家の中でも、お風呂場やキッチンなど日常的によく使っている場所は24時間換気している方も多いのではないでしょうか。匂いがこもりやすく換気がよくない場所は、どうしても換気扇を回しぱっなしにしないと気になってしまいます。
しかし、どうしても気になってくるのは電気代ではないでしょうか。そこで今回は、回しっぱなしの換気扇の消費電力について詳しくご紹介していきます。
目次
換気扇を回しっぱなしで気になる電気代は以外にも安い!
換気がよくない場所では、換気扇を回しっぱなしにしているご家庭も多いのではないでしょうか。家電をつけっぱなしにしておくと節約からはかけ離れてしまいます。
しかし家のにおいや湿気の除去をするには換気扇は回しっぱなしにする必要があります。回しっぱなしにしている換気扇の消費電力はどれくらいで、電気代はいくらかかっているのかを知らない方は多いかと思います。実は換気扇はトイレや浴室、台所と消費電力が違い、電気代も変わってくるのです。
トイレ
トイレの換気扇は臭いを排出する効果が求められます。ついている換気扇も比較的小さく、換気力も弱めの製品が一般的です。トイレの換気扇は止めてしまうと臭いが充満してしまいます。
トイレの消費電力は3W前後が目安となってきます。これを24時間使い続けたとしても、トイレの換気扇の1ヶ月にかかる電気代は、約60円となるので安いといえるでしょう。そのため、トイレの換気扇は安心してつけっぱなしにすることができる場所のひとつです。
浴室
水気のある浴室は、どうしても湿気が溜まりやすい場所となっています。そのため24時間換気扇をつけっぱなしにしている家庭がほとんどではないでしょうか。カビや結露対策のことを考えると、24時間ずっと回して置く必要がでてきます。
浴室の換気扇の消費電力は、約20Wのものが一般的です。そのため計算すると約400円となるためトイレよりやや高めとなっています。
キッチン
キッチンはホコリや油などでどうしても汚れやすい場所となっています。そのため、台所の換気扇は、比較的消費電力が大きいものが一般的です。それでも消費電力は30W前後となっているので、極端に高額な電気代がかかることはありません。
また、最近の換気扇は、省エネモードを備えているものも多く販売されています。従来の消費電力と違い約5Wとなっているため、電気代は1ヶ月あたり約100円で済みます。しかし、モーターの回転が正常に動いていないと、その分電気代が余計にかかってしまうこともあるので清潔を保っておく必要があります。
24時間換気をしないとこんなに危険?
換気扇をつけておくことで、湿気を外部に逃がしカビの発生防止に高い効果が期待されます。しかし、スイッチを切ってしまえばせっかく外部に逃がした湿気が再びとどまってしまいます。たった1時間スイッチを切っただけで、カビが発生する十分なレベルまでにたまってしまうこともあります。
また、木造住宅のご家庭はさらに注意しなければなりません。たとえ湿気が少量でも、毎日少しずつ木材にダメージを与えています。湿気対策が不十分であると支えになる木材にまで湿気による傷みが広がり、家の寿命を縮めることになります。
そのため換気扇は消費電力が気になっても24時間換気する必要があるのです。
換気扇と24時間換気の違いとは
24時間換気システムは換気扇と違い、シックハウス症候群対策のために設置されています。そのため、いくら24時間換気システムが住宅についていても、湿気や臭いの対策にはならないのです。特に最近のマンションなどは窓が少ない住戸になっているため、十分な換気ができていても湿気や臭いが知らない間にとどまっている可能性があるのです。
そのため、24時間換気システムがついていても、換気扇をつけ空気汚染を予防することも重要となってくるのです。
換気力、弱まってない?気をつけたいメンテナンスについて
いくら換気しても臭いや湿気がとれないことがあります。そういった状況であれば換気扇が正常に動いていないことが考えられます。その原因は換気扇のメンテナンス不足かもしれません。
換気扇の掃除で使う洗剤は手元にあるものなら何でもいいというわけではありません。注意しなければならないのがアルカリ性の洗剤や、研磨剤の入った洗剤です。これらは、ファンを壊してしまうおそれがあるため、換気扇を洗剤で洗うときには、必ず中性洗剤の台所用洗剤を使用する必要があります。
また、換気扇本体に水をかけないということも重要なポイントの一つです。換気扇は一般的に湿度に強く作られていますが、水をかけることということを前提には作られていないため、水は故障の原因となるのです。そのため、分解した部品も必ず水分を拭き取ってから組み付けなければなりません。簡単にメンテナンスすることはできるのですが、安全にお手入れするにはいくつかの注意点があるのです。
・台所用洗剤(中性洗剤)しか使わない
・換気扇本体に水を掛けない
・ブレーカーは必ず落とす
換気扇の消費電力はメンテナンス次第で変わってくるかもしれません。そのため、しっかりと理解したうえでメンテナンスをすることが重要となります。
まとめ
換気扇は快適な暮らしをするためには必要なもののひとつとなっています。しかし、今使っている換気扇は余分な電気を消費していたり、寿命を迎えているかもしれません。今一度家の換気扇を見直して、より消費電力が少ない換気扇に変えるのも生活を快適にするためのひとつの手段でしょう。
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