転圧とはなにか?転圧機ってDIYでつくることができるの?

2021.4.30

転圧とはなにか?転圧機ってDIYでつくることができるの?

庭に砂利を敷きたいと考えたときにいざ敷こうとすると、砂利の敷き方を詳しく知らない方が多いかと思います。また、砂利敷きの作業を調べてみると転圧という作業がでてきます。この転圧のことを詳しく知らない方がほとんどかもしれません。詳しく知らないと後々のメンテナンスが大変になってくる可能性があります。そこでここでは転圧について詳しくご紹介していきます。

そもそも転圧ってどんな作業なの?

転圧とは砂利を敷く時に必ず必要な作業になります。この作業一つをするかしないかで見た目の景観が違ってきます。
転圧とは、土砂などの下地に上から力を加えて空気や水などを押し出し、下地となる地面の密度を高めることです。こうすることで、砂利を均等に敷くことができ、見た目も美しくなります。

この転圧がしっかりされていないと、せっかく砂利を撒いても、地面がボコボコになる可能性があります。また敷いてすぐに気にならなくても、雨が降ったり人が歩いたりすると、砂利が沈んでくることもあります。

東北や北海道などの寒い地方だと、土中の水分が凍ったりします。凍ったのが一部分だけ溶けたりすると、砂利に高低差ができてしまい、つまずいたりする可能性もでてきます。
景観を長持ちさせるだけではなく、安全に庭のガーデニングを楽しむためにも、転圧をできるだけ行いましょう。
      そもそも転圧ってどんな作業なの?
      

自分で転圧機を作ることはできるのか?

転圧をするときは狭い場所であれば自分の足で踏み固めることもできます。しかしほとんどの方は、転圧機を使用したほうが楽に作業ができるので、一度は転圧機を考えることが多いと思います。
いざ転圧機を使用したいときに、価格などをみるとそんなにするのかと驚く方も少なくありません。
そんな時は自分で作る事は出来ないのかと考えたりする人がいると思います。簡単なものであれば、もちろん自分で作ることは可能です。

大きい転圧機だと場所もとるし、使用方法に不安がある方は自分で作るといいかもしれません。足だけで踏み固めても見た目が悪くなるので、DIYに自身がある方は転圧機をDIYしてみるのをおすすめします。

転圧機をDIYするときに準備するもの

転圧機をDIYするときに必要なものをご紹介していきます。

●重量ブロック
小さくても問題ないですが、だいたいハーフサイズ~1ブロックぐらいが目安となります。大きすぎると転圧するときに重労働になることもあります。

●木材
角材と平板を転圧機の仕上がりのサイズにあわせて用意します。

●釘や金具
多めに用意したほうがよいでしょう。釘の長さや金具の種類を間違えないようにしましょう。

その他にものこぎりやハンマー、メジャーなどが必要となってきますが、どれもホームセンターに置いてあるものを使用すれば十分です。
      転圧機をDIYするときに準備するもの

転圧機をDIYする方法とは?

材料がそろったらまず、簡単な図面などを書いておくとわかりやすいかもしれません。

1.材料をカット
用意した木材をカットしていきます。角材は重量ブロックと同じ大きさにカットします。

2.木材を固定
カットができたら、平板に角材を取り付けていきます。この角材はハンドル部分になるので、L字金具などを使って念入りに取り付けることをおすすめします。

3.ブロックを固定
ブロックを平板にのせて固定していきます。始めにカットした重量ブロックと同じ大きさの木材をブロックの穴に通します。できるだけブロックに密着させて角材に固定していきます。反対側も同じように2の作業から繰り返します。

4.ハンドルを固定
2つのハンドルができたら間に木材をいれて固定していきます。ハンドルの中心あたりにつけるとぐらつきが少なくなるかと思います。しっかりと固定することができたら完成です。

意外と工程が少ないと感じるかもしれませんが、しっかりと固定することが重要となってきます。
                そもそも転圧ってどんな作業なの?

手作り転圧機の作業はけっこう大変

手作りの転圧機は狭い場所なら有効に使うことができますが、広い場所であると大変な作業になり、時間も労力もとられてしまいます。
そんなときに役立つのが、リース商品です。手軽にレンタルすることができ、種類も豊富なことが多いようです。しかし、どうしてもエンジンを使用しているものは危険がつきものです。使用方法を間違ってしまうと、大きなけがをしてしまう可能性があります。少しでも不安があるかたは業者へ依頼した方がいいかもしれません。
      手作り転圧機の作業はけっこう大変

まとめ

砂利を庭に導入したいときは、単に敷くだけで終わってしまいがちです。敷いた直後は出来上がりが美しくても、時間が経つにつれて見た目が悪くなってきてしまいます。そうならないためにも、砂利は敷いたあとにしっかり転圧する必要があります。もし、砂利敷きに不安があるのであれば、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか?

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