お風呂場の換気扇の修理や交換のサインとは？費用や方法を紹介

毎日のように使用するお風呂の換気扇ですがお手入れはしていますか？

換気扇の構造がどうなっているのかわからないかたも多いのではないでしょうか。

スイッチが入っているけど換気している力が弱くなっている、ガタガタを騒音がうるさいなどの症状が出てきたら故障しているかもしれません。修理すると費用はどのくらいかかってしまうのか、修理方法など紹介します。

お風呂の換気扇ってどうなってるの？

お風呂の換気扇、ファンや取り付け方によって交換・修理方法が変わってくるのでしっかり確認しておきましょう。
ファンの種類ですが、プロペラタイプをシロッコタイプに分かれます。

プロペラファン

扇風機の羽のような形状で、ファンを回転させてお風呂場の湿った空気を直接排出します。外壁に沿ってあるところに設置ができ、換気する風量が多く強いことが特徴です。

しかし、強風に影響されやすいので、風の抵抗に弱く、高層マンションや集合住宅には不向きです

シロッコファン

ダクトを通してお風呂場の湿った空気を排出するので、外壁関係なく自由に設置ができます。

主にお風呂場の壁に設置する壁用換気扇と天井に埋め込むタイプの天井換気があります。お風呂場以外でも台所やトイレ、洗面所、リビングなどにも使われています。

このように2種類のタイプがあるので、お風呂の換気扇修理の内容も異なってきます。

　　　　　　

お風呂の換気扇の修理って何をするの？

お風呂の換気扇の修理は、症状によって内容は変わってきます。リモコンや電源がつかない場合は、部品交換の修理で問題が解決することがあります。

換気扇が回わらない、動かない、吸い込まない場合は、寿命による劣化が考えられるので修理や交換が必要になります。

換気扇は修理よりも交換したほうが安い場合もあるので詳しいことは業者に相談してみてください。故障の原因などを次で紹介します。

お風呂の換気扇が故障してる？見分け方や修理の時期

換気扇が故障している場合は、下記のような症状が起きます。

換気扇が動かない

スイッチやブレーカーが正常に入っているか確認します。ブレーカーが入っていればスイッチの劣化などが考えられるので、スイッチ本体の交換が必要になります。

異音や激しく振動がする

換気扇の内部に汚れやホコリが溜まっていることが原因でしょう。

汚れを取り、きれいに掃除したのち様子をみてみます。それでも直らない場合は、換気扇モーターの軸ずれや、劣化が原因と考えられるので部品の交換か本体の交換が必要です。

換気量が弱く、換気していない

換気扇の内部に汚れやホコリが溜まっていることが考えられます。換気扇を掃除した後に動いている状態でティッシュを1枚当てて落ちないようであれば正常に動いています。

それでも改善しないようであれば、ホコリが目詰まりをおこしているか、モーターの劣化が考えられるので、部品か本体を交換する必要があります。

お風呂の換気扇は、修理をしなくても掃除だけで症状が改善される場合もありますが、ひどいときは業者に相談してみましょう。

　　　　　　

お風呂の換気扇修理の方法は何がある？

お風呂の換気扇修理は故障の程度によって自分で直すことができる場合と、業者依頼が必要な場合があります。

プロペラファンの場合、ファンなどの部品が故障したときには自分で直すことができる場合があります。プロペラファンの部品はホームセンターなどで購入することができるので、比較的簡単に入手することができます。

一方シロッコファンの場合は電気配線が複雑で、素人が修理することは難しいです。また、工事には電気工事士の資格が必要になるので、シロッコファンが故障したときには業者へ依頼しましょう。

お風呂の換気扇修理の金額相場

換気扇の修理は、故障の度合いによって金額が変わってきます。

天井に設置してある換気扇が動かなくなってしまった場合の交換は、約18,000～48,000円かかります。中に含まれる内容として本体、既存の換気扇の撤去、新しい換気扇の取り付け、電気配線、ダクト工事があります。

またお風呂場の換気扇から異音がして動かなくなってしまった場合は、約20,000～40,000円です。お風呂の換気扇を修理か交換するには上記の費用がかかります。

　　　　　　

お風呂の換気扇を変えるのもおすすめ！

お風呂場の換気扇修理のほうが交換よりも費用がかかる場合があります。そのような場合は新しい換気扇と交換することをおすすめします。

新しい換気扇と交換する場合は便利な機能が付いたものへ交換するのもいいかもしれません。

衣類乾燥機能付き換気扇

衣類乾燥機能がついた浴室換気扇は、天気に左右されることなく浴室で洗濯物を干すことができます。梅雨のジメジメした時期や冬場の雪や雨が降るとき、一人暮らしで帰りが遅い人は浴室内で乾かすことでき夜に干せば朝までには乾きます。

花粉や黄砂が気になる季節、外に乾かすのが難しい時期でも浴室で安心して洗濯物を干すことができます。

暖房機能付き換気扇

暖房機能付きの換気扇もあります。冬場の肌寒い日には暖房を入れることによって快適な入浴が楽しめます。

寒い冬は、冷え切った体にいきなり熱いお湯をかけてしまうと、急激に体温が変化することによって人体へ様々な悪影響を及ぼすヒートショックという現象が起きてしまう危険性があります。安全にお風呂へ入るためにも暖房機能付き換気扇へ交換することをおすすめします。

送風機能付き換気扇

送風機能が付いた換気扇もあります。

長時間お風呂に使っているとのぼせてしまい気分が悪くなってしまうことがありますが、送風機能が付いた換気扇があれば風によって火照った体を冷やし、長い時間お風呂を楽しむことができるようになります。

まとめ

換気扇は、住宅の中で重要な役割を果たしている家電製品の一つです。

お風呂場の換気扇が使えなくなってしまったら、水分を含んだ湿気が浴室内にこもってしまい室内が結露でカビなどが発生する原因になってしまいます。

換気ができているのか音に異変が出てきたという症状が出てきたら、早めに業者に連絡し、お風呂の換気扇の修理や交換をして対処してもらいましょう。