チェーンソーの使い方5ステップ|安全に木を伐採するための方法

2021.4.30

チェーンソーの使い方5ステップ|安全に木を伐採するための方法

木を切り倒すときにチェーンソーは大活躍します。けれどよく聞かれるのは、「チェーンソーは扱いが難しい」「チェーンソーは怪我をしやすい」という意見だと思います。実際のところ、チェーンソーは使い方を間違えると非常に危険な機械といえます。しかし、正しい使用方法で使えば十分安全に使いこなすことができるのです。

どなたでも、木を切る機会があると思います。だからこそ、チェーンソーの使い方を知って安全に使いこなせるようになってみませんか?

チェーンソーの使い方1【説明書をよく読む】

どんな機械でも、使い方を確認しなければ正しく使うことはできませんよね。とくにチェーンソーは怪我をするおそれのある危険な機械です。使用前に必ず取り扱い説明書を確認するようにしましょう。

取り扱い説明書には、チェーンソーに使われているパーツの種類や使用方法、メンテナンスの仕方などが書いてあります。チェーンソーに使われているパーツの中には、刃の部分など危険なものもあるので、事前に確認しておくことで安全に扱うことができるのです。

もちろん、使用方法を間違えると怪我をする危険性が高くなってしまいます。あやふやな状態で使うことはせず、取り扱い説明書に書かれているチェーンソーの使い方で作業をおこなってください。
          チェーンソーの使い方1【説明書をよく読む】

チェーンソーの使い方2【作業前の準備】

取扱説明書でチェーンソーの使い方を確認したら、実際に作業をおこなっていきます。作業前に、安全に使うための準備をしてから作業に入ってください。チェーンソーを使うときにおこなう事前準備には以下のものがあります。

安全確認

チェーンソーを安全に使うために、作業に適した服装に着替えましょう。皮膚を出さないように長そで、長ズボン、ヘルメットを着用します。また防じん用の保護メガネ、騒音対策の耳栓などを使うのも有効です。周囲に作業の邪魔になるものがあったら撤去しておいてください。

給油

安全に作業をおこなう準備ができたら、チェーンソーを動かすための燃料 が足りているか確認しましょう。少なくなっているのなら、給油しておきます。

ソーチェンの調整

オイルの点検が終わったら、チェーンソー本体がスムーズに動くように調整をします。各部品が正しく取り付けられているかチェックします。とくに刃に巻き付けて使うソーチェンはたるみがないように取り付けましょう。

周囲やチェーンソーの確認をきちんとおこなうことで、安全に使用することができます。面倒に思うかもしれませんが、自分の命を守るためと思って時間をかけて確認してみてはどうでしょうか。

チェーンソーの使い方3【エンジンの始動】

チェーンソーの安全を確認できたら、エンジンをかけてチェーンソーを起動させます。

エンジンのかけ方

エンジンをかける前に、もう1度周囲の安全確認をおこないます。人がいないか確認したら、チェーンソーを平らで安定した場所に置きます。ソーチェン部分が地面や障害物に触れないようにしてエンジンをかけましょう。 右足で本体のフレームを押さえて、左手はフロントハンドルを握ってください。右手でスターターグリップを握り、そのまま素早くグリップを何度か引くとエンジンがかかります。

チェーンソーには、安全装置であるチェーンブレーキが取り付けられているものがあります。チェーンブレーキがある場合は、エンジンをかけたあとに解除してください。

チェンオイルの確認

チェーンソーは使用中にチェンオイルが出るようになっています。エンジンをかけたあとしばらくは低速で空回りさせてみてください。その後エンジンの回転数をあげることで、チェンオイルが正常に出ているか判断することができます。

チェーンソーが動き、チェンオイルが出ていれば問題はありません。正しいチェーンソーの使い方でエンジンをかけることができています。
      チェーンソーの使い方3【エンジンの始動】

チェーンソーの使い方4【木を伐採する】

チェーンソーのエンジンがかかったら、実際に木を切り倒していきましょう。チェーンソーの使い方が正しくなければ、きれいに木を切り倒すことが難しいといわれています。チェーンソーを使った伐採の手順を確認して、作業をおこなってくださいね。

【木を切り倒す手順】

(1)チェーンソーを使う足場を確保する
足場をしっかり確保して、正しい姿勢で作業をします。このとき、作業中の体のバランスを考えて足場を確保するようにしましょう。

(2) 木が倒れるときの退避区域を確保する
切り倒すときに倒れる方向を予測して、逃げられる場所を確保しておきます。

(3)木を切り倒す
倒す方向とは反対の部分をチェーンソーで切り込んでいきます。

チェーンソーで木を切り倒す場合、姿勢によっては体を痛めてしまいます。正しい姿勢で木を切り倒すようにしましょう。また、チェーンソーでの作業では、刃が跳ね返ってくるキックバックという現象がおこるおそれがあります。キックバックは大変危険なので、注意することをおすすめします。
      チェーンソーの使い方4【木を伐採する】

チェーンソーの使い方5【使用後の保管】

ひと通り作業が終わったら、チェーンソーを安全に保管しておきます。チェーンソーの使い方には、使用後の点検や整備方法、保管の仕方も含まれています。

使用後の点検と整備

使い終わったチェーンソーには木くずがたくさんついています。各パーツの掃除をして、汚れをすべて落としておきます。そのあと組み立てなおし、ゆっくりとした回転で正常に動くか確認しておきましょう。

長期間使用しない場合の保管

長期間チェーンソーを保管する場合は、燃料・チェンオイルを抜いてください。燃料がチェーンソー内部に残っていると、エンジン部分が不具合を起こしてしまうおそれがあります。場合によっては火災がおきるおそれもあるので注意が必要です。

正しいメンテナンスは、チェーンソーを長持ちさせてくれます。長く使うためにも、しっかりと点検してから片付けることをおすすめします。

まとめ

今回は怪我をしやすいけれど便利な機械、チェーンソーの使い方についておはなしさせていただきました。チェーンソーは、しっかりと扱い方を覚えれば安全に使用することができる機械です。チェーンソーを使うときの一連の流れをご紹介しています。参考にしてみてくださいね。

木を自力で切り倒すのは大変な労力を使います。燃料の力で切り倒してくれるチェーンソーの使い方を身に着けて、伐採作業を楽におこなえるようにしましょう

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