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弔問に適した服装は?挨拶は?弔問のマナーを詳しく解説します

投稿日:2018-04-02 更新日:2018-12-18

弔問ってなに?意外としらない弔問マナーを詳しくご紹介します!!

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

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友人、知人、お世話になった人……別れは突然やってきます。親しい人が亡くなってしまった際には、「弔問」をしてお悔やみの気持ちを遺族の方に伝えましょう。

しかしこの弔問、マナーや流れを知らずにやってしまうと、無礼に当たってしまうこともあります。親しい人を安心して送り出してあげるためにも、また遺族の方々に不満を抱かせないためにも、弔問のマナーについてはしっかり知っておくことが大切です。

このコラムでは、弔問の作法やタイミング、流れにいたるまでひとつひとつ解説していきます。葬祭のマナーは多く複雑なものが多いため、これを機にマスターしておきましょう。

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お悔やみの言葉を述べる「弔問」の意味と出向くタイミング

弔問とは、亡くなった知人の遺族の元へおもむき、お悔やみの言葉とともにとむらう、という意味です。弔問には葬儀や通夜などに参列する方法と、遺族の実家に直接出向き、とむらうという方法の2種類があります。

この弔問は遺族や亡くなった方と直接対面することもあるため、服装や言葉づかいなどのマナーにも厳しいものが多くなっています。とくに遺族の元へ出向くタイミングはなかなか難しい点もあるため、しっかり把握しておきましょう。

弔問をするタイミング

弔問はいかなる場合でもすぐにしなければならない、と思われがちですが、実はそうではありません。中には例外もあるということを知っておきましょう。
 

故人との生前の関係性でもタイミングは変わる

・生前、親密だった場合
故人と生前、親密な関係があったという場合は、訃報が入り次第すぐに弔問に向かいましょう。具体的には3親等以内の親族や、とくに親密にしていた友人などがここに当てはまります。また、遺族から弔問のお願いなどが来た場合も、できるだけ早く出向いた方がよいでしょう。

しかしどうしても自分の都合が悪い場合や、遺族の都合が合わなさそうな場合は、無理に通夜前に出向く必要はありません。通夜や告別式に出席し、弔問をしましょう。

・それほど生前、親密な関係性ではなかった場合
それほど親密ではない方の場合は、基本的に通夜前の弔問はやめておいた方がよいでしょう。遺族の要望があった場合は別ですが、それ以外の場合は通夜に参列することで弔問をする方法が無難です。
 

通夜前に弔問をする場合は必ず遺族に連絡する

通夜前はあわただしいことも多く、遺族の方々も余裕がないかもしれません。生前の関係性がどうであれ、弔問にいく際には必ず遺族に一報、連絡を入れて確認を取ることが常識です。
 

服装、香典、忌み言葉…覚えておきたい弔問のマナー

通夜前に弔問をする場合は、大前提として必ず連絡を入れておきましょう。その前提をおこなった上での弔問中のマナーを、この章では解説していきます。

言葉づかいのマナー

何よりも大切なポイントは、この言葉づかいです。この言葉づかいは通夜前の弔問に限らず、実際の通夜や告別式にいたるまですべての葬祭行事内で意識しなければなりません。

どれだけ故人をとむらう気持ちがあっても、言葉づかいが間違っていれば遺族の方々も不快な気分になってしまいます。丁寧な言葉づかいはもちろん、「忌み言葉」やなどにも注意しておくことが大切です。
 

忌み言葉

忌み言葉とは、縁起の悪い言葉などに用いられる表現です。日常でよく使う言葉も、弔問の場では忌み言葉になってしまうこともあるため、事前に把握しておきましょう。下記では、代表的な忌み言葉の例をご紹介していきます。

・ますます
・続く
・重ね重ね
・たびたび

このように、重なる・続くようなイメージを連想させるような言葉や表現は好ましくありません。うっかり発言してしまわないよう注意しましょう。
 

聞いてはいけないこと・使ってはいけない表現

忌み言葉ではないですが、弔問で使うべきではない表現はまだまだあります。

・「死ぬ」「亡くなった」などの直接的な表現
・「これからがんばって」などの遺族に負担をかけかねない励まし
・「大往生」「天寿をまっとう」などの、遺族が使うべき表現

このように、一見使ってしまいそうな部分にNG表現は多数あります。弔問前には注意して、正しい言葉づかいでのぞむようにしましょう。

服装のマナー

一般的な通夜や葬儀では喪服を着用しますが、通夜の前におこなう弔問は私服でも大丈夫です。この風潮は、喪服をきていると逆に準備をしていたかのよう、というイメージから来ています。もちろん私服といってもはでなものは控え、落ち着いた服装を選ぶようにしましょう。

主な服装の例

・男性
スーツやスラックスなど、落ち着いた印象を受けるもの

・女性
アンサンブルスーツなど
化粧は薄いものにし、結婚指輪以外のアクセサリーは外す

・子ども
制服がある場合は制服
制服がない場合は、暗めの色のスカートやパンツといったフォーマルな印象を与える服装

また故人が子どもである場合は、同世代ぐらいの子どもを弔問に連れていかないような配慮をしましょう。どうしても見ていないといけない場合は大丈夫ですが、遺族の方の気持ちを考えた行動を心がけることはとても大切です。

香典・供え物のマナー

通夜の前に弔問をする場合、香典は持参しないようにしましょう。これも喪服の理由同様、亡くなる前から準備していたかのようになってしまうことからきてきます。

そのため何か持参していきたいと思った際は、お供え物として持参するようにしましょう。このお供え物も、遺族が気をつかってしまうような高価なものは避けておいた方が無難です。具体的には花や食べ物など、故人の好きだったものを供えるケースが一般的といえます。

この供え物も故人・遺族の宗教によってNGがあることもあります。相手の宗教を理解して、失礼のないようにしましょう

弔問はどんなタイミングですればいい?

通夜前に弔問する場合の作法

弔問は遺族の家庭に出向くという特殊な流れとなるため、一般的な通夜などとは異なる作法が求められることがあります。
 

基本的には遺族に求められるまで行動しない

部屋の中に上がる、故人との対面を要求するなどの行動は、基本的に遺族に求められるまではしないことが礼儀です。遺族にすすめられなかった場合は、玄関などでお悔やみの言葉を述べて引き上げましょう。
 

長時間の弔問は避ける

基本的に通夜前の弔問は、忙しい遺族が合間をぬい対応してくれています。そのため過度に長居することは避け、弔問や対面が終わり次第、速やかに引き上げるようにすることを心がけてください。
 

故人と対面する際の作法

故人との対面は、前述したように遺族にすすめられない限りは要求してはいけません。またこの対面時にも作法があるので、しっかり確認しておきましょう。

①正座をして、枕元に座ります。
②故人の枕元に近づきます。
③両手を床につけ、礼をします。
④遺族が白布を上げ、対面します。このとき、自分で白布を上げてはいけません。
⑤対面後、再度礼をし、合掌します。
⑥最後に遺族にも礼をし、一言遺族をいたわる言葉を述べましょう。

 
弔問の際の服装について

自宅に出向く際は注意!弔問の主な時間帯

弔問にはそれぞれ、最適な時間帯があります。そこを間違えてしまうと遺族の方々の負担になってしまうこともあるため、しっかり覚えておきましょう。
 

通夜前弔問の最適な時間帯

通夜の前に弔問する場合の時間帯は、極端な時間(早朝や深夜)でなければいつでも大丈夫です。しかし、この時間帯に関しては遺族の方々と必ず相談する必要があります。遺族は通夜の前で非常にあわただしく、つかれていることも多いためそれに配慮した時間におもむくべきでしょう。
 

通夜の主な時間帯

通夜は18時ごろから開式するケースが一般的です。参列者の入場は開式の10~15分前が多いでしょう。閉式は19時頃が多く、1時間ほどの式になることが多くなっています。
 

告別式の主な時間帯

告別式は通夜の翌日、昼間の11時ごろから開式することが多いでしょう。この式も1時間ほどかかり、式の後には精進落としや初七日法要などをおこないます。
 
弔問の際に持っていくもの

宗派によっても変わる焼香の仕方

弔問や通夜などで悩みがちな焼香。この焼香の仕方は、宗派によっても大きく変わります。弔問の前に、正しい焼香の仕方を学んでおきましょう。

一般的な線香の上げ方

①仏壇の前に座り、一礼します。
②ろうそくに火がついていなければ自分でつけます。直接線香に火をつけないようにしましょう。
③ろうそくの火から線香に火をつけます。
④線香から煙が出ていることを確認し、左手で火を消します。この時、口で火を消さないようにしましょう。口は悪業を積みやすいとされていることから、口で吹き消すのはマナー違反とされています。
⑤線香を香炉に立てます。宗派によっては線香を寝かすところもあります。
⑥おりんを一度ならします。
⑦合掌し、遺影に一礼します。
⑧再度遺族に一礼します。

また、仏教の宗派によっては焼香の回数や線香の本数が変わります。

宗派ごとの焼香回数・線香本数の違い

焼香回数・方法

・真言宗:3回【3回または1回、おしいただく】
・天台宗:1~3回【とくに決まりなし】
・曹洞宗:2回【1回目のみ、おしいただく】
・浄土真宗大谷派:2回【おしいただかない】
・浄土真宗本願寺派:1回【おしいただかない】
・日蓮宗:参列者は基本1回【おしいただく】
・臨済宗:1回または2回【おしいただかない、2回の場合は1回目のみおしいただく】
・浄土宗:回数は決まっていないが、1回が多い【おしいただく】※左手を添える

※「おしいただく」とは、抹香を額付近までかかげる、という意味
 

線香の本数・方法

【3本立てる】
天台宗、真言宗

【1本立てる】
曹洞宗、日蓮宗、臨済宗、浄土宗(浄土宗は2本の場合も)

【1本の線香を2つに折り、香炉に寝かせる】
浄土真宗

(上記はお寺や地域によって異なるケースもあります。)
 
このように、宗派ごとに細かく焼香の回数や線香の本数が異なります。しかし、焼香含め弔問は故人を思いやる気持ちが何よりも大切です。そのため、多少手順や回数を間違えてしまってもあせらず、落ち着いて焼香することが大切といえるでしょう。

弔問時の作法について

どうしても弔問できない場合は「弔電」や「葬儀後の弔問」をしよう

どうしても都合が悪く、通夜前の弔問や通夜、告別式に参列できなかった場合は、「弔電」や「葬儀後の弔問」をしましょう。

弔電

弔電とは、お悔やみの言葉を載せた電報のことをいいます。基本的には手紙同様、あて先・あて名・差出人の名前・本文で構成されています。この弔電の本文も故人の宗教によって少々異なるため、注意しておきましょう。
 

故人の宗教によって表現が変わる

宗教はそれぞれ、死後の表現が異なります。故人や遺族への配慮も踏まえて、覚えておくとよいでしょう。ここでは仏教、キリスト教、神道の表現をご紹介します。

・仏教:ご冥福(浄土真宗の場合は「哀悼の意」など)
・キリスト教:追悼の意、安らかな眠りなど(冥福や成仏は仏教用語のため)
・神道:御霊の安らかならんことを~など

一般的に利用されている「冥福」や「成仏」などは仏教用語のため、基本的に他宗教では使用されません。これ以外にも宗教によって細かい表現の違いがあるため、弔電を書く際は注意しましょう。また、当然ですが前述の忌み言葉も厳禁です。

不安な方は業者の弔電サービスを利用する方法も有効です。弔電業者は文例のテンプレートを用意していることが多いため、書きなれていない方でも安心です。電話などで相談すれば、どの宗教でも問題なく利用できる弔電も教えてもらえるでしょう。
 

弔電の費用相場は?

弔電の費用は台紙の質によって大きく変わり、安いものなら1,000円前後、高いものだと1万円以上するものまで存在します。また、文字数が多いほど料金が上がることもあります。この費用は、故人との関係などによって選択するようにしましょう。

葬儀後の弔問

通夜や葬儀に参列できなかった場合、葬儀の後に遺族の元で弔問するという方法もあります。事前連絡や服装、時間帯などのマナーは通夜前の弔問と同様ですが、弔問に出向く日程には気をつけなければなりません。
 

弔問の日程

葬儀後の弔問には、葬儀が終わってから数日後~49日後の範囲で出向くようにしましょう。
数日後という日程設定の理由は、葬儀後は遺族も忙しく、つかれてしまっていることを考慮するところからきています。葬儀の直後は避け、数日たってから連絡をしてみましょう。

また、49日という上限は、仏教で死後49日後に成仏するという考え方からきています。かといって決して49日後以降に弔問してはいけない、というわけではありません。いかなる場合においても、弔問前には一度遺族に連絡をし、都合を聞くことが重要です。
 

香典・供え物を持っていこう

葬儀などに参列できなかった場合は、香典や供え物を弔問の際に持参しましょう。通夜前の弔問では必要ありませんでしたが、葬儀後の場合は必要になります。

この香典と供え物は、焼香の後に渡す手順がベターです。焼香に通されなかった場合は、お悔やみの言葉を述べたのち手渡すようにしましょう。

弔問の際に持っていくもの

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まとめ

訃報は、突然知らされることが多いです。つい最近まで元気だったのに、突然訃報を聞くことも珍しくありません。そのためお葬式やお通夜に参列できず、通夜前や後に弔問する方もいらっしゃいます。弔問にはマナーや作法が多いため、ひとつひとつ非礼のないようにしっかり憶えましょう。

ここまでマナーや礼儀作法などを詳しくご紹介してきましたが、もっとも大切なのは故人をとむらう想いと遺族を気づかう気持ちです。多少礼儀を間違えてしまっても、誠心誠意の気持ちがあれば遺族の方々もわかってくれるでしょう。

しかし、お互いがおだやかに故人をとむらうためにも、最低限のマナーは必要です。故人にとって最後までよい関係であるためにしっかりとした知識を身につけておきましょう。

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(この記事は2018年12月18日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
編集者:りな
家の掃除が得意。特にエアコン掃除にはうるさく、シーズンごとに掃除をする徹底ぶり。年中、家はピカピカ。虫が苦手。

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2018-12-18 16:06:34
https://www.seikatsu110.jp/etc/ec_funeral/58618/
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