LEXUS RX450Hのバッテリー上がりを解消するには、ジャンピングスタートをしましょう。エンジンをかけるにはバッテリーに電気を供給しないといけません。バッテリー上がりはバッテリーの電気が不足している状態なので、他車などから電気をもらう必要があります。
この記事でジャンピングスタートの手順を紹介していますので、参考にしながらバッテリー上がりを解消してみてください。また、ハイブリッドカーならではのポイントや注意点についても参考にしてみましょう。
目次
エンジンがかからないときはバッテリー上がり以外の可能性も確認しよう
RX450Hのエンジンがかからないとき、まずはバッテリーが上がったと思ってしまうかもしれません。しかし、じつはバッテリー上がり以外にもエンジンがかからなくなることがあります。まずは該当する部分がないか確認してみましょう。
絶対バッテリー上がりだという場合は、本コラム内「RX450Hのバッテリー上がりはジャンピングスタートをしよう」でバッテリー上がりの対処方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
エンジンがかからない場合のトラブル一覧
車はさまざまな要因でエンジンがかからないことがあります。まずは下記の状況に該当していないか確認してみましょう。
・シフトレバーが「P」に入っていない
シフトレバーをしっかりPに入れてエンジンをかけてみましょう。
・ブレーキペダルをしっかり踏んでいない
ブレーキペダルをしっかり踏み込んでエンジンをかけてみましょう。
・ハンドルロックがかかってしまっている
ハンドルを左右に回しながらエンジンをかけてみましょう。
・車の鍵が車内にない
車の鍵が手元にあるか確認しましょう。
・車の鍵に電池がない
車の鍵の電池交換をしましょう。
RX450Hにはハイブリッドバッテリーと補機バッテリーがある
RX450Hに内蔵されているバッテリーは、「ハイブリッドバッテリー(駆動用バッテリー)」「補機バッテリー」の2種類があり、それぞれ役割が違います。バッテリー上がりを起こしたのであれば、そのうちのひとつである補機バッテリーが要因です。
ここではそれぞれのバッテリーの違いと、どこでバッテリーが上がっているのかについて解説していきます。
ハイブリッドバッテリーと補機バッテリーの違いとは
それぞれのバッテリーの役割を確認してみましょう。
【ハイブリッドバッテリー(駆動用バッテリー)】
車の走行のための高電圧バッテリーです。電気を使って車のモーターを動かします。ガソリン車ではどうしても出てしまう発進時などの無駄な力の部分を、強力なモーターの力を使って補うことができます。
緻密(ちみつ)に制御されたシステムによって車をスムーズに動かすことができ、燃費の向上が見込めるのです。
【補機バッテリー】
ガソリン車と同じ12Vの低電圧バッテリーで、エンジンをかけるときに必要になります。そのほか、ハイブリッドシステムの起動、ヘッドライトやカーナビなどといったさまざまな部分へ電気を送っています。
バッテリー上がりで車が動かないというのであれば、補機バッテリーがバッテリー上がりを起こしたとみてよいでしょう。バッテリー上がりを起こしてしまう仕組みはガソリン車と同じです。車に長時間乗っていないときなどにバッテリー上がりが起こってしまいます。
RX450Hのバッテリー上がりの修理は応急用接続端子を使う必要がある
補機バッテリーはトランク側にありますが、直接ブースターケーブル(他の車などにつなぐためのケーブル)で接続してエンジンをかけていくわけではありません。ボンネット側にバッテリーが上がったときのための、応急用接続端子が設置されています。
応急用接続端子を使ってバッテリー上がりから修復していく必要があります。
RX450Hのバッテリー上がりはジャンピングスタートをしよう
RH450Hがバッテリー上がりをしたのであれば、ジャンピングスタートをしましょう。ジャンピングスタートは自車とは別の電源を使って車のエンジンをかける方法です。この方法についてはハイブリッド車であってもガソリン車であっても変わりません。
ここではジャンピングスタートの手順とハイブリッドカーならではの注意点について紹介していきます。
ブースターケーブルと救援車を使った方法
救援車(バッテリー上がりした車を救援するためのエンジンのかかる車)を使った手順を紹介していきます。電気をわけてもらうために、救援車(12Vのバッテリーを搭載しているガソリン車)と故障車を接続するためのブースターケーブルを準備しましょう。それでは手順を紹介していきます。
2.故障車の応急用接続端子のプラス端子に赤いケーブルをつなぐ
3.救援車のプラスケーブルに赤いケーブルをつなぐ
4.救援車のマイナス端子に黒いケーブルをつなぐ
5.故障車のマイナス端子につながる未塗装の鉄の部分に黒いケーブルをつなぐ
6.救援車のエンジンをかける
7.故障車のエンジンをかける
8.エンジンがかかったら取り付けと逆の手順で、ブースタ―ケーブルを外す
ジャンプスターターを使った方法
続いてジャンプスターターを使った方法を紹介します。ジャンプスターターは車のバッテリーを充電できるモバイルバッテリーのようなものです。小型で持ち運びがしやすく、接続することで、ジャンピングスタートをおこなうことができます。
2. マイナス端子につながる未塗装の鉄の部分に黒いケーブルをつなぐ
3.ブースターケーブルをジャンプスターター本体につなぐ
4.1分ほど待って、車のエンジンをかける
5.エンジンがかかったら、取り付けと逆の手順で、ジャンプスターターを外す
エンジンがかかったら電気を充電しよう
エンジンがかかったら、補機バッテリーに電気を充電する必要があります。1時間ほど車を動かして、しっかりと充電するようにしましょう。
すぐにエンジンを切ってしまうと、充電がほとんどされていないので、またバッテリー上がりを起こしてしまいます。
【注意】ハイブリッドカーからの救援について
前項で12Vのガソリン車から電気をもらいバッテリー上がりを修理するようにお伝えしました。なぜかというと、基本的にハイブリッドカーは救援車として使用することが推奨されていないからです。
ハイブリッドカーを救援車として使用すると、エンジンをかけたときに大きな電流が流れて、故障車側のインバータなどの電源ユニットが壊れてしまうおそれがあります。ハイブリットカーは車種やメーカーによっては救援できない車も数多くあるため、ご注意ください。
RX450Hのバッテリーの寿命が近い場合は交換しておこう
RX450Hのバッテリー上がりの原因が寿命や劣化であれば、バッテリー交換を考えなければなりません。ジャンピングスタートでエンジンがかかったとしても、近い将来同じようにバッテリー上がりを起こしてしまうおそれがあります。
バッテリーの点検は、業者や自動車部品販売店などにお願いできます。また、バッテリーの使用期限を確認してみるのもよいでしょう。
バッテリー上がりの原因である補機バッテリーの交換であれば、そこまで難しいものではありません。バッテリー交換の手順を解説していますので参考にしてみてください。
必要な道具
補機バッテリーの交換に必要な道具は「新しいバッテリー」「スパナ」「バックアップ用電源」です。「ゴム手袋」と「保護メガネ」があると安全に作業することができます。
バッテリー交換の手順
それでは交換の手順を紹介していきます。
2.バックアップ用電源をバッテリーターミナルに接続する
バックアップ用電源を接続せずにバッテリーを外すと車に保存されているメモリーなどが消えてしまいます。電気系統に影響が出ることもあるので必ず使いましょう。
3.バッテリーを外す
スパナを使ってバッテリーを外していきましょう。バッテリーは金具で固定されているので金具も外していきます。
4.バッテリーを取り付ける
軽くホコリなどを掃除して新しいバッテリーを取り付けます。取り外しと逆の手順でつけていきましょう。ナットが緩んでいないか、きちんと確認をしながら取り付けていきます。
5.エンジンをかけて確認をする
最後にエンジンがかかるか確認して完了です。
まとめ
ハイブリッドカーであってもガソリン車と同じようにジャンピングスタートをすることができます。ですが、ハイブリッドカー側からバッテリー上がりの車を救援することは、故障のおそれがあるので推奨されていないということを覚えておきましょう。
もし知らずに救援しようとすると、電源ユニットに不具合が起きてしまう可能性があります。絶対にやめましょう。
自分ではRX450Hのバッテリー上がりの対処が難しいという場合は、業者に頼るという手もあります。弊社はバッテリー上がりを解決できる業者をご紹介することが可能です。24時間365日電話受付をしていますので、もしもの際はお気軽にご相談ください。
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