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バッテリー上がりは放置で直らないどころか悪化!?早めの対処が肝心

投稿日:2019-09-06 更新日:2019-09-12

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

車のトラブルで多いのがバッテリー上がりです。しかし、いざトラブルが起きてみるとどう対処してよいかわからないものです。そのため、普段あまり車に乗らないという人だと、しばらくこのままでよいかと思ってしまうかもしれません。

しかしバッテリー上がりを放置するのはよくないです。この記事では、バッテリー上がりを放置するとどうなるのかを詳しくご紹介していきます。また、あわせて対処法や原因などもご説明します。

バッテリー上がりを放置するとどうなるのか

バッテリーが上がってしまったら、早めに対処することが望ましいです。バッテリー上がりは、放置すればするほどバッテリーの寿命が短くなってしまいます。

放置して直ることはありません

車のバッテリーを、スマートフォンのように日常的に充電することはありませんよね。それは、車にはオルタネーターとよばれる発電機が搭載されているからなのです。

このオルタネーターは車のエンジンをかけることによって発電し、バッテリーが充電されます。そのため、バッテリーが上がった車を放置しても、一向に電力は回復しません。それどころか悪化してしまうこともあるのです。

また、車を走らせれば充電できるからといって、何度もエンジンをかけようと試みるのも、あまりよい手ではありません。エンジンをかけるにはキーを回して、セルモーターとよばれる機器を動かす必要があります。このセルモーターを動かすのにも、電力が必要です。

しかし、バッテリーが上がっていると、電力が足りないためセルモーターは動きません。それどころか、ただでさえ少ない電力をセルモーターに使うことで、エンジンをかけようとするたびに、さらに電力は減っていってしまいます。

直らないどころか状況が悪化することも

エンジンの部品はオイルでコーティングされていて、部品を守る役割があります。しかし、しばらくエンジンを動かさなくなると、オイルを循環させるオイルポンプも動かないため、徐々にオイルが取れてしまいます。オイルが取れた状態でエンジンを動かすと、部品同士が摩擦などでダメージを受けてしまい、故障につながってしまうのです。

バッテリー上がりを放置するとどうなるのか
①バッテリーの寿命が短くなる
バッテリー上がりはバッテリーにとって負荷がかかった状態にあります。その状態で放置すれば、バッテリーそのものが寿命を迎えてしまい、新しいものと交換しなければならないこともあります。

②鍵が開かなくなる
車を走行していない間もバッテリーは電力を消費しています。それは、セルモーター以外にも電力によって支えられている機器が車にはたくさんあるからです。とくに、近年の車はリモコンキーになっているので、完全にバッテリー内の電力がなくなってしまうと、鍵を開けることもできなくなります。

③タイヤの変形
車を長期間使用しないと、タイヤの地面に接している部分がつぶれてしまいます。そうなると、タイヤを交換しなければならなくなるため、余計な出費にもつながってしまいます。

④エンジンの故障
エンジンの部品はオイルでコーティングされていて、部品を守る役割があります。しかし、しばらく動かさなくなるとそのオイルが徐々に取れていき、さらに進行すると部品が劣化してしまうのです。

バッテリー上がりの適切な対処法とは

バッテリー上がりを放置するのはよくないことがわかりました。では、バッテリー上がりを解決するにはどうすればよいのでしょうか。ここからは、その方法についてご説明していきます。

対処法①:外部から電気をもらう

対処法の1つは、外部から電気をもらうことによって、エンジンをかけることです。エンジンさえかかれば、あとはしばらく車を走行させることで、発電と充電をすることができます。また、アイドリングでも1時間程かければ、車を走行させたときと同じように充電ができます。

外部から電気をもらう方法ですが、これにはブースターケーブル(バッテリー同士をつなぐケーブル)という道具と救援車が必要になります。バッテリーが上がった車と救援車をケーブルでつないで、救援車の電気をわけてもらうのです。

または、ジャンプスターターという道具を使う方法もあります。ジャンプスターターは、車用の小型の外付けバッテリーのようなものです。バッテリーが上がった車にジャンプスターターをつなげることで電力供給が可能となり、エンジンをかけられるようになります。

これらの方法については、本記事「3.外部から電気をもらってエンジンをかける方法」で詳しくご紹介します。

対処法②:バッテリーを交換する

もう1つは、バッテリーを新しいものに交換してしまう方法です。バッテリー上がりをおこしたバッテリーは寿命が短くなっているため、この機会に交換してしまうのもよいでしょう。
バッテリー上がりの適切な対処法とは
ただし、バッテリーの交換は手順を誤るとショートする危険があります。また、バッテリー自体に重量があるため、作業が大変かもしれません。

JAFや自動車保険が提供しているロードサービスに依頼すれば、バッテリーを交換してもらうことができます。これなら自分でおこなう必要がないので、安全に新しいバッテリーと交換できるでしょう。

対処法③:プロに助けてもらう

バッテリー上がりをおこした直後や、まだ新しいバッテリーなら交換する必要はないかもしれません。バッテリーを充電すればよい程度であれば、バッテリー上がりの業者に依頼してみてはどうでしょうか。

外部から電気をもらう方法も、決して安全な作業ではありません。電気を扱うため、ショートが起きることもありますし、火災の原因になることもあります。しかし、業者に任せれば、安全にエンジンをかけることができます。もし、バッテリー上がりを放置してかなり時間が経っていたり、エンジンがかからない以外にも影響がでていたりするようであれば、迷わず業者へ依頼しましょう。

外部から電気をもらってエンジンをかける方法

外部から電気をもらってエンジンをかける方法を、ジャンプスタートといいます。この方法は、道具と救援車があれば自分でおこなうことが可能です。バッテリー上がりは放置せず、一度この方法を試してみてはどうでしょうか。

ジャンプスタートができる条件とは

ジャンプスタートをするには3つの条件があります。1つずつ確認していきましょう。

①「救援車」または「ジャンプスターター」が準備できる
ジャンプスタートをするには、電気をわけてもらう救援車が必要です。ただし、救援車にハイブリッド車や電気自動車は使えません。ガソリン車のバッテリーとハイブリット車または電気自動車のバッテリーをつなぐと大量の電気が流れ、故障の原因になってしまうのです。そのため救援車にはガソリン車を選びましょう。

また、ジャンプスターターという道具を使う方法もあります。この道具は小型の外付けバッテリーなので、救援車を必要としません。

②ブースターケーブルがある
ブースターケーブルは、救援車のバッテリーとつなぐためのケーブルです。このケーブルには、プラス端子同士をつなぐ赤いケーブルと、マイナス端子同士をつなぐ黒いケーブルの2本があります。
外部から電気をもらってエンジンをかける方法
③充分なスペースを確保できる
最後に必要な条件は、救援車を近くに停められるスペースがあることです。ブースターケーブルが届く距離にないと、バッテリー同士をつなぐことができません。

ジャンプスタートの手順

ブースターケーブルと救援車、またはジャンプスターターが準備できたらいよいよ車とつないでいきます。手順を誤るとショートなどの危険もあるので、細心の注意を払ってください。

【ブースターケーブルを使う方法】
①赤いケーブルをバッテリーが上がった車のプラス端子、救援車のプラス端子の順につなげます
②黒いケーブルを救援車のマイナス端子、バッテリーが上がった車のマイナス端子の順につなげます
③救援車のエンジンをかけます
④バッテリーが上がった車のエンジンをかけます
⑤エンジンがかかったらそのままの状態で、つなげるときと反対の順でケーブルを外していきます
⑥車を30分以上走行させて充電をします(もしくは1時間程アイドリング)

【ジャンプスターターを使う方法】
①赤いケーブルをプラス端子、黒いケーブルをマイナス端子につなげます
②両方のケーブルをジャンプスターター本体とつなげます
③ジャンプスターターの電源を入れます
④エンジンをかけます
⑤エンジンがかかったらジャンプスターターの電源を切り、黒いケーブル、赤いケーブルの順に外します
⑥車を30分以上走行させて充電をします(もしくは1時間程アイドリング)

バッテリー上がりが起こる原因

ここまで、バッテリー上がりを放置するのはよくないことと、対処法などについてご説明してきました。最後に、バッテリーが上がってしまう原因についてもご紹介していきます。次のような使い方をしていると、再びバッテリーが上がりかねません。ぜひ気をつけて車を使ってみてください。

電気の使いすぎ

車には電気を使うシーンがたくさんあります。たとえばライトやエアコン、オーディオ機器などです。バッテリー上がりの原因としてとくに多いのは、ライトをつけたままエンジンを切ってしまい、そのことに気がつかず放置してしまうことです。エンジンが止まっており電気は充電されず、ライトによって消費していく一方なので、バッテリーが上がってしまいます。
バッテリー上がりが起こる原因

車を走らせなかった

車を長期間使用しないと、自然放電で徐々に電気が減っていきます。そのため久しぶりに車に乗ろうとしたところ、バッテリーが上がっていてエンジンがかからないというケースも多いです。あまり使うことがない車でも、バッテリーを充電させるために1ヶ月に1度は、30分以上の走行をするようにしましょう。

バッテリーが弱っていた

バッテリーの寿命が近いと、蓄電できる容量が小さくなっているため、バッテリー上がりが起こりやすくなります。この容量を回復させる方法はないので、寿命が近くなったら、新しいバッテリーと交換するしかありません。バッテリーの寿命は車の使い方にもよりますが、おおよそ2~3年といわれています。

いきなりバッテリーが上がるのを防ぐためにも、定期的にバッテリーの点検をして、状態を把握するようにしましょう。点検はバッテリー液の量や変形していないかなどを確認します。ガソリンスタンドなどでもおこなってもらえるので、給油のついでにお願いしてみてはどうでしょうか。

また、バッテリー内にあるバッテリー液は寒さに弱いです。温度が下がると性能が落ちるので、冬場はとくに注意しましょう。バッテリー用の保温材などを使って、なるべくバッテリーを冷やさないようにするとよいです。また、雪が降る地域は、こまめに車体から除雪してあげましょう。

どのくらい放置するとバッテリーは上がるのか

バッテリーは車の使い方によって蓄電できる容量が変わるため一概にはいえませんが、3ヶ月ほどが目安でしょう。新品のバッテリーでも、半年ほど放置するとバッテリー上がりをおこすといわれています。

ランプをつけっぱなしにしてしまった場合、ヘッドライトなら一晩でバッテリーが上がることがあります。しかし、これもバッテリーの残量次第で早くなったり長くなったりすることでしょう。

まとめ

車はたくさんの電気を消費する使い方や、走行不足によって充電が十分におこなわれていないと、バッテリー上がりをおこしやすいです。また、バッテリー上がりの原因としては、寿命が近かったり、寒さで性能が落ちていたりする可能性もあります。

車のバッテリー上がりを放置することは、自然回復することはないうえに、状況を悪化させてしまうかもしれません。適切な方法で、早急にバッテリー上がりを解決しましょう。

対処法には外部から電気をわけてもらう方法、新しいバッテリーに交換する方法、そしてプロに依頼する方法があります。外部から電気をわけてもらう方法なら自分でもできますが、道具が必要ですし、ミスすればショートなどの危険もあります。そのため、不安であればプロに任せてしまうのがよいのではないでしょうか。

この記事を書いた人
編集者:りな
家の掃除が得意。特にエアコン掃除にはうるさく、シーズンごとに掃除をする徹底ぶり。年中、家はピカピカ。虫が苦手。

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2019-09-12 16:21:43
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車のトラブルで多いのがバッテリー上がりです。しかし、いざトラブルが起きてみるとどう対処してよいかわからないものです。そのため、普段あまり車に乗らないという人だと、しばらくこのままでよいかと思ってしまうかもしれません。しかしバッテリー上がりを放置するのはよくないです。この記事では、バッテリー上がりを放置するとどうなるのかを詳しくご紹介していきます。また、あわせて対処法や原因などもご説明します。
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