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間伐とは?森林の状態を健全に保つためには間伐が必要不可欠!

投稿日:2017-11-22 更新日:2018-11-13

間伐とは?森林の状態を健全に保つためには間伐が必要不可欠!

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森林は、温室効果ガスの二酸化炭素を吸収して地球温暖化の防止に役立ってくれているだけでなく、降った雨を蓄えてゆっくりと川に流すなど、その役割はとても大きく、私たちは知らない間に恩恵をたくさん受けています。

そんな森林を守るためには『間伐』という作業が必要不可欠となっていますが、間伐とはなんなのでしょうか。知らない方も少なくありません。
そこで今回は間伐について詳しくご紹介していきます。

間伐とは増えすぎた木を間引くこと

森林に苗木を植え、約15年~20年たち成長してくると、どうしても森林の中が混みあってきます。また隣どうしで枝葉が重なりあうようになります。そうなってしまうと、それ以上は枝や葉が広げることが難しくなってしまい、お互いの木が成長を阻害してしまうのです。

そうならないためにも、一部の木々を間引くことで、枝や葉を広げられる空間をつくってあげるのです。つまり、間伐とは混みあってしまった森林の木々たちの一部を抜き取っていく作業になります。

そうすると、残された木は枝や葉を広げられ、より多くの日光が降り注ぐようになっていくのです。間伐は、健全に木々が成長することができるように、1本1本の樹木が適度な間隔を保つことが重要なポイントになるのです。

間伐をしないと森林はどうなる

では、もし間伐をしないとどうなるでしょうか。上記で説明した通り、間伐とは森林を豊かにするためにも必要な作業の一つです。

もし間伐を行わないと、森林は木々が混みあってきてしまいます。そうなると木々の成長が悪くなるだけでなく、太陽光がほとんど差し込むことがありません。そのため、土地がやせてしまい、下草も生えず、根をしっかり張ることができなくなるのです。このまま成長してしまうと、どの木も細長くモヤシ状に成長してしまい、下枝も枯れあがってしまいます。

間伐を行わないと暗い森林になってしまいます。地表がむき出しとなり、降った雨などの影響を受けやすく、土壌が流れて根までむき出しになってしまうこともあるのです。こうなってしまうと、土壌崩壊などの土地災害が起きやすい森林となるだけでなく、森林にとっては壊滅的な被害を受けることとなるのです。

このように間伐を行わないと、災害の被害を受けやすくなり、私たちの生活にも被害が及ぶおそれもあるのです。

      間伐をしないと森林はどうなる

間伐の種類とやり方

災害に遭わないためにも、間伐とはどのように行えばいいのでしょうか。間伐は種類や方法がいくつかあります。
まずは林分構成木を見分ける必要があります。森林が同齢林の場合は、まず林分構成木を見分けることが重要なポイントです。これには、優勢木、準優勢木、介在木、劣勢木と分けられています。

・優勢木
相対的にみて樹高が大きく、樹冠が発達しており、陽光をよく受けており競争力が最も高い木のことを言います。

・準優勢木
樹冠位置は優勢木とほぼ同じ位置にありますが、側方からの陽光はやや少なくなっており、樹冠の発達は優勢木よりもやや劣っています。

・介在木
樹冠位置は優勢木や準優勢木と同じく上層にありますが、側方からの陽光は少なくなっており、樹冠や幹などが細長くなっています。

・劣勢木
どの木より樹冠の位置が低く、上方からも側方からも陽光が制限されており、成長が劣っている木になります。

まずは木がどのタイプになるのかを見極めてから、間伐の種類を選ぶ必要があります。

上層間伐

『樹冠間伐』とも呼ばれており、主に広葉樹の用材生産施業における間伐に用いられることが多いです。上層間伐は、優勢木の形質と成長にマイナス影響を与えている優勢木を優先的に間伐していく方法となっています。

このとき注意しないといけないのは、優勢木の中でも相対的に形質が劣っている優勢木を優先的に間伐することです。また、優良木に影響を及ぼすことがない準優勢木以下は残すことも重要です。間伐した後に優良木の幹から後生枝が発生するのを防ぐため、準優勢木以下を残すのです。

下層間伐

一般的に一番行いやすい間伐となっており『普通間伐』とも呼ばれています。間伐に求められる効果は一番少ない方法となっており、残存木の成長を促進する方法となっています。この方法には「間伐せずに放置しておいてもやがて枯れていく木を、早めに切るにすぎない」という意味が込められています。

この方法は選木がしやすく、残存木の均等配置が一番とりやすくなっています。他にも間伐後の台風などの気象災害に対しては最も安全となっている方法です。

優勢木間伐

形質の悪い優勢木を優先的に伐っていき、残った木の中で形質良好な中庸木が最低利用径級に達するまで多く残していこうとする方法です。利用径級に達したら、大きな木からさらに間伐し収穫して、結果的にできるだけ多くの木が収穫できる方法となっています。

優勢木間伐は、若いときの年輪幅が開きすぎず、樹齢が高くなってからは年輪幅は詰まりすぎず、全体に年輪構成の均一な材が生産できるため、良質材生産に適した方法となっています。この間伐方法は、スギやヒノキなどの良質材生産に有効的な方法なっています。

しかし、間伐直後の林分構造はどうしても細長い木が風雪などの影響を受けやすくなるため、冠雪害や風害に対応するために弱度に頻繁な間伐を慎重に行うことが重要となってきます。この間伐方法では優勢木とともに劣勢木も間伐の対象にています。

機械的間伐

優勢的や劣勢木などに木の生長に関係なく、1本置きに切るといったように機械的に間伐していくものです。
列状間伐は2列残して1列伐るなどという機械的間伐の代表的な例です。列状間伐は作業効率は高くなっていますが、質的生産の上で欠点があり、列状間伐を採用し残された列の中で形質の悪い木がでてくると除去するなどの考慮が必要となってきます。

このように間伐には種類があり、それぞれの目的にあった間伐方法を選ぶことが重要となってきます。

      間伐の種類とやり方

間伐と除伐の違い

よく比較されるのが『間伐』と『除伐』です。間伐とは上記で説明したように、木が混みあって日光が当たらなく成長不足となるのを防ぐために、一部の木を間引きする作業です。

では除伐とはどのような作業なのでしょうか。
除伐とは育成途中の幼い木を守るために、育成する木以外の木を切ってしまうことを言います。例えば、人工林で育成している杉、楢、檜以外の木を切り除いたり、育成中の発育不良の木を切り除くことを除伐と指すこともあります。山の数だけ除伐の定義には若干の違いがあるようです。
また、除伐を行う道具としてはチェーンソーではなく、柄のついた鎌で行うことがほとんどで、除伐された木はそのまま廃棄となってしまいます。

では間伐と除伐についての決定的な違いとはなんでしょうか。
それは、対象の樹齢と、切った後の木を木材として利用するか廃棄してしまうかにあると言えます。
除伐を行うことで、幼齢木は他の木の影響を受けずにまっすぐ育っていき、さらに間伐をすることにより山の密度を減らすことができるので日の差し込む明るい人工林を育成することが可能となっています。
間伐と除伐のどちらの作業においても、人工林の健全な育成に必要な作業工程といえます。

まとめ

間伐は森林や私たちの生活を守るためにも必ず必要な作業になっています。しかし素人が安易に行ってしまうと、逆に森林を枯らすことになるおそれもあります。また目的に応じて方法も変わってきます。
少しでも不安や疑問があるようでしたら一度業者に相談してみることをおすすめします。相談することでより豊かな森林になるかもしれません。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2018-11-13 10:31:33
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