きれいな花を咲かせるために…バラのお手入れ方法を季節ごとに解説!

2023.11.20

きれいな花を咲かせるために…バラのお手入れ方法を季節ごとに解説!


バラのお手入れについて、詳しい方法をご存知ですか。バラはとても美しく、いい匂いがするので癒されますよね。近ごろでは、ご自宅で育てられる方も多いのではないでしょうか。また、興味のある方も増えてきていることかと思います。

しかし、「何だかお手入れが難しそう」と思っている方もいるでしょう。確かに育てた花が簡単に枯れてしまっては、なんだかやるせないですよね。

きれいで元気なバラを育てるには、お手入れや剪定は欠かせない作業といえます。すでにバラを育てているという方も、育ててみたいという方にも、バラのお手入れ方法をお伝えできればと思います。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

花が咲き始める春におこなうバラのお手入れ

春は多くのバラが咲く楽しみな季節ですよね。3月や4月は、バラの芽がで始める頃です。春に気を付けるべき、バラのお手入れ方法はあるのでしょうか。

まずは、バラを日当たりのいい場所に置きましょう。特に、土が乾いていないかのチェックが必要です。水やりはバラに直接水がかからないように気を付けましょう。根元や土に水をかけるようにするといいです。肥料や農薬に関しては、バラの種類によりけりといえますが、いずれも与えすぎは禁物です。

そして外せない作業といえるのが、「芽かき」 です。芽が1円玉くらいの高さになったら、元気な芽をいくつか残して、他の芽を摘みましょう。その際、ハサミなどは使用しません。すべて手で芽を摘み取りましょう。

また、春には「うどんこ病」というバラの病気も流行してしまいます。原因は、いわゆる土などに含まれたカビです。風にのってカビが飛ばされると、バラの葉につくおそれがあります。1度カビがついてしまうとそこから白くなり、いずれ全体にひろがっていくのが特徴です。ひどくなる危険もあるので、みつけたら白い箇所を切って、専用の薬を散布しましょう。

害虫からバラを守ろう!夏におこなうバラのお手入れ

きれいにバラを育てるうえで気になるのが、害虫対策です。幼虫が葉についてしまったら、注意が必要です。見過ごしてしまうと、あっという間に繁殖して、大切なバラの茎や葉を侵食するおそれがあります。

バラのおもな害虫は、チュウレンジバチ です。1匹だけではなく、集団で大切なバラの葉を食害します。いずれ幼虫は成虫へと成長し、バラの栄養ルートを侵されてしまう危険があります。みつけたらすぐ対処しましょう。虫を取り除き、専用の殺虫剤を散布するなどして、バラを守ってあげてください。

その他にもアブラムシやカミキリムシなどの害虫も、葉に隠れて成長してしまっては、あっという間に住みついてしまいます。そのまま放置しておくと、根までダメージを受けることがあるそうです。専用の殺虫剤などもありますので、使ってみるのもひとつの手です。

また、梅雨の時期のバラのお手入れにも注意が必要です。梅雨は、バラにとっては水分過多のように思えますが、これからくる暑さに備えて水分を蓄えているのです。雨があがれば夏本番ですね。本格的な暑さにバラが耐えれるのか、心配されている方も多いと思います。

しかし心配だからといって、水のあげすぎは禁物です。蓄えた水分もありますので、土の状態をよく観察してみて、乾いていたら水やりをおこなうというペースでよいでしょう。細かく土の状態に気を配るのが、大切といえますね。

場合によっては剪定を。秋におこなうバラのお手入れ

夏の暑さを乗り越えたバラは、より鮮やかな色味で私たちを楽しませてくれます。しかし、この時期に心配なのが台風ですよね。せっかく育てたバラが折れないように、十分に注意が必要です。また、種類によりますが肥料は冬がくるまでは控えましょう。

落ち葉が多くなりますが、それに隠れて引き続き害虫が増えてくる季節でもあります。落ち葉はこまめに集めて捨てて、害虫が現れたらすぐ処理をおこないましょう。

そして次の春も同じように楽しめるように、「咲きがら」 という剪定方法があります。つまり、その時咲いているバラの花を切り落とす作業です。「せっかく育てたバラなのに、なんで切り落としてしまうの?」と驚く方もいるかもしれません。

今咲いているのが始めに咲く、いわゆる「一番花」 です。バラは1度だけでなく、2度3度楽しめる花なのです。バラの手入れを一生懸命してきて、やっと咲いた一番花ですが、切り落としてしまうには理由があります。

一番花をそのままにしておくと、枯れてタネをつくろうとするまで、株全体がエネルギーを使ってしまうのです。そのため、次に咲く二番花にそそぐエネルギーが減ってしまいます。次も元気なバラを咲かせるためには思い切って、切り落としましょう。切り落とす茎の位置は花のすぐ下にするといいでしょう。

剪定は始めは少し勇気のいる作業ですが、バラは大事に育てれば長く楽しめる花なのです。そのため時には思い切って、剪定してみるのも必要といえます。

きれいな花を咲かせるために…バラのお手入れ方法を季節ごとに解説!

しっかり剪定をしよう!冬におこなうバラのお手入れ

冬は、春から咲き続けたバラにとってお休みの期間です。この時期はまず枝に残った葉は、すべて取ります。そこから、枝を半分かそれより長いくらいの長さを残して、思い切って切ります。この状態で休ませてあげるのです。

土をかえるのもバラのお手入れとして重要ですので、この期間にやってみるのもいいですよね。栄養ある新しい土にかえて春を待ちましょう。肥料をあたえてみてもいいかもしれません。肥料をあたえる際は、根元にはかぶせないようにしましょう。根元のまわりに肥料をまくか、肥料を土に埋めるなど工夫をしてみてください。

そしてお休みの期間といっても、水やりはきちんとおこないましょう。毎朝土の状態を確認して、気にかけてあげてください。

「冬は好きなバラの花がみられない」と思ってしまいますが、この期間も有効活用して次の春にまた美しいバラを咲かせましょう。冬の作業を怠らないことが、春にまた美しく咲かせるためのポイントともいえます。

バラのお手入れで重要な剪定。難しいなら業者に任せる手も

バラを美しく元気に育たせるには、剪定の作業は重要です。先ほども説明した通り、剪定はおもに枝や花などを切る作業です。しかし、残す枝と切る枝を見極めるのが難しいです。弱っている枝と、そうでない枝を見極める方法は、なかなか簡単には判断がつきませんよね。

そのうえ、バラの種類によって剪定の仕方は異なります。残す枝の長さまで変わってくるのです。また時には花そのものを切ることもありますので、どの枝や花を残せば、長くきれいなバラを残すことができるのか、難しいですよね。

バラのお手入れに困った時は、業者に頼ってみるのもひとつの手です。バラは長く楽しめる植物ですので、最初が肝心です。悩んだら、相談してみることをおすすめします。

まとめ

バラは、長く私たちを楽しませてくれる植物です。しかし、バラのお手入れ方法は簡単とはいえないでしょう。繊細な植物といえます。最初はどのように育てていけばいいか、迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、だからこそきれいに育ったバラを見ると、癒されるし達成感もありますよね。

バラのお手入れには、水やりだけでなく土の状態を確かめることや、害虫対策もあるので、細かく気を配ることが重要といえます。また、バラの種類によって切る位置や長さも変わってきますので、注意してください。肥料や薬なども、バラの種類によって使用するものが変わってきます。

「お手入れ方法がわからない」と、悩んだら業者に相談・依頼してみることをオススメします。ぜひ、美しいバラのある生活を送ってみてはいかがでしょうか。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。


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