手動のシャッターを電動化することは可能！その利点と欠点とは

「自分の店のシャッターや倉庫のシャッターを開けるのがきつくなってきたなあ……」そう考えた際に思いつくのが手動シャッターの電動化です。しかし、手動シャッターを電動化するとなるとシャッター自体を取り替えなくてはならないと考える方方もいるのではないでしょうか。でも実は、手動のシャッターは簡単に電動化することができるのです。今回はシャッターの電動化について紹介します。

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手動シャッターを電動化することはできる！

手動のシャッターを電動化するには今あるシャッターのボックスにモーターを施工するだけで可能です。この場合シャッター自体を総取り替えするよりも3分の1の費用で取り付けることができます。

しかし、シャッター自体があまりにも錆びていたりボロボロな場合は総取り替えも検討したほうが防犯上よいでしょう。電動化したシャッターはリモコンや押しボタンで開閉が可能になるため高齢者の方や身体の不自由な方でも楽にシャッターを開けることができるようになります。
　　　　　　　　　　　　

シャッターを電動化するメリット

シャッターを電動化する最大のメリットは開閉が非常に楽になるということです。前述したように今あるシャッターにモーターをつけるだけで施工が完了するので外壁を傷つける心配がありません。

また、手動だと車からいちいち降りてシャッターを開閉しなければいけませんが、電動シャッターだと車に乗ったままリモコンでシャッターを開閉することができます。

さらに電動シャッターはシャッター特有の「ガラガラガラ……」とした開閉音がありません。そのため早朝や深夜でもご近所に気を使うことなくシャッターの開閉ができます。そして、人や車が挟まった場合などの緊急時には自動で停止するほか、停電時には手動で開くようになります。
また、電動シャッターは無理にこじ開けようとするとモーターのブレーキが開閉を防ぎロックしてくれるので安全度はかなり高いです。犯罪者は侵入に時間がかかったり手間取ったりするとあきらめる可能性が高いうえ、ただでさえシャッターを開けるのは時間がかかるのでシャッターを電動化するのは防犯のうえでもメリットがあると言えます。

電動シャッターのデメリット

先述したように電動シャッターには人や車が挟まった場合自動で停止する機能がついています。ですが、経年劣化によりセンサーが作動しなくなると電動シャッターに体を挟まれてしまうという事故もあります。電動シャッターの寿命はおよそ10年と言われているため、電動シャッターを開閉する際に何か不具合などを感じたらすぐに電動シャッター設置・修理のプロに連絡をして修理をするか買い換えるなどの対策をしましょう。

また、シャッターの電動化は電気代が高くなってしまうと思われがちですが、1日1回か2回の開閉ならほとんど電気代がかからないため、電動シャッターはデメリットよりもメリットのほうが多いと言えるでしょう。

ただし、手動に比べてメンテナンスが多く必要になる場合もあるため「手動シャッターのままで十分満足している！」という方はしばらく様子を見てもよいでしょう。
　　　　　　　　　　　　

電動シャッター化するのにかかる価格相場

手動シャッターを電動化する場合「モーターシャフト」をつけて電動化をします。取り付けの時間はシャッターの大きさや状態によって変化しますが2時間から半日ほどで完了します。価格の相場は総入れ替えだと約30万円から50万円ですが、既存のシャッターにモーターシャフトを取り付ければおよそ3分の1の価格で取り付けることができます。
　　　　　　　　　　　　

まとめ

シャッターを電動化すると工事の初期費用はかかりますが開閉音が静か・防犯にもよい・車の中でもリモコンで開閉できるなど数多くのメリットがあります。また、電動シャッターは大きなものだけでなく窓や雨戸にもつけることができるため雨風の強い日にリモコンを押すだけで自由に開閉ができ大変便利です。

前述したように電動シャッターは既存のシャッターにつけることも可能ですが、既存のシャッターの状態があまりにも悪かったり錆ついている場合、かえって電動にしたほうが開閉の「ガラガラガラ……」という音がうるさくなったり最悪の場合電動シャッターにしたばかりなのに壊れる可能性もあります。なので、シャッターの状態が悪いと判断した場合はシャッターの総入れ替えを行いましょう。

「電動シャッターにしたいけれどすぐに工事なんて無理かも……」と思っている方はご安心下さい、電動シャッター設置・修理のプロは即日で対応するところも多く地元の企業の場合すぐに見積りをとってくれる場合もあります。もし早めの工事を希望している場合は電動シャッター設置・修理のプロに連絡をしましょう。

電動シャッター設置・修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「電動シャッター設置・修理」をご覧ください。