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「慶事には300鉢以上売れる!」贈り物といえばヤッパリこの花!胡蝶蘭の基礎知識!

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胡蝶蘭というとみなさん、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

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一般的に贈答品として重宝されている花として想像されている方が多いのではないでしょうか。

第2次安倍内閣が成立した際には、新大臣の就任祝いで贈答用の高価な胡蝶蘭を送る様子がニュースで繰り返し報道されていましたね。当時は、一つの洋蘭園当り300鉢ほどが販売されたそうです。

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このように贈答用としてよく使われている胡蝶蘭ですが、実際にどのような花なのか、贈答する場面や種類との関係をご紹介します。

胡蝶蘭の名前の由来

胡蝶蘭の学名はPhalaenopsis aphroditeと言います。Phalaenopsisは、花の形が蛾に似ていることにちなみ、ギリシャ語の「蛾のような」という言葉に由来しています。 aphroditeはギリシャ神話の愛と美と豊穣の女神アフロディーテからとっています。英名のMoth orchidも「蛾の蘭」という意味を持っています。日本では蝶が舞っているような様子から、胡蝶蘭という名がつけられました。

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胡蝶蘭の特徴

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胡蝶蘭の原産地は、インドネシアやマレーシア、パプアニューギニア、台湾、フィリピンなど、主に東南アジア地域に分布しています。亜熱帯に生育している非耐寒性の多年草植物なので、寒さに弱く、暖かい時期に成長します。一般的に25度くらいになると新芽を作り始めます。野生の胡蝶蘭はまず、地上15メートルほどの高さにある樹木の枝分かれした部分に着生します。直射日光の差し込まない柔らかい日差しを好み、割りと風通しの良いところで育ちます。1836年に発見され、1887年に品種改良が始まりました。日本へはその後の1910年ころにイギリスから渡ってきました。

花の特徴

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上から2枚ほどの広い葉の間から50センチ~1メートルほどの長い花茎を出し、先端に花を10~30輪咲かせます。左右に大きく一枚づつ出てくる大きな葉を持っている為、一枚新しい葉が出てくるごとに下にある古い一枚は黄ばんで枯れていきます。胡蝶蘭の葉は肉厚で、中には水分を多く保有し、雨季以外の季節では葉の中の水分を使って生活する仕組みとなっています。このため、野生の胡蝶蘭は乾季になると、葉は中身の水分を失い、くったりとしています。

通常、胡蝶蘭の一つの花がもつのは1ヶ月くらいです。花茎全体では2~3ヶ月間咲き続けます。近年は温室栽培などで開花調節され、通年咲いている印象を持っている胡蝶蘭ですが、一年を通した開花時期は12月~5月であると言われています。空気中から水分を吸収し、露出した根から養分を吸収しているので、開花中の花を、湿度の低い部屋に置いておくと、すぐにしおれてしまうので注意が必要です。

胡蝶蘭のタイプ

胡蝶蘭の原種は400種ほどですが、1887年から始まった胡蝶蘭の品種改良によって、数多くの種類が生まれています。たくさんの種類があるので、様々なお祝いごとに使えるおめでたい花なのです。

花の咲き方に関しては、大きく分けて3つに分類されます。

大輪・・・古くからある大型タイプの胡蝶蘭。見た目も華やかで豪華。

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中型・・・大型の胡蝶蘭よりも育てるのが楽で、一般家庭にも置きやすい大きさの胡蝶蘭。

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小型・・・テーブルの上に乗せることも可能な新しいタイプの胡蝶蘭。一人暮らしなど、小さな部屋でも馴染みやすい。

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贈答シーン別に使う胡蝶蘭の例

おめでたい場面や弔事など

記念日(母の日、敬老の日など)に女性に送る場合は「ハルガスミ」という品種が人気のようです。

ハルガスミとは、日本の象徴である桜の美しさを表した胡蝶蘭で、原種のルデマニアナに白の大輪系シラネを交配したものです。また、一般的な記念日に使える赤リップも、紅白で縁起のいい種類として、安定した人気があります。

開店祝い、開業祝いなどで法人等で取引先に送る場合は白の大輪の3本立ちを送る場合が多いようです。これは胡蝶蘭といえばほとんどの方がイメージするくらいメジャーな種類です。

誕生日に送る場合の胡蝶蘭は中型が人気のようです。また、女性が好んで誕生日に買っていくため、ピンク系の胡蝶蘭が人気です。

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葬式や告別式など、お悔やみの場では、メジャーな大輪の白の胡蝶蘭やアマビリスを選ばれる方が、多いです。また、生前の故人が好きだった種類の胡蝶蘭を送る方もいらっしゃいます。

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胡蝶蘭と一口に言っても、現在では多様な種類がある為、多岐に渡る祝事や慶事、そして弔事への贈答品に使われています。しかも、高くて、敷居の高い花というイメージだった頃から変わり、今では手軽に買える小さなインテリア用の胡蝶蘭も販売されているので、手が出せなかったという方でも、「新しく買ってみようかな」と思われている機会が増えてきたのではないでしょうか。

しかし、小さいからと言って、花屋さんからそのまま買って持っていくことは、あまりオススメできません。胡蝶蘭は非常に重たい花であり、また、湿度や気温の変化に敏感です。たいていの家では部屋の中が一定の温度に保たれていますが、花屋から自分で胡蝶蘭を運びだすとなると、一旦外に出て、再び室内に持ち込むという流れになります。

このようにして運びだすと、夏場や冬場は、急激な外気と内気の温度差に胡蝶蘭が傷ついてしまうかも知れません。そうすると、胡蝶蘭が枯れやすくなったり、葉や花びらが傷んだりしてしまいます。

そのようなことのないように、最初から、最後まで、しっかりと胡蝶蘭を届けてくれる、胡蝶蘭の通販をしている業者に依頼することがもっとも確実な方法です。

胡蝶蘭の通販業者を使えば、相手の家にサプライズとして届けることもできます。胡蝶蘭を通販で届けられた方々からは、スマートに贈り物を届けられるという点が非常に好評なようです。

胡蝶蘭の価格について

花の数で値段が決まる

胡蝶蘭は、1本の茎に沢山花が咲いているものほど価値が高くなり、「◯輪もの」というような表現をします。また、植えられている本数を「◯本立ち」と表現します。
例えば、1本の茎に14輪以上の花が付いた胡蝶蘭が3本植えられてい場合、14輪の3本立ちというような、表現をします。
胡蝶蘭通販を利用する場合、花の数と寄植えされている本数により価格が決められ、6輪の3本立ちで1万円前後、14輪の3本立ちで3万円程度が相場です。

品質によって値段が変わることも

胡蝶蘭は、育てた時の環境によって品質が大きく変化します。例え見た目が酷似していても品質が悪いと3週間程で枯れてしまい、品質が良いと4ヶ月以上も咲き続けます。
なので、見た目は似ていても、育成環境によって値段に差が出る場合があります。

まとめ

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ここまで、胡蝶蘭の生態や歴史、多くの種類から、どのようなシーンで使われるものなのかご紹介してきました。

もともと日本は胡蝶蘭の生育している地域ではないということから、胡蝶蘭を長く育てるためには、温度や湿度調節が欠かせません。しかし、実は育て始める前に受けたダメージが、数日後、数カ月後に傷んだり枯れた状態で表に出てくることもあるので、大切な式辞や友人への贈答で使う場合は、長く育ててもらえるよう、しっかりと温度・湿度管理をしながら運んでくれる専門業者に依頼しましょう。

胡蝶蘭を贈り物や届け物としてお届けする際には、「生活110番」の「胡蝶蘭通販」をご利用ください。

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