【まきの木の伐採】伸び放題にするリスクと伐採・抜根にかかる費用!

2021.4.30

【まきの木の伐採】伸び放題にするリスクと伐採・抜根にかかる費用!

まきの木は丈夫で育てやすく、1年中緑色の葉がみられるので、庭木として育てている人も多いのではないでしょうか。まきの木は大きなものになると、20mほどにもなる大木です。そのため、自力での手入れが難しくなることも考えられます。

管理しきれなくなったまきの木は、伐採するという方法もあります。大きな木の伐採には危険が伴うので、無理に自分でおこなうよりも、業者に依頼するのがおすすめです。

このコラムでは、まきの木の伐採にかかる費用や、業者選びの方法、まきの木を放置しておくリスクなどについて紹介していきます。庭にあるまきの木の管理に困っている人は、ぜひご覧ください。

まきの木を伸び放題にするリスク

まきの木は暑さや寒さに強く、初心者でも育てやすいとされています。しかし、庭木はただ大きくすればよいものではなく、適切に手入れをしていかなければなりません。大きなまきの木の手入れが大変だからといって、放置しておくとさまざまなリスクがあります。

【まきの木の伐採】伸び放題にするリスクと伐採・抜根にかかる費用!

【1】外観が悪くなる

きれいに見える庭木は、不要な枝を切り、適切に剪定されているものがほとんどです。まきの木を伸び放題にしていると、枝がこみあったり、樹形が崩れたりして、見た目が悪くなりがちです。手入れがされていない庭木は外観が悪くなる一因にもなるので、伐採してしまうという方法もあります。

【2】病害虫にかかりやすくなる

不要な枝を放置するリスクは、見た目だけの問題ではありません。枝がこみあうことで、木の内部の風通しが悪くなり、病気や害虫の被害にあいやすくなってしまいます。病害虫が原因でまきの木が枯れてしまったり、周囲の庭木にも被害が及んだりする場合があるので、管理しきれない樹木は伐採するのがおすすめです。

【3】ご近所トラブルを招く

まきの木は、大きなものだと10mを超える樹木です。そのため、枝が隣家の敷地にまではみ出してしまうおそれもあります。近隣に迷惑をかけて、ご近所トラブルに発展しかねない場合は、思い切って伐採しましょう。

まきの木の伐採費用相場

まきの木を伐採するにあたり、自分でおこないたいという人もいるかもしれません。しかし、伐採は大きな危険を伴う作業です。不慣れな人が作業をすると、本人だけでなく、周囲の通行人にケガをさせたり、建物を傷つけたりするリスクもあがります。そのため、大きなまきの木の伐採は業者に依頼しましょう。

【まきの木の伐採】伸び放題にするリスクと伐採・抜根にかかる費用!

庭木の伐採単価(一本あたりの伐採費用)

庭木の伐採は1本ごとに料金を設定している業者が多いようです。単価は、木のサイズによって変動します。以下はおおまかな伐採の相場です。

低木(0.5m~2m)……3,000円~5,000円
中木(2m~5m)……8,000円~15,000円
高木(5m以上)……20,000円~

伐採費用は、木の高さや、枝の広がりかたによっても変動します。まずは、業者に下見をしてもらった上で、具体的な見積りを出してもらうとよいでしょう。

追加料金がかかる場合

伐採をするときは、ただ木を切るだけではなく、根を掘り起こす抜根(ばっこん)という作業も必要です。なぜなら、生命力の強い植物だと、残った切り株から再び大きくなったり、カビや害虫の温床となったりするおそれがあるためです。

抜根の費用は、幹の太さによって変動することが多く、20cm未満の太さだと5,000円前後、それより太いものでは10,000円~20,000円程度が想定されます。

また、伐採した後は、大きな木を処分しなければなりません。伐採した木はとても重量があるため、業者に処分をしてもらうのがおすすめです。処分費は伐採費に含まれている場合もありますが、別料金となっているところもあります。その場合は、伐採費の半額程度であることが多いようです。

また、まきの木のようにとても大きな植物を伐採する場合には、ユンボやクレーンなどの重機が必要になるケースもあります。その場合は、数万円程度かかることがあるので、事前に下見をしてもらい、必要かどうか確認しておきましょう。

まきの木の伐採で知っておくべきこと

ここでは、まきの木を伐採する前に、知っておくべきポイントをまとめました。これからまきの木を伐採しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

剪定と伐採のちがい

木を育てているとよく聞く剪定と伐採は、いずれも木を切る作業です。しかし、同じ切る作業でも、目的がまったく異なります。

剪定とは、不要な枝を切って形を整えたり、木の内部の風通しをよくしたりするためのお手入れです。また、花や実がつきやすくなるように剪定をする場合もあります。剪定は木を育てる上で欠かせない作業です。

伐採は、不要になった木を幹ごと切り倒すことをいいます。そのため、お手入れとしての目的ではなく、木を処分するときにおこなう作業です。

伐採に適した時期

伐採は木を処分してしまうため、いつおこなってもいいように思われがちです。しかし、伐採をスムーズにするには、適した時期というものがあります。1年の中で、もっとも伐採に適している時期は冬です。

冬に伐採した方がよい理由は、おもに2つあります。1つめは、冬は木が乾燥しているため、比較的軽くなるからです。

2つ目の理由として、落葉樹は冬になると葉を落とすため、伐採するときに扱いやすいという利点があります。葉が生い茂っていると邪魔になるだけでなく、より重くなります。すぐに木を処分しなければならない事情がなければ、冬まで待って伐採をするのもおすすめです。

伐採と抜根は一緒におこなうのがおすすめ

伐採後に残った切り株は、すぐに抜いてしまうのがおすすめです。根が残っていると、つまずいてケガをしたり、カビが生えたりするリスクがあります。

とくに、根を深く張っている場合は、自力で抜根するのが難しいこともあるでしょう。そのため、業者に伐採してもらったときに、一緒に抜いておくことをおすすめします。

伐採業者の選び方ポイント

先にも紹介したように、伐採を業者に頼むと数万円の費用がかかります。大きなまきの木を伐採する場合、コストが高くなることも想定されるため、信用できる伐採業者を選びたいものです。ここでは、業者を選ぶ際の注意点をまとめました。

【ポイント1】知識や経験がある業者を選ぼう

伐採を自力でやらず、業者に依頼するメリットは、たしかな実績がある人に任せるということでしょう。業者の中にも、得意分野はそれぞれあります。とくに、まきの木のような大きな木であれば、知識や経験が豊富な業者にお任せすると安心です。

【まきの木の伐採】伸び放題にするリスクと伐採・抜根にかかる費用!

【ポイント2】サービス内容の範囲を確認

伐採は木を切るだけではなく、抜根や木の処分もおこなう必要があります。業者を選ぶときには、自分が依頼したい範囲のサービスを受け付けているかどうかを確認しましょう。サービス内容を確認するときには、見積りが役立ちます。金額を一式で記載している見積りではなく、内訳が明確にわかるものを出してもらうことがおすすめです。

また、サービス内容については、口コミで知ることもできます。ホームページなどで、実際に業者に依頼した人の口コミをチェックしてみましょう。口コミだけを鵜呑みにするのではなく、実際に見積りをしてもらうときに気になる点を確認しておくと安心です。

【ポイント3】現地調査をしてくれるかどうか

実際に伐採をする前に、現地調査をした上で見積りを出してくれる業者がおすすめです。なぜなら、同じまきの木の伐採でも、木の大きさや、必要な重機はケースバイケースだからです。下見をして、より具体的に見積りを出してくれる業者であれば、事前に質問をすることもできます。ぜひ、これらのポイントを踏まえて業者に伐採をお願いしましょう。

まとめ

大きくなったまきの木を放置していると、景観を損なうだけでなく、病害虫のリスクや、近所に迷惑をかけてしまうおそれがあります。そのため、手に負えないまきの木は伐採してしまうのも、1つの方法です。

伐採は大きな危険が伴う作業なので、業者に依頼するのがおすすめです。費用は木の大きさによって変動し、低木では3,000円~、5m以上の高木では20,000円以上かかることもあります。ほかにも、抜根作業や、木の処分費が必要になるため、見積りで具体的な金額を確認しましょう。

伐採と同じく木を切る作業には、剪定があります。伐採が木を処分するために幹を切るのに対し、剪定は木のメンテナンスのために不要な枝を落とす作業です。

伐採をするときは、冬の乾燥している時期がおすすめです。冬は葉を落としている植物も多いため、ほかの時期に比べると作業がおこないやすいでしょう。

伐採を業者に依頼するときは、知識や経験が豊富な業者を探しましょう。また、サービス内容の範囲を知ることも大切です。これらは、詳細な見積りを出してもらったり、口コミを確認したりするなどの方法で知ることができます。弊社から加盟店を紹介しているので、業者選びで迷ったら、ぜひご相談ください。


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