放置はやめて!!伐採後に残った切り株の効果的な処理方法をご紹介

2021.4.30

放置はやめて!!伐採後に残った切り株の効果的な処理方法をご紹介

木の伐採の後に残る切り株。放置している人も多いのではないでしょうか。しかし、放置していると実はデメリットが発生してしまうことはご存じでしょうか。また、その場所に違う植物を植えたいと考えている人は、早急に切り株を処理したいですよね。

今回の記事では、切り株を放置した時に発生してしまう悪影響や、木を伐採した後の自分で行える適切な切り株の処理方法をいくつかご紹介します。

それぞれの方法のメリットやデメリットなどを確認して、状況にあった処理方法を選択しましょう。

切り株を放置しておくと……

切り株の木の種類によって違いますが、大体の木は伐採したらそのまま枯れてしまうことがほとんどです。種類によっては枯れずに何度も生えてしまう再生力の強い木もあります。

切り株を放置して発生してしまうもので一番怖いのが、シロアリが湧いてしまうことです。木の種類によってシロアリの好みが違うので一概にはいえませんが、シロアリは本来、枯れた木や、倒木などを食べて土に返還する役割があります。つまり切り株を放置することは、シロアリを寄せ付けてしまう原因になってしまうのです。

庭にある切り株にシロアリが寄ってきてしまい、結果的に自宅の木材にまでシロアリが繁殖してしまうことを考えると恐ろしいですよね。このようなことを防ぐためにも、切り株は早めに処理を行うことが大切なのです。では、切り株の処理には具体的にどのような方法があるのかもご紹介していきます。
      切り株を放置しておくと……

切り株の処理方法①:切り株を腐りやすくする

この切り株の処理方法は、あまり人を選ばずに行うことができると思います。やり方は、切り株に黒い袋をかぶせて光合成を防ぐ方法になります。デメリットとして時間がかかってしまうことが懸念されます。なので、早急に切り株を処理したい人にはあまり向いている方法ではありません。

あまり薬剤などを使いたくない人、切り株に穴を開ける工具を持ち合わせていない人でも袋を用意するだけなので手軽に行えるおすすめの方法かと思います。

切り株の処理方法②:切り株を掘り起こす

切り株の大きさによっては重機なども必要になってしまいますが、一番手っ取り早く切り株を処理することができます。伐採を依頼した時に同時に行ってくれる業者もあるようなので、一度確認してみるとよいでしょう。

近くに植物などが生えていたりする場合には、切り株を掘り起こすことで土が動いてしまい、影響を与えてしまう可能性もあります。

もし自分で行う時は、ツルハシやスコップを使って、周りを順番に掘り起こし、バールなどの道具を使用しましょう。大きさによっては想像以上に土の中に根を張っている場合があるので、体力などに自信がない時は無理をせずに他の方法で切り株を処理するか、伐採のプロに依頼しましょう。
      切り株の処理方法②:切り株を掘り起こす

切り株の処理方法③:薬剤を流し込む

切り株の処理方法の中で、掘り起こす方法の次に即効性があるのが、薬剤を直接流し込む方法です。周りに生えている植物に影響が及ぶ心配をされる人もいるかと思いますが、直接切り株に流し込んだ場合にはほとんど影響はありません。

流し込む薬剤は、除草剤ではなく、害虫駆除の農薬を使用する場合が多いようです。スポイトなどで原液をこぼさないように流し込みましょう。外でペットなどを飼っている場合には、誤って舐めてしまう恐れもあるのでガムテープなどで塞いでおきましょう。

流し込むときに切り株に穴を開けるのですが、真ん中に穴を開けるのではなく木の皮の付近の方にすることで、薬剤が切り株全体に早く回りやすくなります。切り株が枯れたら、バールなどで掘り起こして処分しましょう。枯れてしまっている切り株は、生きている切り株と比べると中身がスカスカになるので撤去も比較的楽かと思います。

切り株の処理に灯油は有効?

切り株の処理方法には、灯油を使用したものもあります。薬剤を使用する場合と同じように切り株に穴を開けて灯油を注入します。注入後には、灯油が気化(蒸発して気体となること)しないように灯油を流し込んだ穴を袋や穴と同じ大きさの枝などでフタをしましょう。

薬剤を使用した処理方法と違い、効果が出るのに時間がかかります。また、切り株の大きさによっては何か所か灯油を注入し、日数を開けて再注入する必要もあるようです。周りに生えている植物には影響はないので、その点では安心して利用できるかと思います。
      切り株の処理に灯油は有効?

まとめ

いくつかの切り株の処理方法をご紹介しましたが、どうでしたか。切り株の処理に費やせる時間や手間などを考えて、適切な方法で処理しましょう。

どの方法も切り株を腐らせたり枯らした後は、自分で抜いたりしなければなりません。生きている切り株と比べると簡単にできますが、大きさによっては難しい場合もあります。お金をかけられないからと無理にやろうとしてけがをしてしまってはいけません。自分の技量も把握した上で伐採のプロに依頼することも検討しましょう。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「伐採」をご覧ください。

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