風呂場の換気扇は、24時間つけたままにしておくことをおすすめします。なぜなら、常に換気扇を回して風呂場を乾燥させることで、カビの発生を抑えることができるからです。それだけでなく24時間風呂場の換気扇を回しておくことには、さまざまなメリットがあります。
この記事では、風呂場の換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットを紹介しています。ほかにも、正しい換気方法や換気扇の掃除方法なども解説しています。風呂場のカビが気になるという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
風呂場の換気扇は24時間つけっぱなしがおすすめ
風呂場の換気扇を24時間つけっぱなしにしておくことには、さまざまなメリットがあります。どんなメリットがあるのか紹介します。
メリット1.カビの繁殖防止
24時間換気扇をつけっぱなしにすることで、カビの繁殖を防止することできます。風呂場は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。換気扇をつけることによって、風呂場に湿気がたまるのを防いでくれます。
メリット2.木材が傷みにくくなる
湿気をなくすことで得られる効果は、カビを防ぐだけではありません。木材を傷みにくくすることも期待できます。木材は湿気に弱く、腐食しやすくなります。自宅が木造建築である場合は、換気扇をつけっぱなしにすることで、家の柱などをより長持ちさせることができるでしょう。
メリット3. 消臭効果
換気扇をつけっぱなしにすることで、消臭効果も期待できます。排水口からの臭いが広がるのを防ぎ、ほかの場所で発生した臭いと混ざらないようにすることができます。
24時間つけっぱなしでも電気代は思ったほどかからない!
24時間換気扇をつけっぱなしにすると、電気代が気になる人もいるでしょう。たしかに換気扇をつけっぱなしにすると電気代はかかってしまいます。しかし、それほどの料金はかからないです。1ヶ月約400円といわれています。
換気扇を回さずに風呂場に湿気がたまり続け、柱などの木材がボロボロになってしまい、大がかりなリフォームが必要になったりすると、それ以上の費用がかかってしまいます。そう考えると、1ヶ月約400円は安く感じるのではないでしょうか。
正しい換気方法で換気扇の効果を高めよう
風呂場の換気扇を24時間つけっぱなしにしても、正しい換気方法でないと効果が薄くなってしまいます。正しい方法を知って換気をするようにしましょう。
1.風呂場を密室にして換気扇を回す
窓や入口を開けたままにしておくと、空気の入口が増えてしまいます。湿気は下のほうに溜まりやすいので、空気の通り道が増えると、浴室の床付近の換気効果が薄くなってしまうのです。
また、風呂場の入口を開けたままにしておくと、脱衣所まで湿気が広がってしまい、カビが発生することにもつながってしまいます。そのため、風呂場は密室にして、換気扇を回しましょう。
2.空気の通り道はきれいにしておく
ドア下の通気口は空気が入ったり、出ていったりします。その場所が汚れていると、排気しにくくなってしまいます。ドア下の通気口のほこりやカビは、定期的に掃除しておくようにしましょう。
汚れた換気扇では効果半減!正しい掃除方法を解説
換気扇そのものが汚れていては、換気の効果も半減してしまいます。また、ほこりやカビをばらまいてしまったら元も子もありません。風呂場の換気扇を正しく掃除をして清潔な状態を保ちましょう。ここでは、掃除の注意事項、用意するもの、手順を紹介します。
作業前に!注意事項を確認
作業前に換気扇の電源を切っておきましょう。誤って作業中に換気扇が回ってしまったら大変です。けがにもつながりかねません。また、換気扇本体に水をかけないようにしてください。感電してしまうおそれがあります。
準備するもの
風呂場の換気扇を掃除するために以下のものを用意しましょう。
・中性洗剤
・バケツ
・スポンジ
・掃除機
・歯ブラシ
・手袋
・ドライバー
洗剤は、中性のものを使用してください。中性のものを使用しないと、変色してしまうおそれがあります。バケツは、外して掃除する部分が入るくらいの大きさのものを用意してください。
掃除の手順
次に掃除の手順を紹介します。方法は以下のとおりです。
(1)カバーを外す
(2)ドライバーを使ってシロッコファンを外す
(3)掃除機を使って、シロッコファンのほこりをとる
(4)シロッコファンを中性洗剤につけおきする
(5)スポンジを使ってきれいにする
(6)キレイしてしっかり乾かしたら、逆の手順で取り付ける
中性洗剤につけおきする時間は5分くらいが目安です。汚れがひどい場合は、1時間くらいつけおきしましょう。カバーを外せないタイプの換気扇は、フィルターの掃除のみおこなうようにしてください。
浴室換気扇には寿命がある!交換の目安・費用まとめ
浴室換気扇の寿命は、8年くらいといわれています。それ以上使っているのであれば、交換を検討しましょう。ここでは、換気扇の交換の目安や、交換費用について紹介します。
交換の目安になる症状
使用年数以外にも、交換の目安となる症状があります。もし以下のような症状がご自宅の換気扇に現れたら寿命の可能性を疑いましょう。
・回転音が大きい
・振動が大きい
ほかにも、異音や異臭がしたときは、換気扇になにかしらの異常が発生しているおそれがあります。また、換気扇は動いているけど、換気できていない場合や、電源を入れても稼働しない場合も、交換を検討してください。
交換前に換気扇のタイプを確認!
換気扇はプロペラ型とシロッコ型があります。それぞれで、特徴や作業時間が変わります。換気扇を交換する前にどちらのタイプを使っているのか確認しましょう。
プロペラ型
プロペラが回転することによって換気するタイプのものです。風呂場と外を換気扇がつないでおり、プロペラによって湿度をそのまま外に逃がす構造です。風呂場が外に面している場所にある場合にしか、プロペラ型は設置することはできません。工事は半日くらいかかります。
シロッコ型
ダクトと呼ばれる空気を運ぶ管で換気する換気扇をシロッコ型と呼びます。プロペラ型と違って直接風呂場と外をつないでいるわけではないので、外の風の影響を受けにくいのが特徴です。工事は1日くらいかかります。電気配線などが必要になるので、プロペラ型よりも時間が必要になるのです。
浴室換気扇の交換費用
換気扇の交換費用は、30,000円くらいが相場であるといわれています。しかし今まで設置していた換気扇とは違うタイプに交換する場合は、配線工事などが必要になることもあります。そうするとこの費用相場よりも工事費用が高くなり、より複雑な工事が必要な場合は数十万にもなることもあります。
相場に幅があるため、正確な費用を出すことが難しいです。そのため、風呂場の換気扇を交換する前に見積りを依頼することをおすすめします。見積りをとることによって、どの作業にいくらくらいかかるのか内訳を知ることができるでしょう。また、業者によって料金設定が違うので、複数の業者に見積りをとることをおすすめします。
まとめ
今回は、風呂場の換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットを紹介しました。24時間つけっぱなしにすることで、湿気、カビ、臭いを防ぐことが期待できます。24時間換気扇をつけっぱなしにすると電気代がかかりそうですが、1ヶ月400円くらいといわれています。カビなどが発生することを予防できるのであれば安いかもしれません。
風呂場の換気扇は自分で掃除をすることもできます。今回紹介した方法で掃除をしてみてください。換気扇が汚く異臭がしたり、数年以上使用していて掃除をしていないという方は、交換を検討してもよいかもしれません。換気扇は種類によって工事期間や費用が違ってきます。そのため、交換する前に業者に見積りを依頼しましょう。
風呂場の換気扇でお困りであれば、ぜひ弊社をご利用ください。弊社は全国の換気扇を交換することができる業者と提携しています。換気扇交換だけでなく、クリーニングもおこなうことができます。無料見積りもおこなっているので、お気軽にお問い合わせください。
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