雑草は日光や水さえあれば、アスファルトのすき間からでも生えてきてしまうほど繁殖力が強いです。そんな雑草が庭に生い茂ってしまい、困っている人もいるでしょう。しかし、雑草に困ったときは、除草をして庭をきれいにするチャンスです。
そこで、今回は庭をきれいにしたい人のために、除草とお庭のアレンジをする方法についてご紹介します。お庭は、取り入れる素材によって美しい景観に仕上がるため、除草もかねてお庭づくりに挑戦するのもよいでしょう。アレンジが難しいときは業者に頼る方法もあるため、本コラムでは業者費用の相場についてもご説明しています。
目次
まずは草刈りから!雑草だらけの荒れた庭をきれいにする手順
庭をきれいにしたいときは、まず草刈りから始めましょう。雑草は基本的に鎌(かま)を使い、地道に刈っていきます。
刈った雑草はいったんその場に置いておき、全体的な草刈りがすんでから、熊手やホウキなどの掃除道具で、一気に集めましょう。集めた雑草はゴミ袋に入れて、可燃ごみに出します。
しかし、地面にしゃがんで地道に草刈りをするのは、たいへんに感じる人もいるかもしれません。そこで、以下では負担の少ない草刈りの方法と、草刈り後の庭木の手入れについてご紹介します。
草刈りの負担を減らすための方法はある?
草刈りの負担を減らすなら、電動草刈り機を使うのがおすすめです。草を刈るときに力を入れる必要がないため、体力の消耗を減らせます。
また、柄の長いタイプが多いため、立ったままでも草刈りができる魅力があるのです。電動草刈り機には軽量なものや小型なものもあるため、体力に自信がない方でも扱いやすいでしょう。
地中の根ごと雑草を駆除したい場合は、除草剤もおすすめです。根まで枯らすタイプの除草剤を使うと、雑草を根から枯らせるため、地中に残った根からふたたび発芽するリスクをおさえられるでしょう。さらに、電動草刈り機ほどコストもかからないため、費用をおさえられる点も魅力といえます。
草刈りの後は庭木の剪定・伐採も
草刈りが終わったら、庭木の剪定をおこないましょう。庭木の枝が生い茂っていると見た目が悪いうえ、木の枝を隠れ家にする害虫が寄ってくるおそれがあるのです。そのため、適度に枝数を減らすことで、庭木の形が整うでしょう。
また、木が必要なければ、伐採するのも手段のひとつです。大きくなりすぎて世話ができなかったり、すでに枯れたりしている場合、伐採することで庭のスペースを確保できるでしょう。
ふたたび雑草の生えてこない庭に!何を敷けばいい?
雑草は生命力が非常に強いため、草刈りをしても、地中に根が残っていると発芽してしまいます。何度刈っても生えてくるため、庭をきれいにしたい人にとっては困った存在でしょう。そのため、雑草が生えてこないように、地表にカバーをして対策することが大切です。
おすすめ雑草対策1:砂利+防草シート
砂利を敷くことによって地面が陰り、雑草の種や根が芽吹くのを予防できるためです。ただし、砂利だけを敷いていると、すき間から種が入ったり、日光がさしたりして、雑草が生える原因になります。
柔らかい ため、子供やペットが人工芝のうえで遊ぶ
そのため、砂利の下に防草シートを敷いておくと、より強い防草効果が期待できるでしょう。防草シートが二重で日光を遮断し、種の飛来も防ぐため、雑草が生えるのを予防できるのです。
おすすめ雑草対策2:人工芝+防草シート
防草シートだけでも、目が細かく品質のよいものを選べば予防になりますが、庭の景観が悪いうえ、人が歩くことで劣化するおそれもあります。
防草シートに人工芝を重ねることで、シートを守りつつ景観もカバーできるでしょう。人工芝はプラスチック素材でできており、年中明るい緑が楽しめます。さらに、素材が柔らかいため、子供やペットが人工芝のうえで遊ぶこともできるのです。
おすすめ雑草対策3:敷石
雑草対策には、敷石やタイルを施工するのもよいでしょう。地表を石で完全に覆うことで、雑草の種や日光を遮ることができるのです。また、タイルや敷石を敷くことで洋風の景観に仕上げることができ、見た目のよさを楽しめるでしょう。
オシャレな庭づくりは「組み合わせ」がポイント
庭をおしゃれに仕上げるには、別の素材同士を組み合わせることが大切です。洋風の家なら、タイルと一緒にウッドチップや庭の花を組み合わせるなどの例があります。
また、和式の家でも、庭に踏み石や砂利、もしくはタマリュウなどの植物を敷くことで、庭園のような景観を楽しめるでしょう。雑草予防の機会に、庭のアレンジにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
植物をアクセントにして庭をよりオシャレに!
庭をよりきれいにしたいときは、植物を取り入れるのがおすすめです。葉の形がよいものや、花を咲かせるものを取り入れたり、アンティーク雑貨に植えたりすることで、おしゃれな庭に仕上がるでしょう。以下では庭をおしゃれにするポイントをご紹介します。
残す庭木の周りを整えよう
樹木の周りに余計な草が生えていたり、木の根元から派生した「ひこばえ」が生えていたりすると、景観が悪くなります。そのため、余計なひこばえや雑草を取り除きます。木の周りを整えるだけでも、景観はよくなるでしょう。
庭に花壇があるとオシャレに!
クレマチスやペチュニアなど開花時期の長いものを選んで植えると、1年を通して花を鑑賞できます。また、スペースを分けて、種類の違う花を植えるのもおすすめです。種類の違う花を植えることで、形や色合いの美しい組み合わせを楽しめるでしょう。
植木鉢を使って庭を立体的に彩る
最近では、缶や空き瓶などをモデルにしたガーデニング雑貨などが登場しており、鉢植えとして利用できます。小さな花や多肉植物なども入れて庭に飾っておくと、おしゃれな雰囲気が出るでしょう。ガーデニング雑貨はホームセンターや100円ショップなどで購入できるため、手軽に入手できます。
グランドカバーの使い方
庭にグランドカバーを植えると、雑草を予防しつつ景観保護にもなります。グランドカバーとは、地表を覆うように根を張り、芝生のように広がる植物です。
おもにコケやタマリュウ、ディコンドラなどがあげられます。芽が細かく、背もそれほど高くならない植物が多いため、芝生の代わりとしても使えるのです。また、グランドカバーのなかには、シバザクラのように花を咲かせるものや、タイムのように香草として利用できるものもあります。
またグランドカバーに使う植物は、根を密に張るのも特徴です。そのため、雑草が生えるすき間を詰め、地表に出にくくする効果も期待できます。
切ってしまう庭木も挿し木で小さく残そう!
庭づくりを考えるなかで、「今ある庭木はいらないけど、小さな植木は欲しい」と感じる方もいるでしょう。小さな植木が欲しい場合は、今ある庭木を伐採する前に、若い枝だけを残して挿し木にしましょう。
挿し木とは、その年に生えた若い枝を切り取り、土に植えることで「苗木」として育てる方法です。伐採の前に枝を切り取っておき、そのまま鉢植えで育ててコンパクトに残すこともできます。
業者に頼むとどのくらいになる?費用の目安を確認してみよう
庭をきれいにしたいと考えていても、面積が広かったり、雑草の量が多かったりすると、1人でおこなうのは大変かもしれません。庭の手入れに困ったら、業者に依頼することをおすすめします。
業者に任せることで、自力でおこなう手間や労力を省くことができるのです。また、業者のなかには造園に特化している場合もあるため、美しい庭になるようタイルや砂利を敷いてもらえるでしょう。以下では作業の種類ごとに、業者の費用の目安についてご説明します。
草刈りの料金相場
草刈りを業者に依頼した場合、費用相場は10平米につき約2,000~3,000円前後とされています。また、草刈りによって発生したごみの回収費用の相場は、10平米につき400~600円前後です。
剪定・伐採の料金相場
剪定と伐採の料金は、木の高さによって変動します。また、剪定するか伐採するかでも料金違うため、以下で費用相場をまとめてみました。依頼の際にはぜひ参考にしてみてください。
1~3メートル未満:3,000~5,000円前後
3~5メートル未満:7,000~10,000円前後
5メートル以上:15,000~20,000円前後
3メートル未満:10,000~25,000 円前後
3~5メートル未満:30,000~45,000 円前後
5メートル以上:50,000~75,000 円前後
幹回り30センチ未満:15,000~25,000円前後
幹回り30~50センチ未満:40,000~70,000円前後
幹回り50~80センチ未満:75,000~90,000円前後
伐採する木が5~7メートル以上になる場合は、別途見積りと表記されていたり、料金表に書かれていなかったりする場合があります。そのため、事前に問い合わせたり、見積りをもらったりして料金を把握しましょう。
砂利敷きの料金相場
砂利敷きの場合は、10平米あたりの費用相場が約25,000~35,000円前後とされています。砂利敷きの場合は重いものを運んだり、厚みを均等にしたりしなくてはならないため、お金がかかりやすいのです。
芝張りの料金相場
芝張りの場合は、10平米あたりの費用相場が約25,000~40,000円前後だといわれています。芝生が育つための下地を作ったり、整地をしたりなど、芝張りにはやるべき工程が多いです。そのため、作業工賃が高いのだと考えられます。
まとめ
庭をきれいにしたいときは、まず、庭に生えている雑草を取り除きましょう。基本的には鎌でおこなえますが、体力的に厳しい点があるため、電動草刈り機や除草剤を使うのもおすすめです。
除草をしたら、防草シートのうえに人工芝や砂利などを敷き、雑草の再発を予防しましょう。また、砂利や人工芝と一緒に、花や庭木を取り入れると、景観を美しくできるのです。
しかし、庭の雑草が多かったり、スペースが広かったりすると、作業が大変かもしれません。そんなときは、業者に任せることをおすすめします。業者に依頼をすることで、疲れることもなく、美しい庭に仕上がるでしょう。
業者への依頼をお考えでしたら、ぜひ弊社へご相談ください。弊社ではさまざまなジャンルで業者をご紹介できるため、お客様のお困りごとに応じて、解決できる業者を手配させていただきます。弊社は24時間無料でお電話を受けつけています。
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