S660がバッテリー上がり!エンジンがかからないときの対処法とは

2021.4.30

S660がバッテリー上がり!エンジンがかからないときの対処法とは

ホンダS660がバッテリー上がりを起こしたら、正しい手順でジャンプスタートをおこないましょう。ジャンプスタートとは、外部のバッテリーの電力を借りてエンジンを始動させる方法です。ジャンプスタートのやり方がわかれば、自分でもおこなうことができるでしょう。

ただし、S660のジャンプスタートはほかの車と異なります。そこで、この記事ではS660のバッテリー上がりの対処法について見ていきましょう。ジャンプスタートの方法もご紹介するので、参考にしてみてください。

S660がバッテリー上がり……ジャンプスタートする方法はこれ!

S660がバッテリー上がりを起こした場合、ジャンプスタートをすれば自分で解決することができます。そのジャンプスタートの方法には、救援車とブースターケーブルを使った方法とジャンプスターターを使った方法の2通りあります。

この章では、それぞれの方法について見てきましょう。またジャンプスタートをした後の対処法についても一緒に紹介していきます。

救援車+ブースターケーブルを使用

まず、救援車とブースターケーブルを使ったジャンプスタートから見ていきましょう。ブースターケーブルとは、救援車とバッテリー上がりの車をつなぐケーブルのことで赤と黒の2本が1セットとなっています。救援車とは、バッテリー上がりの車に電力をわけてくれる車のことです。

ただし用意する救援車は、バッテリー上がりの車と同じ電圧のバッテリーを持っていることが条件となります。S660の場合は12Vのバッテリーが搭載されている車を準備しましょう。

一般的なジャンプスタートの方法としては、救援車とバッテリー上がりの車のバッテリー同士をつないでおこないます。しかし、S660はほかの車とは違い、バッテリーではなくヒューズボックスにつないでジャンプスタートをおこなうのです。S660のヒューズボックスは車の後方にあるリアフードの中にあります。

つなぎ方を間違えると発火や爆発の危険性もあるため、正しい方法を確認してから作業を始めるようにしてください。また1度フロントフードの中にユーティリティボックスを開けて、バッテリーの状態を確認してみましょう。

バッテリー液が凍結している場合は、溶けてからジャンプスタートをおこなうようにしてください。救援車とブースターケーブルを使ったS660のジャンプスタートの方法は以下の通りです。

S660がバッテリー上がり!エンジンがかからないときの対処法とは

【救援車とブースターケーブルを使ったS660のジャンプスタートの手順】

  1. 救援車をバッテリー上がりのS660の近くまで移動させる。
  2. 救援車のエンジンを切る。
  3. S660のエンジンや電装品がすべてOFFになっているか確認する。
  4. S660のリアフードを開けて、中のヒューズボックスのカバーを取る。
  5. 赤のブースターケーブルを、ヒューズボックスについているプラス端子に取り付ける。
  6. つないだ赤のケーブルの一方を、救援車のバッテリーのプラス端子に取り付ける。
  7. 黒のブースターケーブルを救援車のバッテリーのマイナス端子に取り付ける。
  8. つないだ黒のケーブルの一方を、同じくリアフードの中にあるエンジンルームのスタッドボルトに取り付ける。
  9. 救援車のエンジンをかける。
  10. 1~5分ほどしたら、S660のエンジンをかける。
  11. 正常にエンジンがかかったら、つけた順番とは反対の順でケーブルを取り外す。

ジャンプスターターを使用

救援車とブースターケーブル以外にも、ジャンプスターターという機器があればジャンプスタートをおこなうことができます。ジャンプスターターとは、救援車と同じようにバッテリー上がりの車に電力をわけてくれる機器のことです。

もともと赤と黒のケーブルが付属されているので、1台あれば自分1人でS660のバッテリー上がりを解消することができます。ジャンプスターターの使い方は、以下の通りです。

【ジャンプスターターによるジャンプスタートの手順】

  1. バッテリー上がりのS660のエンジンや電装品がOFFになっているか確認する。
  2. S660のリアフードを開け、ヒューズボックスのカバーを外す。
  3. ヒューズボックスにあるプラス端子に、ジャンプスターターの赤のケーブルを取り付ける。
  4. エンジンルームのスタッドボルトに、ジャンプスターターの黒のケーブルを取り付ける。
  5. ジャンプスターターの電源を入れる。
  6. 1~5分ほどしたら、S660のエンジンを始動してみる。
  7. 正常にエンジンがかかったら、ジャンプスターターの電源を切り、黒、赤の順番でケーブルを外す。

ジャンプスタートしたらバッテリーを充電しよう!

ジャンプスタートをおこなって、エンジンをかけることができてもまだ安心してはいけません。ジャンプスタートはほかの電力を借りてエンジンをかけている状態なので、まだS660のバッテリーの充電は少なく、充電が必要です。

バッテリーはエンジンを始動することによって、発電をおこなうオルタネーターも一緒に稼働し始めます。オルタネーターで発電された電気は、バッテリーに充電され電装品などへと供給される仕組みになっているのです。

そのため、エンジンを始動させれば自動的にバッテリーへの充電がおこなわれるでしょう。しかし、アイドリングだけでは充電に時間がかかってしまい、騒音などが近所に迷惑になるかもしれません。エンジンの回転数が上がればオルタネーターによる発電量も増えるため、走行させると早く充電をおこなうことができるでしょう。

そのため、ジャンプスタート後にはバッテリーを充電するためにも30~60分ほど走らせるようにしてください。

ロードサービスや業者に依頼して解決することもできる!

ブースターケーブルや救援車、ジャンプスターターが手元にない場合はロードサービスや業者に依頼してバッテリー上がりを解消してもらいましょう。また、自分でジャンプスタートをするのは少し不安という方も、プロにまかせるのがおすすめです。ここでは、ロードサービスや業者について詳しくお話していきます。

JAFや自動車保険のロードサービス

JAFや自動車保険のロードサービスは、加入していれば現場まで駆け付けて無料であらゆる車のトラブルを対処してくれます。JAFは入会金や年会費はかかりますが、回数に制限がなく何回でも利用することが可能です。会員でなくても利用することはできますが、その都度10,000円以上の修理費用がかかってしまうでしょう。

保険会社のロードサービスは利用回数に制限があることもありますが、基本的には無料で対処してくれます。さらに車がレッカーされることになっても、その日の宿泊費や交通費も補償してくれることがあるようです。これはご自身の保険の契約内容によっても異なりますので、1度確認しておくとよいかもしれません。

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バッテリー上がりに対応する業者・値段

ロードサービスに加入していない場合は、カーバッテリー業者に依頼するという方法もあります。カーバッテリー業者も現地へいち早く駆け付け、ジャンプスタートによってエンジンを始動させてくれるはずです。

また、ジャンプスタートにも慣れているため、スピーディーな解決が期待できるでしょう。ただし、業者に依頼すれば当然費用はかかってきます。カーバッテリー業者にジャンプスタートを依頼したときにかかる費用は、およそ8,000~12,000円です。

弊社は、全国各地に優秀なカーバッテリー業者が加盟しています。そのため、自宅や職場、旅行先などどんな場所でバッテリー上がりを起こしても、お近くの業者を手配してすばやく駆け付けることが可能です。また、24時間365日電話受付していますので、早朝や深夜、休日などもご依頼ください。

バッテリーが上がってしまう原因と予防法

バッテリーが上がってしまう原因には、うっかりミスやバッテリーの寿命などが大きくかかわってきます。そのため、普段から気をつけるようにすればバッテリー上がりを起こすリスクを少なくすることもできるのです。この章では、主なバッテリー上がりの原因と予防策について紹介していきます。

バッテリー上がりする主な原因

バッテリー上がりが起こる主な原因は、ライトの消し忘れ、エアコンの使い過ぎ、しばらく車を動かしていないなどの3つが考えられます。とくに多いのが、ヘッドライトやハザードランプなどのライトの消し忘れです。

長時間車を離れるときに、ヘッドライトやハザードランプをつけたままにしておくとバッテリーの電力はどんどん消費されてしまいます。エンジンがかかっていなければ、充電はおこなわれないため5~10時間ほどでバッテリーが上がってしまうでしょう。

また、エアコンの使い過ぎもバッテリー上がりの原因となります。とくに夏や冬は車内を早く快適な温度にするために、最大風力にして使ってしまいがちです。短時間なら問題ありませんが、長い時間そのまま使用しているとバッテリーの消費電力が大きくなってしまうでしょう。渋滞やアイドリング中は、使用量に注意が必要です。

さらに車を動かさないまま放置しているのもバッテリー上がりを引き起こしてしまいます。車はライトやエアコンを使用していなくても、自然と放電しているのです。それにもかかわらず、エンジンがかけず発電がおこなわれないためバッテリーの電力が尽きてしまい、バッテリー上がりを起こしてしまうでしょう。

バッテリー上がりを予防しよう!

バッテリー上がりは、日常的なちょっとした行動を変えるだけで予防することができます。たとえば、車を降りた後に半ドアになっていないか、ライト類は消えているかなどを確認する習慣をつけるとよいでしょう。また、暑い、寒いからといってずっと最大でエアコンを使用し続けるのではなく、ある程度適温になったら風力を弱めるだけでも予防につながります。

また、普段から定期的にバッテリーの点検をしておくと、バッテリー上がりの予防になるでしょう。バッテリーを点検する際は、電圧、バッテリー液の残量、形に異常はないかなどをチェックするようにしてください。バッテリーの点検はお近くのガソリンスタンドなどでおこなうことができます。

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バッテリー交換が必要なことも……

普段から予防していても繰り返しバッテリー上がりを起こしてしまう場合、バッテリーは寿命を迎えているかもしれません。バッテリーの寿命はおよそ2~3年です。バッテリーが寿命を迎えると、エンジンがかかりにくくなったりライトが暗く点滅したりするなどの症状が見られるようになります。

もし症状に心当たりがあるようであれば、バッテリーの交換が必要です。自分で交換することもできますが危険をともなうため、ディーラーや整備業者に依頼して交換してもらいましょう。

まとめ

S660がバッテリー上がりをした場合、救援車やブースターケーブル、ジャンプスターターなどを使って解決することができます。S660の場合、バッテリーではなくヒューズボックスの中にあるプラス端子につなぐので注意してください。

また、道具がない、自分でジャンプスタートする自信がないという場合は、ロードサービスやカーバッテリー業者を依頼しましょう。プロにまかせれば安全にエンジンを再始動することができます。

エンジン始動後は、再びバッテリー上がりが起こらないようにライトが消えているか確認するなどの予防策をするのがおすすめです。点検をして寿命だと判断した場合は、すぐに交換しましょう。

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