ピンクと白が印象的なサラサウツギという花を自分で育ててみたいと思いませんか。あまり聞きなじみのない花かと思われますが、実はガーデニングにはうってつけの植物なのです。なぜなら、強い花なので細かな手入れは不要で、また育てる場所も選びません。育てやすく、見た目もとても美しいサラサウツギを育ててみてはいかがでしょうか。
ここではサラサウツギの特色や育て方、剪定方法までみていき、ご自宅で楽しめるようにいくつかのポイントについてご紹介していきます。ご紹介するポイントを踏まえて、サラサウツギのきれいな花を咲かせましょう。
サラサウツギの花はピンクと白の2色が混ざる
サラサウツギの樹木をみて、まず目がいくのがピンクと白の美しい花の色でしょう。小さな花びらの外側にピンク色、内側に白色がつく花です。ピンクと白の小さい花がたくさん咲き誇る姿は、とてもかわいらしいですよね。ついつい花の色にばかり注目しがちですが、サラサウツギの樹木にはほかにどのような特色があるのでしょうか。
サラサウツギは育てやすい植物で、ほかの植物よりも病気にかかりにくく、寒さにも暑さにも強いです。どんな環境でも適応しやすいサラサウツギは、育てるうえで弱点のないように思えますが、実はひとつ、特に気にかけなければならない点があります。
それは、枝がのびすぎてしまう点です。枝がのびてくると樹形が乱れてしまうので、そのままにしておくと見た目があまりよくありません。そこで、やらなければならないことが剪定です。剪定は正直面倒だと思われるかもしれませんが、難しいものではありません。剪定に関するポイントについてもご紹介していくので、ぜひご参考にしてください。
サラサウツギの育て方
サラサウツギは手がかからない植物ですが、基本的なお世話はどうすればいいのでしょうか。いくら強いサラサウツギでも放任というのはよくないです。また、花のお世話はガーデニングの楽しみでもあると思います。正しい育て方を身につけて、楽しくサラサウツギのお世話をしましょう。
水やり
植物を育てるといえば、まずは水やりですよね。サラサウツギは手がかからないといった通り、水やりは少しの量で問題ありません。特に雨水が十分にかかっている場合は、さらに水やりをしてしまうと水のあげすぎになってしまうので、ほとんどあげないくらいの気持ちで大丈夫です。ともかく、土が乾いていたら水をあげるくらいの感覚でおこないましょう。
肥料
つづいては、肥料のあげ方についてです。サラサウツギに肥料は必ずいるわけではないですが、あげておいて無駄なことはありません。
肥料を与えるのは、サラサウツギにとって育ちづらい環境になったときに、それを乗り越えるための栄養にしてもらうためです。サラサウツギにとって花が咲き終わったときは疲れているタイミングになりますので、その疲労を乗り切ってもらうために肥料を与えましょう。
場所
育てる場所についてもポイントがあります。サラサウツギは基本的に場所を選ばず育てることができますが、よりよい環境というのが、よく日が当たる場所です。日陰だからといって神経質になることはありませんが、できることなら日向で育てるとサラサウツギは元気になってくれます。
サラサウツギを病気にさせないために
植物を育てる際に心配の種となるのが、病気ですよね。サラサウツギは強い植物とはいえ、病気になることもあります。なにか予防する方法はないのでしょうか。
サラサウツギが病気になる原因の多くに、蒸れがあります。梅雨や夏には特に注意して蒸れを解消してあげると、病気の予防となります。風通しのよい場所に移動することや、生い茂った葉を剪定してあげることが、蒸れ対策になるでしょう。
また、病気になってしまったとしても、すぐにあきらめることはありません。はやい段階で病気をみつけることができれば、解決できる可能性はあります。
葉に病気の兆候があらわれることが多いので、サラサウツギは特に葉をよく観察することが大切です。白いまだら模様があらわれるうどんこ病や、サビのようにみえるたくさんの点があらわれるサビ病といった病気にかかってしまうことがあります。
病気の葉をみつけてしまったら、その葉は切ってしまうのが一番です。ただ、病気を治す専用の薬剤も売られているので、それを試してみてもいいかもしれません。
サラサウツギの樹形を保つには剪定が必須
サラサウツギを育てる目的は、美しい花を観賞することにあると思います。しかし、花をみたときに樹木の形が曲がっており、乱れていると、せっかくのきれいな花も十分には楽しめません。サラサウツギはほうっておくと、どんどん枝がのびていくので剪定することは美しい樹形を保つためには必要不可欠となります。
とはいえ、剪定とは難しそうだと思われるかもしれません。業者の人に依頼することもできますが、ここでは自分でおこなう際に気をつけたいサラサウツギの剪定のポイントについて少しご紹介します。
サラサウツギを剪定するタイミングは開花後と、秋から冬にかけてです。枝を切りすぎると花にとってよくないので、そこで切るのは、のびすぎた枝や絡みあっている余計な枝のみになります。それ以外の問題のない枝は切らないように気をつけましょう。
逆に、剪定をしてはいけないタイミングもあります。それはサラサウツギが新芽をつけ始める夏ごろです。ここで剪定をしてしまうと、新芽を摘んでしまうだけでなく、夏の暑さも影響してサラサウツギの元気がなくなってしまいます。その結果、花が咲かないことにもつながってしまうのです。
まとめ
サラサウツギは育てやすい植物ですが、水やりや肥料のあげ方、病気の予防といった気にかけるべきこともあります。特に、剪定は美しい樹形のためには必ずおこなわなければならないものです。
剪定は初めてのかたには少し不安な作業だと思います。上手にできず、失敗してしまうこともあるかもしれません。少しでも心配のあるかたは、業者に相談してみてはいかがでしょうか。きれいなサラサウツギを観賞するために業者の力を借りてみるのもひとつの方法です。
剪定を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。
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