自転車長持ち!自転車小屋をおしゃれにDIYするために知っておきたいこと
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自転車小屋やサイクルポートは簡単にDIYすることができます。部材はホームセンターでも売られており、手軽に入手できます。しかし役割を理解していないと、自転車が危険にさらされてしまうかもしれません。また、建てた後に実は法に触れていたなんてこともあるかもしれません。
そんなことにならないために、ここでは自転車小屋やサイクルポートを設置するときの注意事項と防犯対策について紹介していきます。
目次
自転車小屋をおしゃれにするには?色の選び方
設置する際に気になるのが、色選びではないでしょうか。家の外に取り付けるものなので、外観の印象が変わってしまうこともあります。
・カーポート
カーポートがある場合や一緒に設置する場合は、同じメーカーや素材を選ぶと統一感がで出てよいでしょう。
・窓のサッシ
窓のサッシの色味なども小屋の本体カラーと同じにしたり、サッシと同じメーカーにするのもおすすめです。
・門やフェンス
門やフェンスの外構などのカラーや素材と合わせましょう。後付感が出ないような自然な仕上がりになるかもしれません。
カラー選びに失敗すると不自然になりがちです。ポイントを押さえながら、自分の家にあったものを選びましょう。
自転車小屋はどこに作る方がいい?
自転車の台数によって自転車小屋の大きさも変わってきます。また使いやすい場所に設置しないと、使いづらかったり、外まわりも乱雑な印象になってしまうこともあります。
まずは設置場所を考えなければいけません。その際は、以下の2つのポイントにご注意ください。
・十分な広さがあるか?
自転車の大きさや台数によって自転車小屋の大きさも変わります。敷地からはみ出さないように、十分な広さの場所を選ばなければいけません。必要に応じて屋根を切り詰めたり、庭木を剪定・伐採することがあるかもしれません。
・柱が設置できるか
地中に配管が走っていたり、地盤が柔らかかったりすれば、柱を埋めることができないかもしれません。事前に地下の状態を調べておきます。
DIYの自転車小屋にもつけたいサイドパネル
サイドパネルをつけることによって、自転車小屋への雨や風の吹きこみが減少します。サイドパネルの素材はポリカーボネートという衝撃に強いものが使用されていま。自転車を止めるときについついパネルにタイヤをぶつけてしまったりするかと思います。サイドパネルは強い素材なため簡単に破損することはありません。
しかし、傷が付いてしまったり、枠から外れてしまうこともあり、枠はアルミ製なことも多いため、へこんでしまうおそれもあります。そんな時は車止めバー(輪止め)も一緒に設置しましょう。
車止めバーは必須! 盗難防止のひと手間を加えよう
上記のような傷つけから守ってくれるのが車止めバーです。車止めバーがあると、自転車はそこで止まってくれるので、ぶつかったりすることはないでしょう。一般的な自転車止めを利用する方もいますが、車止めバーは盗難防止にもなります。
自転車を盗難する犯人は時間をかけたくありません。防犯カメラの設置も重要ですが、それでも盗難されてしまうことがあります。
車止めバーは自転車置き場の柱の下部に取り付けます。車止めバーを設置し自転車とつなげれば簡単に盗難されにくくなります。これだけでは不安という方は、カギだけでなくチェーンやワイヤーなどもつけるとより効果的です。
また、防犯にはゲートを付けたり、自転車小屋をカギ付きにしたり、センサーライトや防犯砂利を設置するといった方法もあります。
近年、スポーツタイプや電動タイプなど高価なものがたくさん出ています。そういった高級な自転車は部品だけでも狙われやすく、盗難に遭う確率も高いです。自転車小屋をつくる時にもしっかりと防犯性能を高める必要があります。
自転車小屋のサイズ基準
自転車小屋を作る時に気をつけておかなければいけないのが、建築基準法です。建築基準法では、柱がなくても壁があるものは建築物とみなされます。そのため、DIYだからといって、自宅にかってに建築物をつくるのは違法になります。
設置面積が10平方メートル未満であれば母屋の増改築とみなされるので申請は必要ないようです。もし不安であれば設置する前に自転車小屋を設置できるか聞いてみた方がよいでしょう。
使いやすくするためには、まずどれだけの自転車を保管するのか、どれくらいの頻度で使用するのかを明確にしておく必要があります。
また、将来的なことも考えたうえでの設置をおすすめします。例えば、今は子供が小さくても大きくなってきたら自転車も大きくなります。台数が増えることも考えられます。今ある自転車だけではなく、将来も見据えましょう。
普通の自転車のサイズは、全長190cm、幅60cm以内のものが多いです。サイズを考慮したうえで大きさを決めましょう。何台もあるようであれば、道路への行き来もしやすく、それぞれが出し入れしやすい幅を確保しましょう。また転倒や防犯対策にもしっかりと気を付けましょう。
まとめ
大きい自転車に買い替えたり、台数が増えたりして置く場所がないと感じるようになったときは、自転車小屋を設置するといいかもしれません。自転車を風や雨から守ってくれます。
しかし、一口に自転車小屋といっても、大きすぎたり、こだわりすぎたりすると法に触れるそれもあります。もし自転車小屋の設置を考えているなら、一度プロに相談してみてもいいでしょう。
サイクルポートを依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「サイクルポート」をご覧ください。