこともできます。

ブッドレアは成長が早いため、すぐに大きく育ってしまいます。大きくなりすぎてしまったものや剪定の技術に不安があるかたは、個人で剪定するのは難易度が高いかもしれません。そのようなときは、業者に依頼して剪定してもらいましょう。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。

迅速・丁寧に受付対応!

庭木1本からお任せください!

※対応エリアや加盟店によって変わります

庭木が健康に成長するためにかかせないのが剪定です。剪定のプロがお庭や植木の状態を詳しくお調べし、プロの目から見て一番効率の良い最高の剪定方法をご提案します。

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

お庭・樹園、どんな木でも対応。落ち葉、枝、雑草など剪定後の処理もいたします!

剪定 1本 2,100円~
剪定のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

剪定の記事アクセスランキング

剪定の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧