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バッテリー上がりの原因と対策。バッテリーが劣化した合図についても

投稿日:2019-09-09 更新日:2019-09-17

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

バッテリーが上がるとエンジンがかからないため、車を走らせることができません。用事があるときにバッテリーが上がってしまうと、本当に参ってしまいますよね。バッテリーが上がってしまう場合は、どうしたらいいのでしょうか。

今回は、車のバッテリー上がりの原因と対処法について紹介します。バッテリーが上がる原因を突き止めて、不便な状況を改善していきましょう。

バッテリー上がりの主な原因5選

車のバッテリーが上がってしまったときは、原因を突き止めて解決しなくてはなりません。バッテリーが上がってしまった場合の原因は何があげられるのでしょうか。考えられる原因は、以下のとおりです。

ライトの消し忘れ

通常、ライトはバッテリーに蓄積された電力で3~5時間はもちます。しかし、エンジンを落とした状態でライトをつけっぱなしにしていると、バッテリーの電力を消費し続けてしまいます。電力をすべて消費してバッテリーの充電がなくなると、バッテリーが上がってしまうのです。そのため、車のライトの消し忘れには十分注意するようにしましょう。
バッテリー上がりの主な原因5選

エアコンやオーディオの使い過ぎ

バッテリーは、エンジンをかけているときに電気が蓄えられます。しかしエンジンをかけているときでも、走行をせずにアイドリング状態である場合は、発電量が多くありません。

そのためアイドリング状態であることが多い渋滞は、あまり発電できず、バッテリー上がりになりやすいのです。そのような状況下で、エアコンやオーディオといった電力を大量に必要なものを使いすぎてしまえば、バッテリー上がりになることがあるでしょう。

車の使用頻度が低い

使用頻度が低いと、バッテリーの充電が不十分になりやすいです。充電がたりないとすぐに電気がなくなり、バッテリーが上がってしまうのです。そのため定期的に一定速度で車を走らせるようにしましょう。

バッテリーの劣化

バッテリー上がりの原因として考えられるのが、寿命が近づくことによる劣化です。一般的にバッテリーの寿命は2~3年といわれています。寿命が近づき劣化が進むと、発電量も少なくなり、すぐにバッテリーが上がってしまうことがあるのです。

気温が高すぎる・低すぎる

車のバッテリーは、気温が高すぎたり低すぎたりすると、上がってしまうことがあります。バッテリー内には、電解液が入っているのです。気温が高い場合、その電解液の質量が大きくなるため、バッテリーが正常に動かなくなることがあります。

また気温が低くても、バッテリーが上がることがあるのです。バッテリーは化学反応が起こることで、充電されます。しかし気温が低いと化学反応が起こりづらいため、充電もあまりされません。したがって、バッテリーが上がってしまうことがあります。

バッテリー上がりを予防する3つの方法

バッテリ―をあげないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか。普段車を使うときにバッテリー上がりの原因に注意すれば、事前に防ぐことができるかもしれません。

電気を使い過ぎない

車が停止している状態で長時間エアコンを使ったり、室内の電気をつけっぱなしにしたりすると、大量の電気を消費するため、バッテリーが上がってしまうことがあります。そのため、電気の使い過ぎには気をつけましょう。

また、車はエンジンをかけるときにも、バッテリー内に蓄えられた電気を使います。そのため、頻繁にエンジンをつけたり落としたりすると、電気をたくさん消費することになって、バッテリーが上がってしまうでしょう。

定期的に車を走らせる

車は放置しておくと自然放電をおこないます。発電をおこなわず、自然放電が起きると、バッテリーは上がってしまいます。そのためバッテリーをあげないようにするためには、定期的に車を走らせて、発電をさせましょう。
バッテリー上がりを予防する3つの方法
このとき走行速度が遅くては、バッテリーはあまり充電されません。週に1回は、時速約50~60㎞程の速さで20~30分程度走行する必要があります。

古くなったバッテリーは交換する

バッテリーは古くなると発電する力が低下し、バッテリーが上がりやすくなります。この場合バッテリーを交換することで、バッテリー上がりの問題である発電力を回復することができるのです。そのため、バッテリー交換はバッテリー上がりの予防になります。

実際に古くなったバッテリ―を取り換えるときは、ゴム手袋とスパナ、保護メガネを用意してください。次に、車のエンジンを切って、鍵を抜いておきます。

ケーブルとバッテリーを外したら古いバッテリーを取り外してください。バッテリーを取り外したら、ケーブル端子を掃除しましょう。掃除が終わったら、新しいバッテリ―を取り付けて、ターミナル部分に錆び止めを塗って作業は終わりです。

バッテリーの劣化を見つける方法

車のバッテリーは劣化したら、交換をしましょう。劣化したまま放置しているとバッテリー上がりの原因になりかねません。バッテリーが劣化していないかをチェックし、必要であれば交換をしましょう。

バッテリーの外観をチェックする

バッテリーが膨張している場合、バッテリーで異常が発生している証です。主なバッテリー膨張の原因は、過充電やガスの放出が上手くいっていないことです。バッテリーが膨張すると爆発することもあるため、交換してください。

またターミナル部分をみて、白い結晶が付いていないかを確かめましょう。このバッテリーの周りについている白い結晶は、ケーブルの銅から出た錆のことをいいます。この白い結晶が付着していると電流の流れが悪くなったり、蓄電量が減少してしまうことがあるのです。このような現象が起きてしまったら、バッテリーを交換してしまったほうがよいでしょう。

車の異常を示すインジケーターをみても、バッテリーの劣化を調べることができます。劣化を調べるときは、インジケーターの窓の表示をみましょう。お持ちのバッテリーのインジケーターが劣化を示すものであれば、交換をおこなってください。

液量をチェックする

バッテリーの液量をみてもバッテリーの寿命がわかります。バッテリーの外側にある「UPPER LEVEL」と「LOWER LEVEL」の間まで液が入っているかを確認しましょう。また、バッテリーを補充しても減りが早いときは寿命かもしれません。
バッテリーの劣化を見つける方法

バッテリー液の比重を計る

「バッテリー液の比重を計る」とはどのような意味なのかというと、バッテリー液の重さと水の重さを比べることです。バッテリーは使えば使うほど、重さも変わります。そのため、重さを計ることで、バッテリーの交換時期の見当をつけることができるのです。

バッテリー液の比重は、比重計という計測器を使用することで計ることができます。気になる方は、一度計測してみるとよいでしょう。

電圧を計る

車のバッテリーの電圧は、基本的に12Vです。しかしバッテリーが劣化している場合は、電気が蓄積されにくいため、電圧が下がっているでしょう。そのため電圧が12Vを切っているかどうかで、交換のタイミングを見計らうとよいです。

劣化していたバッテリーを交換する手順

バッテリー上がりの原因が劣化であった場合は、早めに交換をするようにしましょう。しかし、実際に自分でバッテリーを交換するには、どのような手順でおこなえばいいのでしょうか。安全にバッテリーを交換するためにも、正しい手順でおこなうようにしましょう。

【注意】安全に気をつけて作業しよう

バッテリーを交換するときは、十分に換気をしてからおこなう必要があります。なぜなら、バッテリーは水素ガスを発生させるため、引火の原因になることがあるからです。また、換気をしていてもバッテリーの近くで、火をたいたりすると引火することもあります。火が付いているものは、近づけないようにしましょう。

また、バッテリーを逆さにしたり落としたりするのは、液漏れや火傷の原因になります。バッテリーを持ち上げるときには、十分に注意するようにしましょう。

バッテリーをつけるときには、金属製の工具を使うことがあります。この金属の工具をプラスとマイナスの端子に同時につなげると引火してしまうことがあるのです。最悪の場合、爆発することもあるため、注意しましょう。

手順①:新しいバッテリーを用意する
車のバッテリーを新しくするときは、古いバッテリーの型番と同じものに変えてもらう必要があります。車のバッテリーは、車種によって取り付けられているものが異なるのです。古いバッテリ―の型番を読んで、同じサイズのものと取り換えるようにしてください。

バッテリーの型番を調べるときは、「80D23L」のような、英字と数字が組み合わさった文字列を探してください。このバッテリーに記載されている文字列が、バッテリーの型番になるため、これを参考に新しいバッテリーを選びましょう。

手順②:今あるバッテリーを外す
準備ができたら、現在取り付けられているバッテリーを外しましょう。多くのバッテリーは、エンジンルームにあります。エンジンルームにバッテリーがない場合は、車の説明書を読むようにしましょう。

バッテリーを発見したら、外していきます。バッテリーを外すときは、マイナスを外してからプラス側を外しましょう。プラス側を外しているときにマイナス側を触ると火花が出ることがあります。プラス側を外しているときは、マイナス側に触れないように注意してください。

手順③:新しいバッテリーを取り付ける
古いバッテリーを外すことができたら、新しいバッテリーを取り付けます。新しいバッテリーを取り付ける際は、プラスをつけてから、マイナスをつけるようにしてください。

対策しても上がることはある。そのときの対処法

バッテリーが上がらないように対策をしても、上がってしまうことがあります。渋滞や気温でバッテリーが上がってしまったときは、どうしたらいいのでしょうか。トラブルが起こってしまった場合の対処法についてお話します。

対処法①:ジャンプスタート
他の車から電気をもらってバッテリーを復活させることができます。これをジャンプスタートといいます。

ジャンプスタートをするときは、自分の車と救援車のキースイッチをオフにします。その後ボンネットをあけて、ブースターケーブルの赤いほうを自分の車のプラス端子の部分につけてください。自分の車につけたケーブルの反対側には、救援車のプラス端子に繋げます。

次に黒のケーブルを救援車のマイナス端子に繋げてから、自分の車のエンジンの金属部分に繋げましょう。ケーブルを繋げたら、救援車のエンジンをかけて回転数を高めます。次に、自分の車のエンジンをかけてください。自分の車のエンジンがかかったら、付けたときとは逆の順番でブースターケーブルを取り外しましょう。しかしハイブリット車や電気自動車を救援車として、ガソリン車のジャンプスタートをおこなうことはできないため、注意しましょう。

救援車がないときは、ジャンプスターターにつなぐ方法もあります。ジャンプスターターとは、携帯できるバッテリーのことです。ジャンプスターターを、上がってしまったバッテリーに取り付けるとエンジンを始動させることができるため、救援車を用意する手間も省けます。

対処法②:バッテリー交換
前章では、バッテリー交換を予防法としてお伝えしましたが、バッテリー上がりの原因がバッテリーにあった場合の対処法としても使うことができます。バッテリーの寿命が近づいているときは、これを機会にバッテリーを交換してもいいかもしれません。

対処法③:充電
充電をしてバッテリーを復活させる方法があります。これは、家庭用電源とバッテリーをつなげて充電をする方法です。バッテリー充電器をケーブル端子に接続してから、90%ほど充電ができるまで待ちましょう。
対策しても上がることはある。そのときの対処法
車のバッテリーは100%充電できないように作られているため、最大でも90%しかバッテリーを復活させることができません。充電が完了したら、エンジンがかかるかどうか確かめてみましょう。

対処法④:プロに来てもらう
バッテリー上がりを解消するには、ジャンプスタート・バッテリー交換・充電といった方法がありますが、これらをおこなうには道具や別のバッテリーが必要になります。「バッテリー上がりを解消するために必要なものを持っていない……」という状況もあり得るでしょう。

そのようなときは、プロに依頼をしましょう。自動車保険にロードサービスが付いていることがあります。そのロードサービスを利用することで、多くの場合、無料でバッテリー上がりを直してもらうことができます。

ただし保険についているロードサービスは、サービスを受けるための条件があるでしょう。この条件に当てはまらない場合は、無料でロードサービスを受けることができません。

そのようなときはロードサービスをおこなっている業者へ依頼をすることをオススメします。業者へ依頼をすることで、迅速に問題を解決することができるでしょう。

バッテリー上がり以外のトラブルにも注意

車のバッテリーが上がっていなくても、エンジンがかからなくなることがあります。そのようなときは、以下のことが原因かもしれません。バッテリー上がりの原因を突き止めて、対処していきましょう。

バッテリー上がりだと起こる症状

バッテリー上がりが起きてしまったときは、エンジンが始動しないことのほかに、「セルモーターが動かなくなる」「電力機器が動かなくなる」といった症状があらわれます。これらの症状がすべてあらわれると、車がバッテリー上がりを起こしていると考えられるでしょう。

また上記の症状がみられないのにも関わらず、エンジンがかからない場合は、バッテリー上がりが原因ではないかもしれません。バッテリー上がり以外にエンジンが始動しない原因は、「操作ミス」「ガス欠・電欠」「ターミナルの接続不良」「部品の損傷」などが考えられます。

操作ミス

エンジンがかからない原因は、操作ミスにあるかもしれません。エンジンをかけるとき、パーキングかニュートラルに入っているとエンジンがかからないのです。さらに、ハンドルロックがかかっている状態でもエンジンがかかりません。再度、エンジンのかけ方を確認してみましょう。

ガス欠・電欠

燃料タンクと予備タンク全ての燃料を使い切った状態であることをガス欠といいます。ガス欠の場合は、エンジンがかかりません。給油をおこなってから、再度エンジンをかけるとエンジンがかかります。

HV車やEV車の場合は充電をおこなわないと、電欠を引き起こして車が走らなくなります。電欠の場合もエンジンをかけてもかからないのです。充電をして再度エンジンをかけると問題が解決します。

ターミナルの接続不良

バッテリーに付いているターミナルと呼ばれるところが接続不良をおこしている場合、エンジンがかからないことがあります。ターミナルの周りに付いたホコリや結晶が接続の妨げになってしまうのです。多くの場合、ターミナルを掃除すれば接触不良が解消され、エンジンがかかるようになります。

部品の損傷

普通車は、オルタネーターという装置が電気を発電しています。しかし、オルタネーターが壊れているとき電気を発電することができないため、エンジンが付きません。

また、エンジンを始動させるセルモーターが故障していてもエンジンが付きません。セルモーターが故障しているかをチェックしたいときは、バッテリーの電圧を電圧計で確認してください、12Vよりも高い場合は、セルモーターの故障であることが考えられます。

まとめ

車のバッテリー上がりの原因は、ライトのつけっぱなしやバッテリーの劣化などの原因があります。

バッテリーの劣化を原因とする場合、取り替える必要があります。バッテリーの取り換えは自分でもおこなうことができますが、型番を間違えないようにしましょう。また、取り付ける際は、換気をするなど引火しないよう正しい手順でおこなう必要があります。

バッテリーが上がってしまったときは、原因を突き止めて一時的に復活させましょう。もしバッテリー上がりを解決できる手段がないときは、業者へ依頼をすることをオススメします。

この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2019-09-17 11:00:49
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