フィットのバッテリー上がりを5分で解決!ハイブリッド車もこちら

2021.4.30

フィットのバッテリー上がりを5分で解決!ハイブリッド車もこちら

フィットがバッテリー上がりを起こしたときには、ジャンプスターターやブースターケーブルを使ってジャンプスタート(エンジンの再始動)をさせましょう。ハイブリッド車の場合もガソリン車と同じ方法で対処できますが、注意していただきたいことがあります。こちらの記事を参考に対処してみてください。

バッテリー上がりには、必ず何らかの原因がありますし、予防も可能です。バッテリー上がりを繰り返さないために、原因をつきとめて、予防しておきましょう。本記事では、バッテリー上がりの原因と予防法も解説しています。

バッテリー上がりの対処法はガソリン車とハイブリッド車で異なる

ハイブリット車も、おおむねガソリン車と同じ方法でバッテリーを復旧させることができます。ただし、ガソリン車のバッテリーとは異なる点や、バッテリー上がりの救援で注意するべき点があります。確認しておきましょう。

ハイブリッド車のバッテリーは2つ

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ハイブリッド車のバッテリーには、「駆動用バッテリー」「補機用バッテリー」の2種類があります。それぞれのバッテリーの役割は以下のとおりです。

駆動用バッテリー …… モーターの稼働、エンジンの始動
補機用バッテリー …… ハイブリットシステムの起動、ライト類やドアロックなどの作動

ハイブリットでバッテリー上がりを引き起こすのは、補機用バッテリーであることが多いです。補機用バッテリーは、ガソリン車と同じ12Vの鉛蓄電池が搭載されています。ガソリン車と同じように徐々に劣化するため、3~5年ほどで寿命を迎えます。

補機用バッテリーが上がったら、ガソリン車と同じ方法でジャンプスタート(エンジン再始動)をおこなってください。ハイブリッド車の補機用バッテリーは、トランクルームなどわかりにくいところに設置されている場合があります。ただし、フィットハイブリッドの補機用バッテリーはエンジンルームに設置されていますので、比較的見つけやすいでしょう。

駆動用バッテリーは、総走行距離10万kmが交換の目安です。駆動用バッテリーは、めったに故障を起こすことはありませんし、プロでないと交換できません。駆動用バッテリーの寿命や交換時期は、車を購入したディーラーなどで相談してみてください。

ハイブリッド車は救援車にはなれない?

バッテリー上がりの対処法を調べてみると、「ハイブリッド車はバッテリー上がりの救援ができない」のような情報が多くあります。しかし、ハイブリッド車のバッテリーを救援に使うことは、メーカーによって見解が違っています。

ホンダのフィットハイブリッドの場合、救援車(他の車へバッテリーをつないで電気を供給する車)として利用できます。ただし、ガソリン車のエンジンがかけれるほどの電力が供給できない場合もあります。一度試してみましょう。

ホンダ以外のメーカーには救援車としての使用を推奨していない車種があるため、カスタマーセンターへ相談してください。

フィットのバッテリー上がりを解消する方法

フィットがバッテリー上がりを起こしたときには、まずジャンプスタートをさせましょう。ジャンプスタートとは、エンジンを再始動させるために必要な電力を救援車やジャンプスターターからもらうことをいいます。

【方法1】ブースターケーブルで救援車と繋ぐ

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ブースターケーブルと救援車を使ってバッテリー上がりを解消しましょう。ブースターケーブルとは、赤と黒が1セットになったケーブルです。バッテリー上がりを起こしたフィットとは別に、もう一台別の車を救援車として準備する必要があります。フィットのバッテリー上がりを解消するためには、普通乗用車を選ぶとよいでしょう。

フィットのバッテリーの電圧は12Vです。救援には同じ電圧の車を使ってください。トラックなどの大型車は、電圧が異なるため、危険をともなうことがあります。国産の普通乗用車ならほとんどが12Vの電圧です。

ブースターケーブルのつなぎ方は、手順をまちがえるとショートや感電を引き起こすおそれがあります。ここでしっかり確認してから作業をしてください。

(1)フィットと救援車のバッテリー位置が近づくように停車
(2)赤いブースターケーブルのクリップを、フィットバッテリーのプラスターミナルにつなぐ
(3)赤いブースターケーブルのもう一方のクリップを救援車のバッテリーのプラスターミナルにつなぐ
(4)黒いブースターケーブルのクリップを救援車のバッテリーのマイナスターミナルにつなぐ
(5)黒いブースターケーブルのもう一方のクリップを、フィットのエンジンブロック(エンジンの金属部分)につなぐ
(6)救援車のエンジンをスタートさせて、5分ほど待つ
(7)フィットのエンジンをかけてみる
(8)エンジンが再スタートしたらブースターケーブルを外す

※ブースターケーブルを外すときは、取り付けたときと逆の順でおこなってください。

ジャンプスタート(エンジン再始動)をさせたら、すぐにエンジンを切ってはいけません。バッテリーの充電量はまだ不足したままであるため、再度エンジンがかからなくなるおそれがあるからです。

エンジンがかかったらすぐに車を運転し、できるだけ長く走行してください。車は走行によって充電量が増えていきます。時速50kmほどで、30分程度を目安に運転するとよいでしょう

【方法2】ジャンプスターターを使用する

ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってしまったときに、救援車不要で回復できる外付けのバッテリーです。多くのメーカーから販売されており、種類によってはスマートフォンの充電ができるものもあります。

ジャンプスターターが準備できるなら、迷わず使ってバッテリー上がりを解消させるのがおすすめです。

一般的には次のような手順でジャンプスタートをおこないます。

(1)ジャンプスターターを充電しておく
(2)カーバッテリーのプラス端子にジャンプスターターの赤クリップをはさむ
(3)カーバッテリーのマイナス端子にジャンプスターターの黒クリップをはさむ
(4)10分ほど待ってからエンジンをスタートさせる
(5)エンジンがかかったらすぐに黒→赤の順でクリップを外す

実際にジャンプスタートをさせるときには、取扱説明書の手順にしたがってください。ジャンプスタートをさせたあとは、すぐに車を走らせましょう。車は、走行中に充電されるしくみになっています。バッテリーを満充電にするために、30分くらい走行してください。

バッテリー上がり専用の道具がない場合

バッテリー上がりの解消に必要な「ブースターケーブル」や「ジャンプスターター」の道具や救援車を準備できない場合は、自力での対処は不可能です。できるだけ早く、救援を依頼しましょう。

バッテリー上がりを長い間放置すると、ジャンプスタートさえもできなくなります。その場合には、バッテリーの交換をしなければいけません。バッテリー上がりに気付いたら早めにジャンプスタートさせて運転し、充電量を回復しましょう

JAFなどのロードサービスへ加入している場合には、早めに連絡するのがおすすめです。加入会員であれば、バッテリー上がりの救援を無料でおこなってもらえます。ロードサービスは、自動車保険に付帯していることもあるため、確認してみてください。

ロードサービスに加入していない場合は、一般の業者で、対応してくれるところを探すのがよいです。ロードサービスは会員以外でも対応してもらえますが、有料となります。安く対応してくれる業者や早く来てくれる業者を探したほうがよいでしょう。

バッテリー上がりに対応できる一般の業者を探すには、弊社の業者紹介サービスのご利用が便利です。電話一本でご希望にそった業者を紹介いたします。24時間365日電話受付可能・相談・紹介は無料でおこなっております。お気軽にご利用ください。

フィットバッテリー上がりの原因は何?

今後再びバッテリー上がりを引き起こしてしまわないように、原因を確認しておきましょう。フィットのバッテリー上がりで考えられる原因を3つご紹介します。

【原因1】運転頻度の少なさ

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車は、エンジン停止させているときにも自然放電をしています。長期間車を運転することなく放置していると、バッテリーの充電量が不足し、バッテリー上がりを引き起こします。週に一度は車を運転するように心がけましょう

また、運転する距離が短い場合にもバッテリーの充電量が減り、バッテリー上がりを起こしやすくなります。車は運転中に充電をするしくみになっていて、運転距離が短いと、十分な充電ができないからです。最低でも20分以上は走らせるようにしましょう

【原因2】電装品のつけっぱなし

エンジンを停止させた状態で電装品を点けっぱなしにすると、電力を消費し尽くしてバッテリー上がりを起こします。ヘッドライトや室内ライトの消し忘れ、半ドアの放置は1日でバッテリー上がりを起こすことがあります。気を付けましょう。

車は、エンジン停止時にもエアコンやカーステレオなどの電装品を使用できます。しかし、エンジンを停止させた状態でエアコンやカーステレオを長時間使用すると、バッテリー上がりにつながります。電装品は、エンジンをかけた状態で使ってください

【原因3】バッテリーの寿命

バッテリーの寿命は、約3~5年といわれています。しかし、使用頻度や運転の仕方、車を駐車している環境によっても、寿命は異なります。運転頻度が少ない場合や寒冷地などでは、バッテリーに負荷がかかりやすく、劣化が早くなる傾向があるようです。

バッテリーの劣化が進むと、「バッテリー上がりを繰り返す」「ヘッドライトが暗くなる」「エンジンがかかりにくい」のような症状があらわれます。一般的な寿命に関わらず、バッテリーが劣化してきたら交換をしておきましょう。

エンジンがかからない原因はバッテリー上がり以外にもある

エンジンがかかりにくい原因で最も多いのは、バッテリー上がりです。しかし、車のエンジンがかからない理由は、バッテリー以外にもあります。考えられる原因は「ヒューズの断線」と「セルモーターの故障」の2つです。

ヒューズの断線やセルモーターの故障は、ディーラーや整備工場で修理依頼します。特にセルモーターの故障は修理費や時間がかかることになります。エンジンがかからない原因がバッテリー上がり以外の場合は、早めに点検してもらいましょう。

ヒューズの断線
ヒューズとは、何らかの原因で大量の電流が流れたときに断線して危険を回避するようになっているパーツです。ヒューズの断線は故障ではありませんが、パーツの交換が必要になります。ヒューズの断線はヒューズボックスを開いて確認します。

セルモーターの故障
セルモーターとは、エンジンをスタートさせるためのモーターです。エンジンを始動するときに「キュルキュルッ」と音が鳴るのが、セルモーターの動いている音です。電装品は点くのにエンジンがからないという場合はセルモーターの故障かもしれません。

まとめ

フィットがバッテリー上がりを起こしたときには、専用の道具や救援車があれば自力でエンジンを再始動させることができます。本記事で説明した手順にしたがって、ジャンプスタート(エンジン再始動)にチャレンジしてみてください。

道具が準備できない場合は、自力でバッテリー上がりを解消できません。また、バッテリー上がりを放っておくと劣化が進み、寿命を縮めることになります。

バッテリー上がりを自力で解決できないときは、できるだけ早くプロに依頼してジャンプスタートをさせることが重要です。弊社では、バッテリー上がりに対応できる業者をお電話にて紹介しております。急なご相談にも対応できるよう24時間365日対応しております。お気軽にご利用ください。

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