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5月は雑草を駆除するのに最適な季節!特に注意すべき雑草4つ

更新日:2021-04-30

5月は雑草を駆除するのに最適な季節!特に注意すべき雑草4つ

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日本に分布する雑草には厄介なものがいくつかあります。スギナ、シロツメクサ、カタバミ、タンポポなどがその典型例であり、これらの雑草が繁殖を活発にする季節の前に対策を行わなければ、除草作業がより厳しいものになってしまいます。

多くの雑草を駆除するのに適した5月に雑草対策を行うため、厄介な雑草の特性や効率的な除草方法について確認しましょう。

雑草は刈り取るだけじゃ枯れない…根っこの秘密

雑草には多年生雑草と一年生雑草の2種類があります。

多年生雑草は、種子が発芽・成長し、地上部がいったん枯れても地下部が生き残り、翌年も同じ場所から再び生えてくる雑草のことです。多年生雑草は種子のみで繁殖するものもあれば、地下茎が伸びて繁殖するものもあります。このような性質から、多年生雑草はただ刈り取るだけでは枯れません。多年生雑草を駆らせたい場合は、根っこから除去するような処置をしなければならないので、注意が必要です。

一年生雑草は毎年新しい種子が蒔かれることで発生する雑草のことです。春に発芽して秋に枯れる春雑草と、秋に発芽して冬を乗り越えて春・夏に枯れる秋雑草との2種類があります。とくに、春から夏のかけての暖かくなる季節には春雑草だけでなく、ほかの植物の成長も活発になるので、5月からは雑草を除去することを考えるためのひとつのポイントになります。
      雑草は刈り取るだけじゃ枯れない…根っこの秘密

雑草の中の雑草!――スギナ

スギナは10~40cm程度で鮮やかな緑色をしており、主軸の節ごとに枝分かれした棒状の葉を無数に生やしているのが特徴的な多年生のシダ植物です。その根は深く、地獄の底までつながっているという例えから「地獄草」と呼ばれることもあります。

スギナは北海道から九州まで全国に幅広く分布します。基本的にあたたかくて湿気の多い場所を好んで生育しますが、ときには寒い場所や乾燥した場所でも生育することがあります。

また、スギナはシダ植物なので、胞子とともに地下茎で繁殖し、放置しておくと巨大な群落を形成することもあります。地下茎のことをスギナと呼び胞子のことをツクシといいます。ツクシは春の風物詩ともいわれ、食用に用いられることもあります。ツクシが3月ごろから生える山菜であるのに対し、スギナは5月から雑草として生えます。ツクシとスギナは地中の根っこでつながっています。このように胞子で繁殖することは、ほかの雑草にはあまり見られないまれな特徴でもあります。

スギナはいったん生えてしまうとなかなか除草できないことから、難防除雑草とも呼ばれています。スギナを引き抜こうとしても根っこが長いため、途中でちぎれてしまうことがよくあります。そして、スギナは再生も早いため、根っこが残っていると再び生えてきてしまいます。

しかし、スギナにも弱点があります。スギナは多年生雑草なので基本的には寒さに弱いです。気温がまだ高くない5月ごろからスギナは生育し始めるので、その時期に除草すると比較的楽に取り除くことができます。

駆除が大変な雑草――シロツメクサ

シロツメクサはクローバーとも呼ばれ、公園や緑地など開けた場所でよくみられる多年生雑草です。2~3cm程度の大きさの丸い葉っぱと春につける白い花が特徴的です。シロツメクサは常緑なので、年がら年中生えています。

シロツメクサもいったん発生すると地面に広がるほふく茎が延伸して、気が付けば群落を形成していることがあります。シロツメクサが生えやすい場所は芝生ですが、シロツメクサのほふく茎は芝生のほふく茎と絡まりあうので、その場合はシロツメクサだけ除草することは困難になります。また、芝生に生えていない場合でもシロツメクサの根は深く、シロツメクサの根をすべて抜くことも困難です。シロツメクサを抜いたとしても、シロツメクサの再生は速く、すぐに再生してしまいます。よって、シロツメクサも難除草雑草ということになります。

年がら年中生えているシロツメクサも5月の雑草を除草する季節に駆除することをおすすめします。前述のとおり、シロツメクサは芝生に生えやすいので、芝生の生育が活発になる夏の前のほうが、ほふく茎が絡まりにくく、除草剤などで除草しても芝生だけ再生させることができるからです。また、場合によっては芝生を張り替えることで、シロツメクサを除草するという手段もありますが、やはりそれも芝生の生育が活発な夏の時期は手間が増えると予想されるので、5月あたりの夏の直前が適しているでしょう。
      駆除が大変な雑草――シロツメクサ

ハート型の葉だけど――カタバミ

カタバミはスペインやフランスでは「ハレルヤ(喜び)」と呼ばれる花で、日本でも家紋として使われたこともある多年生雑草です。カタバミは3枚のハート型の葉っぱをつけており、紫色や黄色の花をつけます。カタバミの名前の由来はハート型の葉が一片食べられてかけているように見えることにあります。カタバミはそのように一見ありがたみのあるような植物なので、クローバーに間違えられることがよくあります。しかし、葉に白い線が入っていればクローバー、入ってなければカタバミという見分け方があり、生態などもいくつか相違点が見受けられます。

カタバミは世界中に分布する雑草でケカタバミ、アカカタバミ、ホシザキカタバミなど多くの種類が存在します。中には、都市部の道路の路肩で自動車の排気ガスが常に吹きかけられるような場所でも生育するものもあります。

カタバミは地中に球根を持ち、シロツメクサと同じようにほふく茎を展開して群落を形成することがあります。根が深く、種子が茎の周囲1m近くの広範囲に飛散するので、生息範囲をどんどん広げていきます。さらに、芝生やガーデニングを行っている場所にカタバミが生えると単純に抜いただけでは深い根が残ってしまい、除草できないので、カタバミは難除草雑草となっています。とくに、南アメリカから来たムラサキカタバミは環境省の要注意外来生物に指定されているほど強い繁殖力で周囲の環境を乱すので注意が必要です。

カタバミは、種類にもよりますが、5~10月に生育が活発化することが多いです。そのため、カタバミが生育を活発化し始める5月に雑草として除草剤などで駆除することで効率的に除草できます。

抜くのは大変――タンポポ

タンポポの種類数は100種類を超え、世界中に分布しています。実は、日本国内で生えているタンポポには日本に昔から生えている在来種と海外から来た外来種があります。在来種は茎の高さが外来種に比べて低く、開花時期も春に限られ、種類の数も少ないです。そのため、外来種のタンポポのほうが在来種のタンポポよりも繁殖力が高く、日本でみられるタンポポの多くは外来種のタンポポになります。また、最近では在来種と外来種のタンポポが交雑した雑種もみられることがあります。

タンポポは多くの種が黄色い花をつけて、綿毛のついた種子を飛ばすことで知られています。タンポポも根が深い植物で、50cm~1mほどの根を伸ばします。茎が非常に短く、葉が水平に広がっているので、踏まれたり刈り取ったりしても容易に再生することができます。タンポポは多年生雑草であり、芝生や路肩などさまざまなところに生育します。ほかの植物が生育するのが難しい環境で生育することもあり、アスファルトを突き破って生えることもあります。

このようにタンポポも強い生命力を持っているので、いったん生えてしまうと除草することが困難になります。タンポポはとくに3~6月に多発生する雑草であり、このコラムで紹介したほかの雑草とは繁殖時期が少し異なります。なるべくならタンポポが発生した場合はすぐに除草剤などで駆除することが望ましいです。しかし、タンポポは1年を通して季節を問わず発生する植物なので、絶え間なく除草を行うのは非効率的です。そうなると、タンポポを駆除するときも、5月の雑草駆除に適した季節に一緒に除草したほうが効率的なのかもしれません。
      抜くのは大変――タンポポ

雑草がグンッと育つ季節までに対処しよう

日本では、雑草に限らず多くの植物が夏に生育を活発化させます。とくに、梅雨が終わり、日差しが強い7~8月は植物にとって、光合成を活発化させ種子をばらまくのに絶好のシーズンです。その季節になってしまえば、除草する植物の量が増え、暑さで体力を奪われやすいので、除草するのにより多くの手間がかかります。液体の除草剤を撒いても夏の日差しで蒸発してしまうおそれもあります。6月あたりの梅雨の時期も除草剤が雨で流されてしまうので除草には適していません。

そうなると、雑草が生える直前であり、かつ除草に適した気候条件がそろいやすい5月が雑草対策を行うのに適しているといえます。その雑草対策には、すでに生えてしまった雑草を駆除するための事後対処と雑草が生えてこないようにするための事前対策の両方が必要になります。

事後対処

まずは、5月であっても多年生雑草や一部の一年生雑草はすでに生えているので、それらのすでに生えてしまった雑草を駆除することが優先です。

もっとも簡単な除草方法は草刈りや雑草の引き抜きです。前述のとおり、雑草の中には根が深いものがいくつかあるため、これだけで完全に除草できるものではありません。しかし、茎や葉っぱが生い茂っていては除草剤などを使っても根っこまで浸透せず、効果が薄れてしまうことがあります。草刈り機や刈払機などを使えばより効率的に草刈りや雑草の引き抜きができるでしょう。

バーナーの火を使って雑草を焼き払うという手もありますが、火事ややけどの危険があるので、注意が必要です。

草刈りや雑草の引き抜きを行って、前準備ができたら除草剤を撒きます。除草剤の中には一年生雑草・多年生雑草の両方に作用するものもあれば、片方にしか作用しないものもあるので、自分が除草しようとしている雑草の種類を事前に確認しておきましょう。また、液体タイプの除草剤か粒状タイプの除草剤かで用途や効果が変わってきます。茎や葉だけをからしたいのであれば液体タイプの除草剤、根っこから枯らしたいのであれば粒状タイプの除草剤というふうに使い分けに気を付けましょう。ペットや子供などがいる環境では除草剤を誤飲してしまわないように安全性に配慮した除草剤を使うとなおよいでしょう。

塩水を除草剤の代わりに使うこともできますが、塩水を撒いたらその土地自体の農業的価値が下がるばかりでなく、住宅や周囲の土地にも塩害をもたらすことがあります。なので、塩水を使って除草を行うにも注意が必要です。

事前対策

できることなら、雑草が生える前に雑草が生えないような環境であることが望ましいです。そのためにできることをご紹介します。

雑草が生えてこないようにする方法のひとつは日光が雑草の種子届くのを遮ることがあります。たとえば、玄関先や庭などでは地面に砂利を厚めに敷いたり、レンガを敷き詰めたりすることが有効です。とくに、砂利の上を歩くと音がするので防犯効果ももたらします。ただし、砂利やレンガを展開する範囲が広ければ広いほど費用がかかるのが、この方法の欠点になります。

そこで、雑草の種子に日光を届かせないだけでなく、雑草の呼吸を困難にして雑草対策を行う防草シートという商品を使うことも有効です。この防草シートはビニールシートのような構造で、地面に敷くことで効果を発揮します。ホームセンターなどで比較的安価で手に入れることができますが、品質の悪いものは穴が開いてしまったり隙間から雑草が生えてきてしまったりするので選び方に注意が必要です。また、防草シートを敷いただけでは見た目がよくないのも欠点になります。

ほかには、水で固まる土を使ったり「ダイカンドラ」を植えたりして、雑草の生育を妨げる方法があります、土壌が固ければ固いほど雑草も生えづらいので、水で固まる土を使えば有効です。「ダイカンドラ」はグランドカバーとして使うことができる多年生地表植物です。成長が早く日差しの弱いところでも生育し、5~6月に種まきをすると育成しやすいので雑草対策の季節に使いやすいです。ただし、水で固まる土を使ってもダイカンドラを使ってもほかの観葉植物まで植えることが難しくなってしまうので、その点は注意が必要です。
      雑草がグンッと育つ季節までに対処しよう

まとめ

1年の中で、5月は雑草対策に最適な季節であるということができます。夏になってしまってからでは雑草対策は間に合わないかもしれません。日本でよく見られるスギナ、シロツメクサ、カタバミなども5月あたりから生育し始めるので、生育しきってしまう前に除草を行ったほうが効率的に除草できるのです。

雑草が生えてこないようにするための対策や雑草を除草する際の対処法については、考えなければならないことや注意すべきことが多く、ときには素人の判断や手法では通用しないことも珍しくありません。効率的に除草を行うためにも、お困りの際は雑草対策の専門業者に依頼・相談してみましょう。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「草刈り」をご覧ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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