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バッテリー上がりは走行中にも起きる?判断方法や対処法について

投稿日:2019-09-19 更新日:2019-10-04

バッテリー上がりは走行中にも起きる?判断方法や対処法について

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

「車の走行中にエンジンがかからなくなった」というとき、バッテリー上がりが起きているかもしれません。ただし、「本当にバッテリー上がりかわからない」「バッテリー上がりだったとしても、対処法がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事ではバッテリー上がりの判別方法や対処法についてお伝えしていきます。この記事を読めば、エンジンがかからない原因や対処方法を理解できるでしょう。「バッテリー上がりが走行中に起こったかも?」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

バッテリー上がりが走行中に発生!?どう対処するのか

走行中にエンジンが止まった場合、原因がバッテリー上がりかどうかを確認するには、症状を確かめることが有効です。そこで、ここではバッテリー上がりが起きたときの症状や見極め方をご紹介します。

本当にバッテリー上がり?症状を確認しよう

バッテリー上がりが走行中に発生!?どう対処するのか
バッテリー上がりは、基本的に車が動いているときに突然止まるようなことはありません。突然エンスト(走行中や発進するときにエンジンがかからなくなること)した場合は、以下のようなトラブルが考えられます。

・燃料をエンジンに送る燃料ポンプなどの、燃料系の不具合
・エンジンを回転させるために火花を散らす点火プラグなどの、点火系の不具合
・エンジンに入る空気の量を調整するスロットルバルブなどの、吸気系の不具合
・燃料の入れ間違い

走行中にエンジンが止まった場合は、これらのトラブルを疑いましょう。一方、バッテリー上がりが走行中に起こるのは、アイドリングストップでエンジンを停止した後に再び発進させるときです。

バッテリー上がりは、バッテリーの電力が足りなくなったことによって起こります。エンジンを始動させるときには大量の電力が消費されるので、電力が少ないと、バッテリー上がりが起こることがあるのです。

バッテリー上がりが起こると、エンジンがかからない・エンジンをかけるときの駆動音が聞こえない・パワーウインドウやオーディオなどの電装品が使用できないなどの症状が現れます。

また、発進するときにエンジンがかからなくなる原因はほかにもあります。MT車の場合はクラッチの踏み込みが十分でなく、エンジンの回転数が上がらずにエンジンがかからなくなってしまうことがあるのです。

また、AT車では坂道発進のときにエンストすることが多いようです。具体的には下り坂でシフトレバーをRに入れて進んだり、反対に上り坂をDに入れたまま後ろに下がったりするときに起こります。

原因がわかったら適切な対処を

エンジンが止まる原因がわかったら、適切な処置を取りましょう。エンジンが止まった原因がバッテリー上がりなら、「ジャンプスタート」という方法によって自力で対処するか、ロードサービスやバッテリー上がり解消業者に依頼することで解決できます。

ちなみに、ジャンプスタートとは、ほかの車のバッテリーや充電器を利用してエンジンを始動させる応急処置のことです。詳しいジャンプスタートの方法は、後ほどご説明します。
ジャンプスタートには、協力してくれる車と「ブースターケーブル」というバッテリー上がりを解消するための赤と黒のケーブル、またはジャンプスターターという充電器が必要です。

もし、道具を持っていない場合は、JAFや加入している保険のロードサービスを利用したり、バッテリー解消業者に依頼したりして解決することができます。

また、バッテリー上がり以外に原因があるときには、トラブルを特定するのが難しい場合もあるでしょう。その場合、自分での対処は難しいので、JAFや任意保険などのロードサービス・バッテリー上がりを解消してくれる業者といった、プロに依頼して修理してもらうことをおすすめします。

バッテリー上がりが走行中に発生した際自力で対処する方法

ここからは、バッテリー上がりが走行中に起きた際に、ジャンプスタートで解決する方法をご紹介します。バッテリー上がりを自分で解消したい方は、以下の内容を参考にしてみてください。

ジャンプスタートに必要なもの

バッテリー上がりが走行中に発生した際自力で対処する方法
ジャンプスタートには、「バッテリーの電力を分けてくれる車(救援車)・ブースターケーブル」または「ジャンプスターター」が必要です。

なお、救援車は、同じ電圧の車でなければなりません。電圧は、乗用車は12V、バスやトラックなどの大きな車は24Vです。そのため、乗用車のバッテリー上がりを解消したい場合は、乗用車に協力してもらうようにしましょう。

また、ほかにも救援車は、ハイブリット車以外の車でなければなりません。ハイブリット車のバッテリーでガソリン車のバッテリーを動かそうとすると、大量の電流が流れてハイブリット車が壊れてしまうおそれがあります。

そのため、バッテリー上がりを解消するときは、ハイブリット車以外の同じ電圧の車に協力してもらいましょう。また、ジャンプスターターという充電器があれば、それだけでバッテリー上がりを解消することが可能です。そのため、お持ちの方はジャンプスターターを使うとよいでしょう。

ジャンプスタートの正しい手順

ここからは、ジャンプスタートの手順について「救援車のバッテリーを分けてもらう方法」と「ジャンプスターターを使う方法」をそれぞれご紹介していきます。

【救援車のバッテリーの電力を分けてもらう方法】
まず救援車と故障車(バッテリーが上がった車)をできるだけ近づけ、両方の車のボンネットを開けます。

そして、救援車のエンジンを切った後に、両方のバッテリーをブースターケーブルによってつなげてください。ブースターケーブルをつなぐ順番は、以下のとおりです。

1.故障車のプラス端子に赤いケーブル
2.救援車のプラス端子に赤いケーブル
3.救援車のマイナス端子に黒いケーブル
4.故障車のエンジンの金属部分(エンジンを吊り下げているフック)に黒いケーブル

ブースターケーブルをつなぐときは、順番を必ず守ってください。ブースターケーブルを間違った順番でつなぐと、火花が散るおそれがあります。火花が散ると、ほかのものに引火して火災が発生することもあるのです。

ブースターケーブルをつなげたら、救援車のエンジンをかけてアクセルを踏み、エンジンの回転数を高く保ちます。その状態で、救援車のバッテリーを充電するために2分ほど放置してください。最後に故障車のエンジンをかけたら、黒・赤の順でバッテリーを外して作業完了です。

【ジャンプスターターを使う方法】
ジャンプスターターの付属ケーブルを、故障車のバッテリーのプラス端子に赤、マイナス端子に黒の順に接続してください。

そして、ケーブルをジャンプスターター本体にも接続した後、電源を入れてエンジンを始動させてください。エンジンがかかったら、ジャンプスターターの電源を切って黒・赤の順でケーブルを外せば作業完了です。

ここまで、ジャンプスタートをおこなう2パターンの方法をご紹介してきましたが、いずれの方法も処置が終わった後はすぐにエンジンを切ってはいけません。

エンジンを始動させた直後は、バッテリーの充電量がほぼゼロなので、そのままエンジンを切ってしまうと、再び車を動かすときに電力が足りなくなってバッテリーが上がるおそれがあります。

そのため、エンジンを切る前に充電をおこなう必要があるのです。バッテリーの充電は、エンジンをかけるだけでもおこなうことができますが、車を走らせたほうがより短時間でおこなえます。そのため、バッテリー上がりを防止するために、車を走らせることをおすすめします。

再びバッテリーが上がることを防ぐには、最低でも30分以上充電をおこなうとよいでしょう。

バッテリー上がりの発生を防ぐには

ここからは、再びバッテリーが上がることを防ぐ方法についてお伝えしていきます。以下の内容を参考にして、突然のバッテリー上がりを防いでください。

そもそもなぜバッテリー上がりは起きるのか

バッテリー上がりの発生を防ぐには
バッテリー上がりのおもな原因を、以下にまとめました。

・電気機器の使いすぎ
先ほどご説明したように、バッテリー上がりのおもな原因は電力不足です。バッテリーはエンジンをかけることによって充電され、ライトやカーナビ・エアコン・オーディオなどの電気機器を使うことで電力が消費されます。

つまり、電気機器を使いすぎると、電力の消費量が充電量を上回ってしまい、バッテリーが上がってしまうことがあるのです。

・長時間車に乗らない
バッテリーは、エンジンをかけないときでも、時計やナビ機能などを正常に保つために電力を消費します。長期間車に乗らないと、充電されていないにも関わらず電力が消費されるため、バッテリーが上がってしまうことがあるのです。

・バッテリーの寿命
バッテリーが寿命を迎えた場合にも、バッテリー上がりが起こることがあります。バッテリーは使用するにつれて劣化していき、2~4年程度で寿命を迎えるといわれています。

ただし、車の乗り方によって劣化速度が変動するといわれているので、車の寿命にいち早く気付くためにも、定期的に点検をおこなうことをおすすめします。点検の方法については後ほどご説明します。

バッテリー上がりを防ぐには

バッテリー上がりを防ぐには、電気機器を必要以上に使わないことが重要です。先ほどご説明したとおり、電気機器を使用すると電力が消費されるので、使いすぎると充電量が追いつかなくなってバッテリー上がりが起きてしまうおそれがあります。

そのため、電気機器を必要以上に使うのは避けましょう。ほかにも、ライトの消し忘れによって電力を大量に消費してしまうおそれもあるので、ライトの消し忘れにも十分注意してください。

また、バッテリー上がりを防ぐには、車をこまめに走らせてバッテリーを充電しておくことも大切です。ただし、短距離走行を続けると、充電量よりも電力の消費量が多くなるので、バッテリーが上がってしまうおそれがあります。運転をおこなうときは、できるだけ30分以上は連続で走行し続けるとよいでしょう。

さらに、バッテリー上がりを防ぐには、定期的に点検をおこなうことが重要です。点検では、以下の項目をチェックしてください。

・バッテリー液
バッテリー液とは、バッテリーの中に入っている無色透明の液体のことです。バッテリーが劣化すると、電極板がはがれていってバッテリー液が濁ってしまいます。バッテリー液が濁ってきたら劣化している証拠なので、交換したほうがよいでしょう。

また、バッテリー液は時間が経つにつれて、電気分解したり蒸発したりすることで減少していきます。バッテリー液が減少したまま放置すると、バッテリー上がりの原因となるので補充してください。

バッテリーには、「UPPER LEVEL」と「LOWER LEVEL」という文字が書かれており、バッテリー液がこの間に入っていれば適量です。水面が低すぎるときには、カー用品店で売られているバッテリー補充液を補充しましょう。

・電圧・比重
バッテリーの電圧や比重の値が低いと、バッテリーが劣化しているおそれがありますので、交換したほうがよいかもしれません。

ちなみに、バッテリーの電圧や比重は、ガソリンスタンドや整備工場で測定してもらうことができるので、依頼するとよいでしょう。

まとめ

「バッテリー上がりが走行中に起こった」というときは、アイドリングストップなどでエンジンを停止した後始動させるときに起こります。

もし、バッテリー上がりが起きてしまったときには、ブースターケーブルやジャンプスターターを使ってエンジンを始動させてください。

もし、「道具がない」「やり方がよくわからない」という方がいれば、JAFや任意保険などのロードサービスを利用したり、バッテリー上がりを解消する業者に依頼したりするとよいでしょう。

この記事を書いた人
編集者:りな
家の掃除が得意。特にエアコン掃除にはうるさく、シーズンごとに掃除をする徹底ぶり。年中、家はピカピカ。虫が苦手。

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2019-10-04 11:29:50
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