きれいな外装を保ちたい!ピアノ磨きで気を付けたいポイントは?
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いつも使っているピアノはきれいな状態を常に保っていたいですね。普段ピアノを磨いているけど、それでも汚れがついてしまうこともあると思います。
汚れをそのままにしておくとピアノの調子が悪くなってしまい、音がこもったり、ずれたりしてしまって、ピアノの調子が悪くなってしまいます。ピアノをキレイにしたいけどどうやったらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回はピアノの汚れの種類と、キレイに保つピアノ磨きの方法を紹介します。
目次
ピアノにはどんな汚れがつきやすい?
ピアノも家に置いていれば、汚れがついてしまいますが、どんな汚れが多いでしょうか。ひとことで汚れといってもいろいろな種類がありますのでいくつか紹介します。
・ホコリ
ピアノにつきやすい汚れで、掃除をしてもすぐについてしまいます。黒いピアノだと目立つのでこまめにピアノを磨き、掃除をしましょう。
・手垢
鍵盤を弾く際につきやすい汚れです。鍵盤は白色なので汚れは目立ちにくいです。きれいな手でピアノを弾くようにし、弾いた後は鍵盤を拭きましょう。
・カビ
長年使っていると湿気の影響によってカビが生えてしまいます。ピアノの外側についているなら見た目でわかりますが、ピアノの裏側や、内側だと気づかない場合が多いです。
ピアノの外装は楽器性能にも影響する!?
ピアノの磨き方といった掃除方法に問題がある場合や湿気といった環境が原因で、ピアノの外装が悪くなることがあります。そうなってしまうとピアノが弾きにくくなってしまう恐れがあり、ピアノの音がこもったり、ずれたり、鍵盤が戻りにくくなります。ピアノの演奏に悪影響が出てきてしますので、定期的にメンテナンスをする必要があるでしょう。
表面の軽い汚れは柔らかい布で対処する!
固い布だと傷が付いてしまうことがあるので、クロスといった柔らかい布などでホコリを取ってください。やさしく、ゆっくりピアノを磨きましょう。
水拭きをするとピアノによっては状態が悪くなってしまう可能性もあるので、注意しましょう。もしも水拭きをする際には、よく絞った雑巾で拭いてください。強く拭きすぎると、キズがついてしまう場合があるのでやさしく磨きます。
ピアノのつやが無くなってきたときは専用の手入れ剤で磨く!
ピアノの場所によって手入れ剤を使い分ける必要があります。
ワックス、クリーナーは布に塗る、もしくは吹きかけて使用してください。その際、ワックスやクリーナーが全体に広がって、均等になるようにピアノを磨きましょう。均等にならないと見栄えが悪くなってしまい、感触も違ってきてしまいます。
注意点としてはアルコールを含んでいるものや、マジックリンなどのスプレーは使用しないようにしてください。
布を使用する際はキレイな布を使いましょう。また手の汚れがついたりする場合があるので、ピアノを手入れする際、手はキレイにしておきます。
では、具体的にどう掃除するべきか場所別にみていきましょう。
・ピアノの外装
ワックスを使います。種類によっては状態を悪くさせてしまう恐れがあるので、使用するワックスは楽器店に相談してください。力を入れすぎてピアノを磨くよりはやさしく磨くのがよいです。
・鍵盤、ペダル
クリーナーを使うのが良いです。クリーナーが鍵盤、ペダルに残らないように乾いた布でふきとってください。ワックス同様、クリーナーを使用すると逆効果になってしまう場合があるので、使用するクリーナーを事前に確認してください。
・ペダル
銅と亜鉛の合金である、真鍮によってできていています。ペダルは長年使っていると変色してしまう、錆が発生しまうことがあるのでペダルを磨く際は根気よく磨いてください。
ピアノの種類や状態によっては業者依頼を検討しよう
前の章でも説明しましたが、ピアノの種類に適さない磨き方や手入れ剤を使うと逆効果になり、ピアノの調子を悪くしてしまう場合があります。
ピアノの外装に問題がある場合はピアノを磨き、ワックス、クリーナーといった手入れ剤を使用すればよい場合もありますが、ピアノの内側に問題がある場合、自分たちで修理するのは難しいです。
また古い種類のピアノや長年使っておらず、放置しているピアノも業者に修理を依頼するのが良いでしょう。
まとめ
ピアノが汚れやすい場所や、布を使用したピアノの磨き方と手入れ剤を使った方法を紹介しました。表面、鍵盤、ペダルなどの掃除は自分たちでできますが、手入れの仕方を間違ってしまうと逆効果になってしまい、かえってピアノの状態を悪くさせてしまう場合があります。
ピアノは長く使えば、音も変わってきて、部品も汚れてしまいます。ピアノの調子が悪くなってしまって原因がわからない場合やカビが生えてしまって、どう対処してよいかわからない場合は業者に依頼しましょう。
ピアノ調律 ピアノ修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ピアノ調理 ピアノ修理」をご覧ください。
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