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マスクだけではない!新型コロナウイルス対策は衣服などの消毒も大切

投稿日:2020-02-27 更新日:2020-02-27

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

2019年の年末に中国中部・武漢(ウーハン)で確認された新型コロナウイルスはその後爆発的に広まり、2月26日現在では日本を含む41か国・地域で確認されています。今後も感染者数は増加すると考えられており、政府はウイルスが広まりやすいと考えられる大規模なイベントについて、3月中旬までは開催見直しや対策を呼びかけるなど、国を挙げての対策が始まりつつあります。

今回は改めて新型コロナウイルスの特徴を取り上げつつ、その対策についてみていきましょう。

これまでに分かっている新型コロナウイルスの特徴

ではこれまでの報道や厚生労働省など各機関の発表から、新型コロナウイルスの特徴を「症状」「経緯」の2つの面から取り上げていきます。

新型コロナウイルスの症状

新型コロナウイルスに感染した場合の症状としては、発熱やせき・くしゃみなど呼吸器に関する症状が1週間程度続く点、強い体のだるさなどが確認されています。一方で症状が出ない人も多く、感染の確認が難しいことが特徴といえるでしょう。

ただしインフルエンザなどと同じく重度の肺炎へ悪化し集中治療が必要な方・亡くなった方も確認されていることから、新型コロナウイルスは「指定感染症」に指定されています。免疫が落ちている高齢者や既往症のある方を中心に、警戒が必要です。

(参考)厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html (2020年2月27日確認)

これまでの経緯

報道などにもある通り、この新型コロナウイルスは2019年12月、中国・武漢で最初に確認されています。その後武漢市から中国各地へ、そして中国国外へと広まっていきました。

日本では2020年1月15日に第1例が確認され、職場や接客などで感染者との関わりが強かった方を中心に広まりが確認されています。また香港など東南アジアを回って横浜へ帰港した大型クルーズ船内では、密室に近い状況ということもあり大規模な感染となりました。

2月26日現在では高齢者を中心に国内では3名が死亡、重症者が51名(うち国内感染者15名)となっています。これを受け国内ではサッカー(Jリーグ)が延期になるなど、大規模なイベントの中止や延期などが相次いでいる状況です。

そもそもコロナウイルスとはどういうウイルス?

そもそも「コロナウイルス」とはどのようなウイルスでしょうか。この章では「コロナウイルス」の特徴について解説します。

通常の風邪の1割~3割ほどを占めている

「コロナウイルス」は今回の新型を除き6種類のウイルスの遺伝子型が知られています。そのうち4種類は通常の「かぜ」の原因ともなるウイルスで、「かぜ」の1割~3割を占めているといわれています。そのため私たちにとっては「身近」ともいえるウイルスのひとつといえるでしょう。くしゃみや手すりなどについたウイルスから人から人へと広まっていきますが、重症化しにくいのが特徴です。

過去にはSARSやMERSが流行

過去に重症を引き起こした起こしたことで知られるのが「SARS」「MERS」といわれる「動物由来の」2種類のコロナウイルスです。

「SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)」はもともと「キクガシラコウモリ」を中心に感染するコロナウイルスが、人間に感染したことで発生したと考えられています。2002~2003年を中心に流行しましたが、現在では感染が終息しているようです。

一方「MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)」はもともと「ヒナコウモリ」から「ヒトコブラクダ」を中心に感染するコロナウイルスが、人間に感染したことで発生したと考えられており、今でも感染が広まっているウイルスです。感染確認者に関する死亡率は高いものの、中東を中心に「抗体を持っている≒感染歴のある」人も多く、実態はよくわかっていません。

どちらのウイルスも通常のコロナウイルスとは異なり、人間同士の感染は少ないと考えられています。一方で多数へ感染を広げる「スーパースプレッダー」が現れることもあり、急速な流行にも警戒が必要なウイルスといえるでしょう。そのため日本ではどちらも「2類感染症」に指定され、感染が確認された場合には入院や消毒などの措置がおこなわれることが特徴です。

免疫力が落ちている場合、重症化するリスクも

コロナウイルスで起こる感染症の場合、「感染=症状が出る」とはいえません。症状が出ないまま完治する例も多く、症状が出た場合でもせきなど軽症で済む例も多いと考えられています。

しかし免疫力の落ちている高齢者や、糖尿病など既往病のある方は重症化・死亡のリスクがあるといわれており、本人や家族は感染しないよう、そして感染させないよう注意が必要です。

(参考)国立感染症研究所・コロナウイルスとは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html


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現在確認されている感染は2経路!手に触れるものの消毒も忘れずに

新型コロナウイルスでもこれまで確認されている6種類のコロナウイルスと同様、「飛沫感染(せきなどでツバに含まれるウイルスが、直接体内に侵入する)」「接触感染(手すりや衣服などについたウイルスが、手から口などを通じて体内に侵入する)」の2種類が感染経路として考えられています。感染防止については、これらの対策を中心におこないましょう。

飛沫感染の対策

コロナウイルスが症状がないことも多く、その場合はマスクによってツバなどの飛散を防ぐことが有効だと考えられています。「予防」としての効果は確かめられていませんが、自分が感染しているリスクを考えれば着用することが大切になってくるでしょう。

またツバは会話などで知らず知らずのうちに飛んでいることも多いです。そのため満員電車など人混みを避けることも、予防には大切だと考えられています。

接触感染の対策

コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同じく「エンベローブ」と呼ばれる、ウイルス本体を保護する脂質の膜を持っています。そのため脂質(≒油分)を中和して破壊する、消毒用アルコールの使用が効果的といわれています。アルコールを使う場合は指のすき間や手首など、しっかりと全体へといきわたらせましょう。

また「エンベローブ」を持っていないノロウイルス対策として使われる、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を薄めて使用することも効果的だといわれています。ただし次亜塩素酸はタンパク質を破壊する作用があるため、ウイルスだけでなく手の表面も荒れてしまいます。手すりやドアノブなど、多くの人たちが触れる場所の消毒に利用すると効果的でしょう。そのほか熱湯による煮沸消毒など、コロナウイルスの持つタンパク質を無効化する対策なども考えてみてください。

もちろん、通常のかぜ予防と同じく「手洗い」「うがい」でウイルスを洗い流すことも、予防対策としては有効でしょう。

ノロウイルスの予防対策については、以下の記事でも取り上げています。
手に付いたウイルスは洗い流す!ノロウイルス対策も手洗いが大切です

家庭での対策で気を付けておきたいこと

では、家庭ではどのような点に気を付けておけばよいのでしょうか。

「発熱=新型コロナ」ではない

発熱など新型コロナウイルス感染によって引き起こされる症状は、通常のかぜやインフルエンザなどにも共通するものです。そのため現段階では「新型コロナウイルス由来の可能性は低い」と考えられており、感染者との接触があった人たちを中心に確認が進められています。また現段階では感染確認に時間がかかるほか、その精度も一定でない点、治療に関しても通常のかぜと同じく対症療法(症状を緩和させる薬の処方など)に限られる点が指摘されています。

そのため発熱があったからといってすぐに新型コロナウイルスとは疑わず、病院に連絡・医師の診察を受けることが大切です。その後医師の指示に従い、安静にして完治させましょう。

通常のかぜ・インフルエンザ対策とも並行させることが大切

新型コロナウイルスは通常のかぜ対策の基本、「手洗い」「うがい」といった対策も効果があるといわれています。マスクやアルコールなどが品薄になりつつあるものの、こうした基本に立ち戻り、さまざまな対策を並行させることも大切でしょう。

まとめ

コロナウイルスは過去にも「SARS」といった世界規模の感染症を引き起こしてきましたが、感染者の多くは症状が出なかったり、軽い症状で済んだともいわれています。一方で免疫の落ちている方を中心に重症化するリスクがあることから、予防対策などは厳重に行う必要があるといえるでしょう。「手洗い」「うがい」といったかぜ予防の基本から、感染を防ぐための対策をおこなっていってください。


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