桜の木の伐採前にはお祓いが必要なのか?!お祓いは自分でもできる!

2021.4.30

桜の木の伐採前にはお祓いが必要なのか?!お祓いは自分でもできる!

日本国内には、樹齢何百年ともいわれる桜の木が数多く存在します。そのような長い年月を生きている桜の木となると、ご神木として祀っている地域もあるようです。このような神聖な桜の木であっても倒木のおそれがあれば、伐採をするなどの対策をしなければいけません。

しかし、桜の木を切ると祟りが起きると考えられている地域もあり、伐採をする前にはお祓いをすることもあります。ここでは、桜の木の伐採前にお祓いは必要なのかと、自分でお祓いするときの作法を詳しく解説していきます。事故なく安全に伐採作業ができるよう、お祓いをして感謝の気持ちを伝えましょう。

桜の木は伐採前にお祓いしたほうがいい?

日本では古くから八百万神といって、自然の物すべてにそれぞれの神が宿っているという考え方があります。そのため、樹木を伐り倒すときには、作業が無事に終わるようお祓いをするようなのです。

桜の木は伐採前にお祓いしたほうがいい?

さまざまな地域に残る古くからの言い伝え

桜の木の伐採にまつわる話は、各地でさまざまないわれがあります。例えば、ある地域では車道の建設予定地に桜の木があり伐採準備を進めていたところ、その工事現場で事故が次々と起きたようなのです。そのため、伐採を取り止めて木を迂回するように道が新設されたという話があります。

ほかにも、墓標の代わりに桜の木を植えたといういい伝えが残っている地域もあるようです。この地域では、桜の木を切ることで祟りが起きるかもしれないという伝承を受け継いでおり、今も大切に育てているそうなのです。

感謝の気持ちを伝えることが大切

日本では古くからすべての樹木には、神や精霊が宿っていると考えられています。そのため、不当な扱いをすることで、祟りが起きるといった考えが根強く残っている地域もあるのです。しかし、病気などによって枯れてきている桜の木であれば、倒木のおそれがあるため伐採をしなければなりません。

桜の木の伐採前にお祓いをする意味は、祟られないためというよりも感謝の気持ちを伝えるということが、なにより大切となるのです。

自分でできる!伐採前のお祓い方法

桜の木の伐採前にするお祓いは、必ずしも神社やお寺へお願いしなければいけないというわけではありません。正しい作法と感謝の気持ちがあれば、自分でお祓いをすることもできます。

自分でできる!伐採前のお祓い方法

盛り塩をする

盛り塩の準備を始める前に、手を洗って口をゆすぎ清めておきます。使う塩は、神社などの清めの塩か粗塩を用意しておきましょう。ここまで準備できたら、小さい丸型の小皿に三角すいや円すいの形になるよう盛り塩を作っていきます。

このとき、塩に少量の水を含ませながら作業をすると、形を整えやすいです。また、盛り塩用の型枠もあるため、うまく形を作れない方は活用してみてください。木の伐採前におこなう盛り塩には、結界による厄除けと同じ効果があり安全祈願の意味もあるようです。

桜の木の伐採前にするお祓いのときは、結界を張るように木の4隅に盛り塩を置いておきましょう。ちなみに、お店の入り口で見かけるような盛り塩は、お祓いのためではなく浄化や運を引き寄せるために置いているようです。

お神酒を供える

お神酒とは、神様に供えるためのお酒で一般的に使用されるのは日本酒です。お神酒入れには、瓶子(へいし)と呼ばれる陶器を2本で1対として使います。大きさもさまざまあり、おもに仏具店などで購入することができるようです。

お神酒の準備ができたら、桜の木の前に供えてお祓いをしていきます。お祓いでは、お経などを唱えるというよりも感謝の気持ちを伝えるこということが大切です。また、お祓いが終わったあと供えたお神酒を飲むことで、霊力を取り込み厄から身を守るという風習がある地域もあるようです。

お神酒の代わりに、米や水をお供えすることもあります。ほかにも、木の周りに直接お酒をまいたり、盛り塩を1つから4つ使ったりと、地域によってもお祓いの仕方は異なるようです。そのため、作法を気にするよりも気持ちを込めてお祓いすることが、なにより大切となるでしょう。

桜の木の伐採は大変

桜の木は見上げるほど大きく生長する樹木なため、知識や経験のない方が伐採するのは危険をともない難しい作業となります。自分で桜の木の伐採をしようと考えている方は、作業の危険性についても知っておきましょう。

桜の木の伐採は大変

伐採には危険がともなう

桜の木に限った話ではなく、樹木の伐採にはさまざまな危険がともないます。チェーンソーやノコギリといった刃物を扱うため、誤って自分の身体を傷つけてしまうこともあるでしょう。また、樹木を伐り倒すときに予想外の方向へと傾いてしまい、巻き込まれるといった事故が起きるおそれもあります。

このような予期せぬ事故は、専門的な知識と経験を持つプロであっても起こりえることなのです。そのため、切り倒すだけだと安易に考えて作業をしてしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねません。もし、自分で桜の木を伐採するのなら、安全対策を怠らないようにしましょう。

業者ならお祓いもしてくれる

伐採作業はさまざまな危険をともなうだけでなく、大変な労力も必要となります。道具をそろえてお祓いをし、伐採したあとには伐り倒した樹木を処分しなければいけません。そのため、作業に少しでも不安や大変さを感じるようなら、専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

業者であれば、道具をそろえる必要もなく伐採から処分まで、一括して作業を請け負ってくれますよ。しかも、桜の木の伐採とお祓いを一緒にしてくれる業者もあるようです。また、根を取り除く伐根作業までお願することもできるため、完全に桜の木を撤去してしまうこともできます。

まとめ

すべての樹木には神が宿っているという考えや古くからのいい伝えによって、桜の木を切ることで祟りが起きると考えられています。このような考えから桜の木に限らず樹木を伐採する前には、お祓いをして感謝の気持ちを伝えるということが大切なのです。

まとめ

また、伐採は多くの危険をともなうだけでなく、知識や経験が必要な難しい作業となります。そのため、桜の木を伐採するときは、業者に依頼するのがおすすめです。桜の木の伐採とお祓いを一緒にしてくれる業者もあるため、安心して任せることができますよ。

伐採を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「伐採」をご覧ください。


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