雑草が生えなくなる土って?施工に必要なポイントや施工方法を紹介

2021.4.30

雑草が生えなくなる土って?施工に必要なポイントや施工方法を紹介

雑草対策は、もっとも雑草が生えにくい冬の時期から対策を取ることが重要です。そのため今まさに雑草対策を考えている方もいるでしょう。近年は色々な雑草対策がありますが、「雑草が生えない土」というものをご存じでしょうか。

今回は、雑草が生えない土にスポットを当ててみようと思いますので、新たな雑草対策の参考にしてみてはいかがでしょうか。

雑草対策に効果的な方法とは

まず、雑草が生えないようにする対策としてどういったものがあるのでしょうか。

・除草剤を使う

除草剤を使った対策はとても有効なので、とくに畑などお持ちの方は、本格的な雑草対策のため除草剤を用いることも多いでしょう。

・砂利を敷き詰める

砂利を敷けば日光が届きにくくなるので、雑草防止対策が可能です。砂利のほかにも、チップなどを置く方も多いようです。

・レンガが敷かれている

砂利と同じように日光が土に届きにくくなるため、雑草の防止対策ができます。見た目もおしゃれなので、家の雰囲気を大切にしたい方に向いている方法かもしれません。

・防草シートを使う

砂利の下にシートを敷くことで、雑草対策を強化することができます。とくに砂利などを敷く場合は、防草シートを用いることが大きなポイントとなると言われています。

・水で固まる土を使う

最近は水をかけるだけで固まる、簡易コンクリートのような土が人気のようです。見た目も普通の土のようなので、違和感なく対策を取ることが可能と言われています。

・グランドカバーを植える

植物で地表をおおう雑草対策となります。こちらは、ガーデニングや植物が好きな方に人気のようです。
      雑草が生えない条件とは

施工不備?雑草が生えてきた原因とは

先ほど少し触れた、雑草が生えない土は、固まる土とも呼ばれています。コンクリートのようなものなので雑草対策を強化することができ、見た目も土とそう変わらないため、アスファルトのような雰囲気を出さずに雑草対策をすることが可能です。しかしこの土を使っても、雑草が生えてしまうことがあります。その原因として考えられることは何でしょうか。

・ひび割れによるもの

この土は耐久性があまりないため、数年経過するとひび割れなどを起こしやすいと言われています。そうなると、ひび割れのすき間から雑草が生えてくることがあります。

・施工に不備があった

施工の際に抜け落ちていた部分から、雑草が生えてしまうことがあります。そのため、隅々までしっかり施工をすることが大切です。

・苔が生えることも

日当たりの悪い場所や湿気が多い場所は、苔が生えることがあります。苔が生える最大の原因は、水はけが悪いことと言われています。
      雑草が生えない土のはずが…生えてきた!どうして?

雑草が生えない土の選び方と施工するコツ

雑草が生えない土を使っても雑草が生えることがあることを先ほど述べました。水をかけるだけだから作業はシンプルなようですが、実は施工するためには、プロの技術が必要と言われています。では具体的に、どういった技術が必要となるのでしょうか。

正しい水加減

雑草が生えない土の施工には、それなりの技術が必要です。水をかけるだけなら簡単にできそうと思う方も多いでしょう。けれどもこの水加減がとても重要です。土にムラが出たり、質感が変わってしまったり、しっかり固まらない可能性があるため、水の量がとても重要となってきます。

丁寧な施工

この土はとても重く、また地面を水平にして計測する必要もあります。そのため、事前にしっかり準備することが重要です。土の厚みは、3~5㎝ほど取るようにしましょう。また、ものによっては割れやすいものもあると言われています。そのため色々なものを見比べて、割れにくい商品を選ぶことが大切です。

後々のためにも、端のほうまで忘れずにしっかり敷き詰めて固めておきます。そして水はけをよくするため、水匂配(みずこうばい:雨が流れるための斜面)も、忘れずに必ず取るようにしましょう。

不向きな場所を把握

比較的強度が弱いので、駐車場や車道には使うことができません。また普段から人が歩く場所にも不向きなので、頻繁に出入りをする場所には使わないようにしましょう。日当たりの悪い場所や湿気の多い場所には苔が生えることがあるので、そういったリスクを頭に入れておくことも大切かもしれません。

草の生えない土の施工方法と処分の仕方

雑草が生えない土の施工と処分の方法を、前もっておさえておきましょう。

施工方法

①草を取り、地面を平らにならします。固める土をまく前に、土を止める見切りをつける必要があります。見切りがなかったら、ブロックやレンガを使って見切りを付けます。

②固まる土をまいていきます。まいた土をスコップなどで平らにしながら、水はけをよくするために水勾配を取りましょう。

③ジョウロを使って、少しずつ水をまきます。水は2回に分けてまいたほうが効果的と言われています。1回目は優しく、2回目は少し多めにかけるようにするとよいでしょう。水は勢いよくかけてしまわないように、注意しましょう。

処分の方法

固まる土は、ハンマーで叩いて壊すことが可能です。砕いた土をゴミとして出す方法もありますが、土に埋めたり庭にまくことも可能です。セメントなど混合物が入っていないので、土として自然に還ります。経済的にも環境にも優しいと言えるでしょう。
      施工の仕方・処分の方法を知っておくことが大切です

まとめ

雑草が生えない土は、「簡易コンクリートのよう」というイメージから頑丈そうに感じた方もいたかもしれません。しかし実はデリケートなものなので、日常的に人が踏み入らない場所を選んで使うことが大切です。

そして雑草対策は、継続することが重要です。「一度施工をしたから安心」ではなく、こまめに様子チェックをしてひび割れなど生じていないか注意して見ておきましょう。経過観察することが、よりよい雑草対策をする秘訣につながるかもしれません。

また、草刈りに関してご自身で解決できない問題や相談があれば、草刈りの業者に相談するのもよいでしょう。

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