カーバッテリー用充電器の選び方を知ろう!充電器の使い方もご紹介
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突然、車のバッテリーが上がってしまったときに便利なのが「カーバッテリー用の充電器」です。カーバッテリー用の充電器を購入するときは、どのような目的で使うのか、どのような車に使うのかをしっかり考えて選ぶようにしましょう。
なぜなら、車によって適した電圧が違ったり充電器の大きさによっては不便に感じることがあったりするからです。本コラムでは、あなたの車に最適なカーバッテリー用の充電器を選ぶ基準や、正しい充電器の使い方についてご説明いたします。
さらに、万が一充電器が使えなかった場合の解決法についてもあわせて解説しておりますので、参考にしてみてください。
カーバッテリー用充電器はどんなときに使える?
「カーバッテリー用の充電器を買おうか悩んでいるが、充電器がどのように使えるのかよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。以下では、カーバッテリー用の充電器のあらゆる活用方法をご紹介しております。
久しぶりに使うときに
車を乗っていなくても、時計やカーナビなどによってバッテリーを消費しています。バッテリーはエンジンをかけている間充電されるので、乗らない期間が空けば空くほど放電されてバッテリー上がりの原因となってしまうのです。
カーバッテリー用充電器を使うことで、放電されたバッテリーを充電することができます。そのため、「久しぶりに車を運転しようと思ったらバッテリーが上がってしまった」となるおそれがありません。
短い距離でしか走っていないときに
バッテリーは運転している間に充電をおこなうため、近場への買い物など短距離でしか利用しない場合には走行による充電がしっかりおこなわれません。
この場合は充電が不十分なため、急なバッテリー上がりを起こすおそれがありますが、カーバッテリー用の充電器を持っておくことでいざというときにも安心です。
出先での急なバッテリー上がりに
ヘッドライトやハザードランプなどといった、車から放出されるライトなどの消し忘れが原因でバッテリーが上がってしまうことがあります。もし、出先でバッテリーが上がってしまった場合にも、カーバッテリー用の充電器があれば突然の事態にも対応することが可能です。
普段あまり使っていない車にも、バッテリー上がりが起こるおそれはありますので、いざというときに充電器を備えておくといいでしょう。
使ってる車に対応したバッテリーを選ぼう
カーバッテリー用の充電器は、あらゆる場面で活躍する優れものです。しかし、車によって適したバッテリーの型や電圧は違います。異なる電圧のものを使わないと火災などのトラブルにもなることもあるため、使っている車のバッテリーに合わせた充電器を選ぶ必要があるのです。
ここでは、最適なバッテリーの選び方についてご紹介しましょう。
電圧の違い
日本製の一般車の多くは12Vであることがほとんどです。バッテリーを選ぶときは12Vを目安に選びましょう。トラックや海外製の場合は24Vの場合もあるので、乗っている車にあわせて正しいものを選ぶようにしましょう。
対応する型
カーバッテリーには以下のふたつの型があります。
開放型バッテリー
よく使われている型のバッテリーで、バッテリー液を定期的に補充するものです。バッテリー液の不足している状態で充電すると、最悪の場合バッテリーが爆発し火災につながることもあるので注意しましょう。
密閉型バッテリー(シールド型)
メンテナンスフリーバッテリーとも呼ばれており、バッテリー液を補充する必要はありません。海外製の車やハイブリッド車などに使うこともできるので、最近は密閉型バッテリーもよく使われているようです。
お使いの車に合わせたバッテリーの型を選ぶと同時に、適した充電器を選ぶようにしましょう。
バッテリーの容量もチェック
カーバッテリーの電気容量は、Ah(アンペアハワー)で表されます。バッテリーのAhに対して充電器のAhが小さいと、容量に対して不十分なために、必要最小限の充電ができない場合もあるのです。カーバッテリー用の充電器を選ぶ際は、使用しているバッテリーと同等以上のものを選ぶようにしましょう。
充電器の機能も考えよう
カーバッテリー用の充電器には、便利で機能的なものがあります。ここからは、カーバッテリー用の充電器をより快適に使うためにあると便利な機能について紹介していきましょう。
充電に関する機能の有無
カーバッテリー用充電器をあつかうにあたり、充電に関する便利な機能があるか確認してみましょう。
たとえば、充電をしすぎないようにする「過充電防止機能」というものがあります。バッテリーに必要以上の電気を送ることを「過充電」といいます。過充電が起きると、バッテリーに負荷がかかってしまい、寿命を短くしたり爆発する原因となったりするおそれもあるのです。
そんなときに過充電防止機能がついている充電器を選ぶことで、自動的に充電を抑制することができます。そのほかに、突然のバッテリー上がりなど緊急時にも対応できる急速充電なども便利です。
対応できる電圧が多いと便利!
カーバッテリー用の充電器の中には、一般的な自動車に使われる12V以外にも、バイクに使える6Vも対応しているものがあります。自動車とバイクを両方とも使う場合は、どちらとも充電できるものを選ぶと便利でしょう。
カーバッテリー充電器の使い方
さまざまなカーバッテリー用の充電器があるとご説明してまいりました。ここからは、実際にこれらのカーバッテリー充電器を使う手順や注意点をご紹介いたします。
充電の手順
カーバッテリー用の充電器を使って充電をおこなう前に、以下のものを準備しましょう。
・ブースターケーブル
・コンセント
アンペア数などもここで確認しましょう。
2.バッテリーの+極にはブースターケーブルの赤色を、-極には黒色をつなげる
このとき、充電器の電源が入っていないか確認してください。入っている場合は必ず切りましょう。
3.コンセントを接続し、充電器の電源をいれる
正しく接続されているのを確認したあと、に充電器の電源をいれます。
4.充電が開始される
正しく設定・接続されていると充電が開始されます。
充電する際の注意点
カーバッテリーの充電器を使って充電する際には、ブースターケーブルのつなぎ順を正しくおこなうことが大切です。プラスとマイナスを反対につなぐと、車の中で使われているオーディオなどの電子機器がショートしてしまいます。
また、過充電をするとバッテリー液が漏れてしまったりガスが飛散したりする場合があるので、慎重に確認しながらおこないましょう。
充電器が使えない場合
「カーバッテリー用の充電器を使おうと思ったが、近くにコンセントがない」という場合や、「充電器本体が故障しており、使えなくなってしまった」という方もいるかもしれません。ここからは、バッテリー上がり時にカーバッテリー用の充電器が使えない場合の解決法をご紹介いたします。
救援車に協力してもらう
ブースターケーブルを持っているのであれば、救援車を用意してバッテリーを分けてもらう方法があります。一時的に復活するものの、あくまで応急処置ですので、再度バッテリーの充電・交換をする必要があるので注意しましょう。
ガソリンスタンドやディーラーで充電
自分でバッテリーの充電が難しい場合、ガソリンスタンドやディーラーで充電してもらうことができます。約30分でおこなうことができるので、お近くにある場合には利用してみるといいでしょう。
業者を呼んで充電
業者へ依頼して充電してもらうこともできます。出先で近くにガソリンスタンドやディーラーない場合などであっても、各地方の業者へ依頼することですぐに充電をすることができます。
「近くで対応してくれる業者がわからない……」「できるだけ早く駆け付けてほしいのだけど……」といった方は、弊社のサービスが便利です。弊社ではスピーディーにカーバッテリーの充電をおこなうことができる業者をご紹介することができます。ご利用の際にはお電話にてご相談ください。
まとめ
カーバッテリー用の充電器は、突然のバッテリー上がりの際に充電ができるだけでなく、普段あまり車を活用しない場合にも使うことができます。車の充電は基本的にエンジンがかかっている状態でしかおこなわれませんので、久しぶりに車に乗る際にはカーバッテリー用の充電器があると便利です。
カーバッテリー用の充電器を持っているものの、出先でコンセントがない場合や、充電器が何らかの理由で使えないときには業者を利用するものもよいでしょう。弊社でもお近くの業者を手配することができますので、お気軽にお電話にてお問い合わせください。