刈り機の刃の交換方法とは?種類別の方法と使用に適した場所を解説

2021.4.30

刈り機の刃の交換方法とは?種類別の方法と使用に適した場所を解説

広い範囲の草刈りをする際、ご自身で持っている草刈り機で草刈りを行っているという方もいらっしゃいますよね。そんな草刈り機も、ずっと同じ刃を使っているわけにはいきません。だんだんと切れ味が悪くなってきたり、刃がかけてしまったりするでしょう。

草刈り機の切れ味が悪くなったからといって、買い替える必要はありません。大切なのは、草刈り機の刃の交換を定期的に行うことです。
草刈り機の刃の交換についてご紹介するにあたり、金属の刃の交換方法、そして草刈り機の刃がナイロンの交換方法もみていきましょう。せっかくお持ちの草刈り機ですから、刃を正しく交換して、長く使えるとよいですね。

草刈り機の刃を交換するタイミング

草刈り機を使っているうえで、どのようなタイミングが草刈り機の刃の交換どきなのでしょうか。草刈り機の刃の交換は、必ずどの期間に1回などと指定されているわけではありません。使用していて不便に感じたり、また刃部分の変化があったら交換するとよいでしょう。その目安として、3つ挙げられます。

草刈り機の刃を交換するタイミング

ひとつ目が切れ味が悪くなったときです。切れ味が悪くなった原因として、刃の摩耗が主に上げられます。長く使っているとだんだんと刃がすり減っていき、それによって角も取れていきます。刃の切れ味が悪く、作業効率が悪くなるなどした際には、交換するとよいでしょう。

2つ目は、刃が欠落したときです。草を刈っていくうちに、かたいものに刃がぶつかったりすると刃の一部が欠けることがあります。草刈り機の刃は細かくいくつもあるため、1つや2つでは作業に影響はでません。しかし、刃の欠落が数十か所にもなると、切れ味が悪くなる原因になります。

3つ目は、刃が変形したときです。こちらも作業中に障害物に刃がぶつかったりすると、その衝撃で刃がゆがむことがあります。刃がゆがむと草刈り機の刃が回転する際に安定して使用できなくなります。安全のためにも、刃がゆがんだらすぐに交換することをおすすめします。

これらは、金属の刃における交換の目安です。一方、刃がナイロン製の草刈り機では、ナイロンがだんだんとすり減っていきます。ナイロン製の草刈り機にはいくつか種類があり、すり減った分自動でナイロンを出してくれるものもあります。しかし、設置しておいたナイロン製の刃が無くなれば、補充が必要です。

草刈り機の刃【チップソー】の交換方法

いよいよ、草刈り機の刃の交換方法についてみていきましょう。草刈り機の刃が金属製のチップソーである場合です。チップソーの刃を交換する場合、まずは古い刃を外します。草刈り機の裏側にあるネジでかたく固定されているので、それを緩めて外しましょう。ちなみに、草刈り機のネジは逆ネジが一般的です。通常ネジは反時計回りに回すと緩みますが、逆ネジの場合は時計回りに回すことで緩むので、注意しましょう。

草刈り機の刃【チップソー】の交換方法

古い刃を外したら、ネジ周りについていた泥を払うことをおすすめします。刃の下部分の手入れをするタイミングは、刃の交換時くらいしかありません。長く使っていれば使っているほど、ネズ部分に泥や砂が付着しているはずです。草刈り機の刃の交換の際に取り除いておくとよいでしょう。

汚れも取れたら、新しい刃を取り付けていきます。草刈り機の刃を取り付ける際、ネジを確実に固定させるには、刃が回転しないように固定しながらおこなう必要があります。刃には通常作業時に上にくる面に、小さなくぼみや穴が空いています。そこに金属の棒や釘などを差し込み、その状態で抑えながらネジを締めていきます。確実にネジが締まっているか、最後にしっかりと確認してください。

草刈り機の刃【ナイロン】交換方法

草刈り機の刃がナイロンなら交換の頻度はあまりないでしょう。しかし、ナイロン製の刃の草刈り機における刃の交換方法も必要なときがくるかもしれません。ナイロン製の刃を取り付ける草刈り機には、主に4種類あります。

草刈り機の刃【ナイロン】交換方法

・差し込み式……ご自身でナイロンの刃を一回ずつ適当な長さに切って設置する
・自動式……刃のすり減りに応じて自動に刃が出てくるもの
・半自動式……刃がすり減った場合、地面にタップすることでナイロンの刃が出てくるもの。触れる必要がない
・手動繰り出し式……刃部分に巻き付けてある刃から、手動で必要な分を引き出すもの

このように、タイプによって交換方法も変わります。差し込み式は、ナイロン刃のすり減りを感じたら、手動で刃を交換していきます。そのほかの3タイプは、ミシンのボビンのように、リールに巻かれた状態で販売されています。そのため、リールに巻かれたナイロンがなくなったら、リールごと交換すればよいのです。

草刈り機の刃がナイロンなら、交換も簡単で、そのタイミングも非常にわかりやすいのが特徴です。差し込み式や手動繰り出し式の場合は、適切な長さになるようにナイロン刃を設置してくださいね。

草刈り機の刃の使い分け

草刈り機には、チップソータイプのものとナイロン製の刃を備えたものがあります実はそれぞれ、適している場所とそうでない場所があるのです。

草刈り機の刃の使い分け

ナイロン製の刃が適している場所は、フェンスやコンクリート際、石などの障害物が多い場所に適しています。チップソーなどがこれらの障害物に当たった場合、刃が欠けて場合によっては作業者のケガにつながったり、刃が破損するおそれがあります。

一方で、ナイロン製の刃であれば、柔軟性があるためコード自体は破損せず、フェンスやコンクリートも破損しないのです。一般的なご家庭で使用する場合、フェンスやコンクリート際も作業することが多いですよね。そのような際でも安心して使用できるため、人気があります。

チップソータイプが適しているのは、障害物がない場所で、かつ丈夫な植物が多く生えている場所です。特に山や森林の中ではその長所を発揮します。ナイロン製は柔らかい草を刈ることに適したものであるのに対して、チップソータイプは堅い草でも対応できるのです。

まとめ

草刈り機の刃の交換のタイミングは、特に決められておいません。チップソーの著しい欠けや刃の大きなゆがみが生じた場合は、なるべく早く交換しましょう。
一方、草刈り機の刃がナイロンならば、交換はリールがなくなり次第行うのが一般的です。差し込み式以外、リールで販売されており、リールを草刈り機に取り付ければよいのです。

まとめ

草刈り機の刃が違うことで、それぞれ使用に適してる場所とそうでない場所があります。ナイロン製の刃は、まわりに障害物が多い場所での使用が適切です。障害物を傷つけることもなく、刃も欠ける心配がありません。

ご自身での草刈りに不安があったり、思うようにできていない場合は、業者に相談してみることをおすすめします。業者に依頼することで、よりきれいな庭になるのではないでしょうか。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「草刈り」をご覧ください。

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