エアコンによる鼻水はいったい何が原因?解決法とともにお答えします

2021.4.30

エアコンによる鼻水はいったい何が原因?解決法とともにお答えします

「エアコンをつけるだけで、鼻水が止まらない……」

このようなお悩みがある方は意外と多いようです。
鼻炎というのはつらいですが、しかしエアコンで鼻水が止まらなくなるという因果関係は本当にあるのでしょうか?

この記事ではそんな疑問についてまとめてみました。
お悩みの方、ぜひお読みください。

エアコンが原因で鼻水の症状?考えられるパターンとは

エアコンで鼻水がでてしまう原因として考えられることは、3つあります。

原因1.エアコン本体のホコリ・カビ

まず1つ目が、エアコン本体のホコリ・カビが原因である場合です。
エアコンを長期間使用していると、エアコンの内部やフィルターにホコリやカビがたまっていきます。

この状態でエアコンをつけると、それらが吹き出され、部屋中にホコリ・カビが撒き散らされてしまいます。
それを吸い込んでアレルギー反応がでてしまっている場合が考えられます。

原因2.室内のほこり・カビ

2つ目は室内のホコリ・カビ・ハウスダストが原因である場合です。

アレルゲンは1つ目と同じなのですが、それの発生元がエアコンではなく、お部屋自体にあるケースです。

エアコンは部屋の空気を循環させる機械ですので、床や家具など部屋の中にホコリ・カビ・ハウスダスト溜まっていた場合、それらも一緒に舞い上げてしまいます。

その結果、体内へアレルゲンが入り込みアレルギー反応がでてしまう、というパターンです。
          エアコンが原因で鼻水の症状?考えられるパターンとは<

原因3.寒暖差アレルギー

3つ目は最近よく耳にするようになった「寒暖差アレルギー」が原因である場合です。

寒暖差アレルギーは医学的には「血管運動性鼻炎」といい、急な温度差に体が追い付けなくなって起こるといわれている体の不調のことです。

室温や気温に応じて、血管は収縮するのですが、あまりにも温度差が大きいと、それに対応できなくなり、自律神経が乱れてしまいます。

その結果、鼻炎などの症状がでるのですが、これがエアコンによっても引き起こされているのではないか、といわれています。

とくに7度以上の温度差がある場合、症状が起きやすいといわれているので、エアコンの設定温度には注意が必要です。

自分で解決できる症状はどれ?解決方法とあわせてご紹介します

では、このエアコンによる鼻水はどのようにして解決するとよいのでしょうか。
原因ごとに対処法をみていきましょう。

エアコン本体のホコリ・カビが原因である場合

エアコン本体が原因である場合は、掃除をこまめに行うとよいでしょう。

使用頻度が高い時期はエアコンのフィルターを2週間に1度ほどのペースで掃除することをおすすめします。

また、フィルターだけでなく、エアコン内部にもホコリ・カビはたまっています。
エアコンクリーナーなども市販されていて、ある程度は自分でできなくもないですが、
最深部の掃除は業者に依頼しないとできません。

数年に1度はエアコン業者にクリーニングを依頼しましょう。 

室内のホコリ・カビ・ハウスダストが原因である場合

室内のホコリ・カビ・ハウスダストが原因である場合は、まずは掃除をしましょう。

カーペットやベッド・布団などはとくにホコリがたまりやすいです。

また、掃除だけでなく換気をすることも重要です。
エアコンのつけ始めに窓を開けて換気するようにするだけでも、室内のアレルゲンを減らすことができます。

最新のエアコンの場合は、換気をしながら風量最大でスイングモードにすることで、においなどもとばすことができる機能などがついていたりもします。

寒暖差アレルギーが原因である場合

寒暖差アレルギーが原因である場合は明確な解決方法がありません。

寒暖差アレルギー自体がまだ原因がはっきりとわかっていない症状であるので、いくつか対処法を試して、自分に合ったものを探す必要があります。

寒暖差アレルギーの原因は自律神経の乱れであることが指摘されているので、自律神経を整えることで、症状を緩和する効果が期待できるかもしれません。

自律神経は、規則正しい生活、バランスのとれた食事、軽い運動などで整えることができます。

サウナや岩盤浴なども、自律神経を整える効果があるといわれていますので活用するとよいでしょう。。

また、あまりにも症状がひどい場合は耳鼻咽喉科で検査や治療を受けることをおすすめします。
診察してもらうことによって、予想外な原因がわかることもあるでしょう。
      自分で解決できる症状はどれ?解決方法とあわせてご紹介します

エアコンのホコリはどこにたまりやすい?カビが付くのは?

エアコンによる鼻水を解決するには、エアコンのホコリ・カビを取り除かなければなりません。

それを効率よく行うために、エアコンのどこにホコリがたまりやすいのか、カビが付きやすいのかを考えましょう。

エアコンの埃がたまりやすいのはなんといってもフィルターでしょう。
また、掃除を怠るとカビがつきやすいのもフィルターです。

ホコリだけでいうなら、エアコンの上であったり、送風口もたまりやすかったりします。

以上の箇所を定期的にメンテナンスしてエアコンによる鼻水を解決しましょう。

エアコンクリーニングをするときの注意点

エアコンクリーニングをするときの注意点はなんといっても、掃除によって逆にホコリやカビがでてしまわないようにすることです。

・フィルターを外す前に、先に掃除機をかける
・洗った後はカビの発生を抑えるためにきちんと陰干しする
・掃除をする際はきちんとマスクをつけて行う

エアコンクリーニングをする際は以上の3点に気を付けましょう。

エアコンの内部まではどうしても個人ではクリーニングできません。
徹底的にやるならば、業者に依頼することも検討しましょう。

エアコンによる鼻水を完全に解決するためには、プロの力も利用する必要がある場合があります。
          エアコンクリーニングをするときの注意点

まとめ

いかがでしたでしょうか。

エアコンによる鼻水の原因についてまとめました。

完全に解決するならば、エアコンのメンテナンス、お部屋の掃除、規則正しい生活を日ごろから行う必要があるようです。

全てきっちり行うのは大変ではありますので、一部を他に任せてみるのもよいかもしれません。
エアコンのメンテナンス・クリーニングでしたら、業者に依頼するのが一番です。

エアコン修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコン修理」をご覧ください。

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