庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

2021.5.12

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

花や植物を植えるガーデニングは、庭を華やかにしてくれるため、趣味として楽しんだりこれからはじめてみようと思ったりしている方も多いかもしれません。しかし、ガーデニングは育てている植物の世話より、草取りに時間を費やしてしまうことの方が多いようです。そんな大変な庭の草取りも便利な道具を使えば、ラクにおこなうことができます。

この記事では、庭の草取りをラクにする方法について紹介します。道具などの使い方がわかれば、ガーデニングを楽しむ時間がぐんと増えるでしょう。

庭の草取りを効率的にやるために:草取りのコツを利用する

庭の草取りは、いつやるかによって作業のラクさが変わってきます。効率的に草取りをするためは、天気や雑草の大きさも重要なのです。これのコツをつかんでおくと草取りの効率がお金をかけなくてもぐっと上がるでしょう。

雨上がりに草抜きをする

庭の草取りをするなら、雨の次の日が最適です。雨が降って水を含んだ土はとても柔らかくなっているため、たやすく雑草を抜き取ることができます。晴れが続いていて土が乾燥した時期におこなうと、土が固くなっていて引き抜くのも一苦労です。しかも、根がちぎれてしまうリスクも高いため、残った根から雑草が再生してしまいます。

雨上がりの日であれば根がちぎれる心配も少ないため、雑草を減らすことができるでしょう。しかし、雨上がりだと湿気が増し、蚊などが寄ってくることもあるので虫よけ対策はしっかりしておきましょう。

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

雑草が小さいうちに抜いてしまう

雑草が気になるのはある程度成長してからですが、まだ小さいうちに草取りしてしまうのもラクに草取りするコツです。春や夏に芽を出す雑草は、はじめはそれほど目立つわけではないので放置してしまいがちです。

しかし、放置した雑草は見る見るうちに大きくなってしまうのです。また、種をつける時期になるとそこら中に種をばらまくため、次の年には倍以上の雑草の草取りに追われることになります。

そのため、比較的ラクに雑草を駆除できる小さいうちに取り除いておくのがおすすめです。こまめな草取りは面倒な作業ではありますが、庭の草取りにかかる時間は激減するでしょう。

庭の草取りを効率的にやるために:便利な道具を活用する

手で草取りするのは大変という方には、便利な道具を使うのがおすすめです。草取りの便利な道具として、草抜きフォークや三角ホー、草刈り機などが挙げられます。道具を上手く使って、効率的に庭の草取りをしましょう。

草抜きフォーク

草抜きフォークにはさまざまな形がありますが、一般的に知られているものはヘラとフォークの先が合体したような形をしています。草取りフォークは、茎の根元と根の間に草取りフォークの先を入れ込み、持ち手を下に下げてすくい上げるようにして引き抜きます。

直接雑草や土に触れることもないため、手や爪の中などが汚れる心配はありません。草抜きフォークを選ぶ際には持ちやすく、扱いやすいものを選ぶようにしましょう。また、フォークの部分の長さもものによって異なるため、生えている雑草に合ったものを選んでください。

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

三角ホー

三角ホーとは、長い棒に刃がついた三角形の金具がついた道具です。この三角形の刃先を使って、雑草をそぎ取って草取りしていきます。庭の草取りは中腰でおこなうことが多いですが、三角ホーは立ったまま作業できるので、腰を痛める心配もありません。

三角ホーのおもな使い方としては、雑草に対して約45度の角度であて地面を薄く削っていくイメージで手前に引っ張ります。そうすると、一気に雑草を取り除くことができるのです。刃がサビてしまうとうまく刈り取れなくなるので、刃を研ぐなどしてメンテナンスしておきましょう。

草刈り機

ラクに早く草取りしたい方には、草刈り機がおすすめです。草刈り機にも種類がたくさんあり、動力や刃なども異なります。庭の広さなど合わせて選ぶようにしましょう。草刈り機は、刃が左回転しているため右から左に刈っていくときれいに除草することができます。

草刈り機を使用する際は、石など障害物に当たったりして刃がはね返ってくるキックバックなどが起こる危険性も高いため、気をつけて作業するようにしましょう。

庭の草取りを効率的にやるために:除草剤で一気に枯らす

目に見えている雑草を枯らすには、除草剤の使用が効果的です。除草剤は即効性もあり、一気に庭の草取りをすることができます。除草剤にも種類はありますが、地表にある葉や茎を枯らす茎葉処理剤を使用するとよいでしょう。

茎葉処理剤は液体状になっており、直接葉や茎にかけることで枯らすことができます。茎葉処理剤をまけば、1週間ほどで枯れてしまうのです。しかし、茎葉処理剤をまくときは、ガーデニングで育てている植物にかかると同じく枯れてしまいます。そのため、育てている植物にかからないようにしておかなければなりません。

また、雨の日や前日にまくとまいた除草剤が流れ出してしまい、ほかの植物や近隣の家の植物にまで影響を与えてしまうため、天気も考慮する必要があるのです。さらに、ペットや小さい子どもがいる家庭は、薬剤を使用することに不安を感じる方も多いでしょう。

最近では人体に優しいものや手で触っても安全なものが販売されているので、安全なものを選ぶとよいかもしれません。

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

草刈りをするときの服装

庭の草取りをするには、適した服装というものがあります。普段着のままおこなう方もいるかもしれませんが、蜂や蚊などに刺されてしまったり熱中症になったりする危険性もあるのです。草取り用の服装を整えてから作業をおこなうようにしましょう。ここでは、草取りに適した服装についてご紹介します。

【庭の草取りをするときの服装】

長そで、長ズボン

長そで、長ズボンは暑いため、草取りには不向きだと感じる方もいるかもしれませんが、肌を露出しないことが身の危険を守ってくれることにつながります。草取りしていると、思いがけず蜂などの虫に出くわしてしまうこともあります。

肌を露出していれば、当然刺される危険もあるのです。また、長時間の作業になると日焼けしてしまうこともあるため、肌を日差しから守るためにも長そで、長ズボンでの作業が好ましいのです。

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

帽子

帽子をかぶると、紫外線から守ってくれたり日よけとして役立ったりします。つばが広いものや日よけや虫をガードしてくれるようなメッシュなどがついているものを選ぶようにしましょう。

ゴム手袋

草取りには軍手ではなく、ガーデニングなどで使う園芸用のゴム手袋がおすすめです。泥などで汚れても洗うことができます。周りにとげがあるような場所を草取りする場合は、肘まであるものを選ぶとよいでしょう。

長靴

草取りは雨上がりが適しているため、地面がぬかるんでいることがあります。スニーカーなどでは汚れてしまうことがあるため、長靴がおすすめです。長靴なら水たまりなどがあっても気にせず作業することができます。

庭の草取りをやりたくないなら:雑草が生えにくくする

庭の草取りが面倒だと感じる方は、雑草を生えなくしてしまえばよいのです。そのためには草取り以外にも雑草対策をしておかなければなりません。雑草を生えなくするための対策を紹介しますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

防草シートを張る

防草シートを敷くことで、雑草が光合成できなくなり雑草の生育を抑えてくれます。そのため、雑草が生えてこなくなり草取りの頻度を少なくすることができるのです。さらに除草剤のように人体に対する影響などを心配することもないので、ペットや小さなお子様がいる家庭にもおすすめです。

しかし、防草シート自体は緑や黒などをしているシートなのであまり見た目がよくありません。防草シートを敷いたら、上に砂利や人工芝を敷いておしゃれな庭にしてみてください。

芝生を張る

防草シートを敷いた上に、天然の芝生を張るのも雑草を予防することができます。天然の芝生は、緑の庭を楽しむこともできますが季節によっての色の変化も楽しむことができます。ガーデニングをする上でも庭となじみやすくなるでしょう。

しかし、芝刈りや水やり、肥料の散布などメンテナンスをしなくてはなりません。草取りの手間は省けますが、メンテナンスに時間が取られてしまうことがあるのでそのあたりも考慮してきましょう。

グランドカバーで覆う

グランドカバーとは、地面を左右に這うような植物を育てて、地面を覆うことで雑草対策するものです。グランドカバーに利用される植物はどんな場所でも育てることができるものが多いようです。

1年中緑のものや花が咲くものもあるため、色鮮やかな庭にすることができます。しかし、繁殖力の高さから隣の家まで侵入してしまうことも少なくありません。ご近所トラブルを避けるためにも、隣の家との境目には対策をしておきましょう

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

土壌処理型の除草剤を使う

庭の草取りをしたあとに、土壌処理剤と呼ばれる除草剤をまいておくと雑草が生えにくくなります。前述で紹介した茎葉処理剤と違い、土壌処理剤は粒状で地面にまくことで根を枯らしたり、これから芽を出す種の成長を抑制してくれたりします。

2~3週間ほどでゆるやかに効果があらわれ、3~6カ月ほど持続するため、雑草が生えてくるのも予防してくれるのです。雨上がりに草取りをしたあとまけば、水分でよく浸透し効力を発揮してくれます。

庭の草取りをやりたくないなら:業者に依頼する

自分では庭の草取りしたくないけど、きれいにしたいという方は業者依頼するとよいでしょう。草取り業者は作業に慣れているため、スムーズに草取りしてくれます。また、雑草が再び生えてこないように対策してくれる業者もあるので、安心してまかせることができるでしょう。

業者依頼する上で知っておきたいのが、費用の相場と業者選びのポイントです。自分にぴったりの業者に依頼するためにも、これらの2つは知っておきましょう。

相場

業者に庭の草取りを依頼した場合、手作業でおこなうのか機械で刈るのかによっても費用が異なります。業者が手作業で草取りをおこなった場合にかかる費用は、1平方メートルあたり500~2,000円ほどになります。また、業者によっては時間で料金を設定しているところもあるようなので、事前に確認しておくとよいでしょう。

業者が草刈り機などを使って草取りをおこなう場合は、1平方メートルあたり140~500円ほどと手作業より安く済みます。やはり手作業のほうが手間もかかるため、費用も高くなっているようです。庭の状態や予算も含めて、自分にぴったりの方法で依頼しましょう。

庭の草取りは便利な道具を使ってラクラク!雑草の予防方法も紹介

業者選びのポイント

業者に依頼するにしてもたくさんの草取り業者があるため、どこに依頼してよいのかわからない方も多いかもしれません。業者選びのポイントは、おもに3つあります。ひとつは実績がある業者であることです。

業者のホームページなどを確認すれば、どんな依頼を受け付けているかなど業者の実績を掲載しているでしょう。実績のある業者であれば技術や知識も豊富で、スムーズに作業してくれるはずです。

次は、担当者の誠実さです。初めて依頼するのであればわからない部分もたくさんあるでしょう。そんな疑問や相談も直接連絡を取って、親身に受け答えしてくれる業者であれば安心してまかせることができましょう。

最後は、料金や作業内容が明確になっていることです。多くの業者は現地調査をおこなってくれ、見積りを出してくれます。見積書にどんな作業にいくらかかるのかしっかり書かれている業者を選ぶのがおすすめです。また、1社だけでは判断しづらい部分もあるので、複数の業者から見積りを取って比較するようにしましょう。

生活110番では、無料で現地調査や見積りをおこなっています。見積り後のキャンセルも可能なので気軽に連絡ください。

まとめ

庭の草取りは、雨上がりの日におこない雑草が小さいうちに除草しておくのがおすすめです。また草取りフォークや三角ホーなどの便利な道具を使えば、ラクに草取り作業ができるでしょう。

手早く一気に草取りしたい方は、茎葉処理剤を使ってみてください。繰り返しの草取りが大変という方は、雑草が生えないように対策することをおすすめします。防草シートを敷いたり、芝生を張ったりすれば雑草対策をしながら庭をおしゃれにすることもできるでしょう。

自分で草取りするのは面倒と感じる方は、プロの力を借りるのもひとつの方法です。業者は豊富な知識と高い技術で、雑草のないきれいな庭に仕上げてくれるでしょう。

面倒な草刈りはプロに!

草刈り・芝刈り 最短 即日対応

※対応エリアや加盟店によって変わります

草むしりは面倒だし時間がない…そういって草刈りをしないでいるとどんどん草木が生長し作業が大変になってしまいます。面倒な作業はプロにお任せください。丁寧かつスピーディーな対応で安心です!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

草刈り・芝刈り・草むしり・防草対策、草刈りのことはなんでもお任せください。

草刈り 180円/㎡~
草刈りのおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

草刈りの記事アクセスランキング

草刈りの最新記事

カテゴリ別記事⼀覧