室外機が動いていない…エアコンの基盤を修理するには交換が必要?

2021.4.30

室外機が動いていない…エアコンの基盤を修理するには交換が必要?

エアコン自体の電源は入るのに室外機が動いていない場合には、室外機内部の「基盤」が故障している可能性があります。基盤には電力を供給する「電源基盤」とコンプレッサーなどに動作命令を送る「制御基板」の2種類があり、制御基板が故障すると、電源は入っているのにエアコンが動かないといった事態におちいりやすいです。

基盤が故障しているかどうかを調べるには、室外機やエアコン本体のカバーをあけて直接基盤を確認する必要があります。機械の配線は全て基盤から伸びているものなので、配線の集中している場所を探すと基盤を見つけられることでしょう。

基盤の表面に虫の死骸がついていたり、焦げやサビ、はんだの剥がれなどがあったら、その基盤は故障している可能性が高いです。

基盤が故障する原因は、主に虫やホコリといった異物の混入と、湿気がたまることによるショートです。とくにエアコンを使っていない時期はエアコン内部の換気がおこなわれないため、湿気がこもりやすくなってしまいます。

湿気による基盤の故障を防ぐには、エアコンを使わない時期でも1月に1回程度ならし運転をおこなって、内部を換気することを心がけましょう。

故障した基盤の修理には、1万~15万円程度の費用がかかります。複数箇所の基盤が故障している場合は、エアコン自体を買い替えてしまったほうが安くつくかもしれません。

続きを読む

夏の暑い時期や冬の寒い時期などには欠かすことができないものの一つがエアコンではないでしょうか。しかし、エアコンがいざ必要となったときに使えないなんてことがあるかもしれません。そんな時は誰でも焦ってしまうのではないでしょうか。

見た目でわかる故障やすぐに故障の原因が判明するものあれば、エアコンの基盤の修理が必要となるときもあります。そこで今回はエアコンの故障について基盤を中心に詳しくご紹介していきます。

エアコンの基盤の役割

エアコンには電源基板と制御基板といった2つの基板が取り付けられています。

電源基板
室外機のファンやコンプレッサー、室内機のファンなどに、電力の供給をする場所となっています。

制御基板
温度を感知し、コンプレッサーに指示をするような働きがある基板となっています。

基板は、いわば信号を出す役割があるため、信号を正常にだすことができないと室外機は回らなくなるのです。

また、基盤のほとんどは薄い板にたくさんの小さな機械が取り付けられていることが多く、取り付けられている機械の中にはエアコンには欠かすことができない部分が多く存在します。そのため、この基盤が壊れたり、故障してしまうと、エアコンの調子が悪くなってしまうのでエアコンの基盤の修理や交換が必要となってくるのです。

エアコンの基盤はどこにある?

エアコンの基盤を修理するにはどこに基盤があるのかを知る必要があります。

室外機

室外機の基盤はカバーを外すとすぐに見つかります。配線が集まっているところを探すのがポイントです。エアコンの電源は入るが、室外機が動かないというときは大抵の場合室外機の基盤が故障が原因と関げてもいいでしょう。基盤に何か焦げや虫が付いていたりといった以上は無いか確認しましょう。
エアコンの基盤はどこにある?

エアコン本体

全面グリルにネジがあるので、それを外していきます。ネジを外したら、全面グリルを手間に引いて取り出します。そうすると、電源箱が見えるかと思います。下側にネジがあるので、それを外し、電源箱を引き出します。電源箱の上のネジを外し、カバーを取ると基盤がみえてきます。

基盤は意外と簡単に見つけることができるかもしれません。しかし、素人が行うと壊れてしまったり、他の部品を傷つけてしまったり、もとに戻せなくなることもあるので、注意が必要です。何か作業を行う前に写真を撮っておき必ず復旧できるようにしておくと良いでしょう。

エアコンの基盤が壊れる原因

エアコンの基盤の修理が必要となったときに原因をさぐることも大切です。基盤が壊れる原因の多くは、エアコンの室内機に外気の湿気が入ったりして、それが基盤の回路の故障の原因になっているのです。

壁の穴と室内機の間にパイプを介せずに設置している場合、外気の湿気がダイレクトに室内機に入りやすくなっており、室内機の基盤の故障の原因になります。

長く使用するためには、1ヶ月に1度慣らし運転することをおすすめします。エアコンは夏と冬以外、ほとんど使用しない方が多いかと思います。エアコンは使わなくても内部にホコリなどが溜まりやすく、定期的に掃除することによって長持ちに繋がるのです。
エアコンの基盤が壊れる原因

基盤の交換をするのなら買い替えも検討を

エアコンの基盤の修理には交換が必要となるときがあります。大抵の修理の場合は、買い替えるよりも何倍も安い費用で修理してもらえることが多いです。しかし、エアコンの状態によっては買い換えた方が安上がりなケースもあるのです。

部品はどれも約5,000~10,000円なことが多いようです。多少調子が悪いと感じる程度であれば、複数個所壊れていることは少なく、修理費用は10,000~15,000円で済むかもしれません。

しかし、エアコンの調子がかなり悪く、長い間不調が続いているようであるなら複数箇所壊れている可能性があります。そうなると、交換する部品も増えて、買い替えるのと変わらないかそれより高くなることもあるのです。

また、長年使っているものだと、すでにその部品が作られていなことも考えられます。

少し調子が悪い程度なら、業者に頼んで修理でもいいですが、長年使っていたり不調が続いているようなら買い替えた方を検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

いつも使っていたエアコンが不調だと生活に支障がでるかもしれません。少しでもエアコンが不調と感じたら、早めに業者に相談してみることをおすすめします。

エアコンの基盤は修理することができます。相談することで、エアコンをより快適に使用でき、生活が楽になるかもしれません。

閉じる

エアコン修理はプロに相談

【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。 140ジャンルを超える生活トラブルを解決するプロたちを掲載しています。

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

生活のお困りごとは、なんでもご相談ください。

エアコン修理 8,800円~
エアコン修理のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

エアコン修理の記事アクセスランキング

エアコン修理の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧