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漏電の原因は早くつきとめよう!放っておくととんでもない被害が!?

投稿日:2016-09-26 更新日:2019-04-05

漏電の原因は?どんな被害が起きるの?適切な対処方法について

この記事は39722人に読まれています。

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事故にもつながる危険な『漏電』。漏電が危ないものであることは有名ですが、具体的にどのような仕組みで起きているのか、なぜ起きるのか、予防法はなにかなど、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

漏電は非常に恐ろしく、場合によっては一瞬で人命をうばってしまうこともあります。漏電についてしっかり知って、安全管理を徹底しましょう。

この記事では、漏電についてわかりやすく解説しています。また、漏電修理についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

漏電による被害とは?

一般家庭やオフィス、公共施設など、近年の建造物のほとんどには電気が使われています。照明や電化製品などを動かしてくれる、便利な電気。そんな電気もあつかい方をまちがえてしまうと、人体に危険をおよぼす恐ろしい存在に変化してしまうのです。

とはいえ電気は目に見えないですし、電気による被害というのもあまりなじみがないかもしれません。そんな電気に対して、なぜ私たちは注意しなければならないのでしょうか。

感電の恐ろしさ

漏電してしまうと、屋内の電気を無駄に消費してしまいます。また、電気機器の動作がおかしくなったり、壊れてしまったりすることもあるでしょう。これらの症状も困りますが、もっとも注意し警戒しなければならないのは『感電』のリスクです。

「ぬれた手でコンセントに触れたらパチっときた」という話を聞いたことはないでしょうか。経験したことのある人もいるかもしれません。これは代表的な例ですが、感電のリスクは意外と身近なところにひそんでいます。「バチっと来るだけだから大丈夫」などと油断していると、思わぬ事故に巻き込まれてしまうかもしれません。

電気は、わずか10mAでも人体に影響をおよぼします。20mA~50mAにもなると筋肉が収縮・けいれんし、感電場所から離れることができなくなってしまうことも多いため、より大きな被害が想定されるでしょう。また、さらに100mAを超えるようであれば、数秒でも命に関わる被害を出してしまいます。

感電事故の原因として、中でも多いのが『漏電』です。コンセントなどは注意できますが、漏電している場合は電化製品を操作しただけで感電してしまうことも。もちろん衣服や環境などによっても被害の程度は変化しますが、危険であることには変わりありません。

漏電火災の恐ろしさ

漏電の恐ろしさは、人体におよぼす影響にとどまりません。漏電はすべてをうばう『火災』に発展してしまうこともあるのです。しかし、なぜ電流が漏れると火が付くのでしょうか。

漏れた電気によってケーブルの被膜やコンセントが加熱され、発火することがあります。また、熱せられた被膜が燃えやすいものに触れれば、その対象が燃えてしまうことも。

火災が広がれば自分の財産が焼失してしまううえ、延焼、延焼まではいかずとも熱や消火活動の放水などで、近隣にまで被害がおよぶ可能性もあります。自分や家族、近隣住民の生活や命をもおびやかしてしまう火災は、絶対に起こさないようにしなければなりません。

一瞬の油断が命取り、という言葉が現実となってしまう漏電の危険性。そのチェック方法や原因については、しっかり知っておきましょう。

漏電の原因は早くつきとめよう!放っておくととんでもない被害が!?

漏電を初期段階で知ろう!漏電のチェック方法

「漏電は危険だから、見つけ次第早めに対策しよう!」とはいっても電気は目に見えないため、もし漏電が発生していたとしても気づかないことが多いでしょう。漏電被害の前兆・初期症状は意外と多くあります。早期発見・対処のためにも、漏電のチェックポイントをしっかりおぼえておきましょう。

『漏電ブレーカー』をチェック

ブレーカーを上げても電気が復旧しない。なぜ?

漏電ブレーカー(漏電遮断器)とは、配電盤内部にあるブレーカーの一種です。機器以外に電流が流れたことを検知して、回路を遮断してくれます。位置は配電盤の中心近くにあることが多く、小さなボタンが付いていることが多いでしょう。

ブレーカーが落ちたときは電力の使い過ぎと決めつけるのではなく、この漏電ブレーカーが落ちていないかしっかりチェックしておいてください。

とはいえ、漏電ブレーカーは故障や経年劣化などを理由に、漏電などがなくともブレーカーが落ちてしまうこともあります。下記のチェックポイントを見て、異常がなさそうであれば修理・交換を検討してみましょう。

『電気代』をチェック

漏電しているということは、それだけ普段よりも余分に電力を消費している、ということになります。そのため、漏電しているときの電気代は、していないときの電気代よりも高くなることが多いでしょう。

漏電は、金銭的にも私たちの生活をおびやかします。電気代は都度チェックしておき、不自然に増えるようなことがないか見張っておきましょう。

配電盤を操作してチェック

漏電の疑いがあると感じていても、広い家の中でどこが漏電しているのかわからない、なんて悩みがある方は、以下の方法を試してみましょう。

漏電している箇所を調べる方法

この作業は、漏電ブレーカーが落ちた場合におこないます。前提として、左端の大きなブレーカー『アンペアブレーカー』のスイッチをONにしてから取り掛かってください。

まずは右側に多くある、『分岐ブレーカー(安全ブレーカー)』を切っていきます。全部の分岐ブレーカーをOFFにし終えたら、漏電ブレーカーをONにしましょう。

続いて、OFFになった分岐ブレーカーの電源を、順番にひとつずつ入れていきます。漏電などなければ問題なくONになるでしょう。

しかしこの作業中、ONにしてもすぐにOFFに戻ってしまうようなブレーカーや、ONにすると漏電ブレーカーが切れるようなブレーカーがあることも。

この場合、そのブレーカーが示す部屋が漏電の起きている部屋である可能性が高いのです。


上記の方法で、漏電をいち早く確認することができます。とはいえ、部屋までわかってもどこから漏電しているかまでは、なかなか判断が難しいところです。特に屋内配線となると専門的な技術が必要となるため、漏電の疑いがあった場合は電気の業者に一度点検してもらいましょう。

漏電の原因は?ねずみ・海が原因のケースも…

基本的に電気機器や電気ケーブルには、電気が漏れ出さないような処理がしてあります。これを、絶縁といいます。この絶縁処理が不十分になってしまうことで、漏電は起きてしまうのです。

漏電が起きる原因

この絶縁処理が不十分になる原因には、以下のような理由があります。原因を知って、漏電の置きやすい場所などを把握しましょう。

・水ぬれ

湿気の多い場所で使われる洗濯機などの機器は水ぬれしやすいため、その他の機器よりも漏電を引き起こしやすいといわれています。また、浸水や雨漏りなどでも漏電は発生しやすいため、注意が必要です。

洗濯機などのぬれやすい機器は、その他の機器よりもこまめにメンテナンス、また必要であれば交換をおこないましょう。

・経年劣化

電化製品などを長く利用していると、絶縁処理が徐々に劣化してしまいます。また、家自体が劣化していると雨漏りが起きてしまうこともあり、間接的に漏電を引き起こす原因になってしまうこともあります。また、細い線は比較的発熱しやすいため、特に注意が必要です。

・エアコン室外機のダクト不良

エアコンの室外機用ダクトには、室内機と室外機を結ぶ配管が通っています。長年の使用でダクトと外壁にすき間ができるような劣化症状が起きると、外壁とのすき間から水や異物が入り込むことも。水や異物が屋内・エアコンの配線などにダメージを与えれば、漏電を引き起こすこともあるでしょう。

・ケーブルの外傷

電気ケーブルが傷ついてしまうと、漏電の原因になってしまうことがあります。傷の入ったケーブルなどは、使用しないようにしましょう。

また、屋内に侵入するねずみなどの害獣にケーブルをかじられてしまうと電線がショートしてしまうこともあるため、しっかり駆除対策もしておかなくてはなりません。

・塩害

配線に潮風や路面凍結の防止剤などに含まれる塩分が付着すると、腐食などによる劣化で絶縁体が落ちやすくなり、漏電につながることもあります。海の近くに住んでいるような人は、特に注意して対策しましょう。


ケーブルの故障や劣化はもちろん、以上のようにさまざまな原因で漏電は発生します。、今からでもチェックして漏電のリスクを減らしておきましょう。

感電と漏電被害を最小に抑える『アース』

アースは人間を守るとても大切な機能。漏電を防ぐには、アースのことを知って点検しておくことも非常に大切です。

アースと電流・感電の関係

アースは電化製品などについている、地面につながる線のことです。電流の特性をもとにつくられた、いわば安全装置といえます。このアースの仕組みを知るには、まず電流について知る必要があります。

電気の流れ、つまり電流は、『電位差』『回路』があることによって発生します。電位差は、電圧とほぼ同意です。

電流は基本的に、電圧の高いところから低いところに向かって流れる特徴があります。簡単にいえば、水の流れと同じです。水も、高い場所から低い場所に向かって流れますよね。この水の流れのことを一般的に水流といいます。電気もそれと同様です。

同じ水位(=電位)であれば、そこに水流(=電流)は発生しません。しかし、電圧の高い部分と低い部分がつながると、そこには電流が生まれてしまうのです。

また、日常で使っている電気は回路がなければ流れません。例を挙げれば、電柱から出た電気がコンセントなどを介して電化製品を動かし、またコンセントに入り電柱に帰っていく、という流れです。

私たち人間が感電してしまうとき、ほぼ必ず接している『電圧が基本0』の部分があります。その部分こそが、『地面』です。

感電というのは、電気が人体を伝い、電圧ほぼ0の地面に流れ、電柱(正確には柱上変圧器)から地面に伸びる電線(アース)から戻ることで回路が発生し起こります。ショートなどの原因で感電することもありますが、原因としては前者の方が一般的です。

アースの仕組み・場所

アースには、漏電した電気を地面に流す効果があります。これにより、人体への電流の影響は非常に軽くなります。特にキッチン機器や洗濯機など、ぬれやすい機器の場合はしっかりアース接続しておくことをおすすめします。

しかし、このアースも接続が甘かったり、劣化していたりすれば本来の機能を出し切ることができません。また、接続されていなければ大変危険な機器もあります。しっかりアースが取り付けられているか、一度確認してみてください。

アースの接続先は、主にコンセントの少し下にあります。基本的には緑色の線がアースの線とされており、その線がしっかりコンセント下の穴に接続されていればOKです。接続されていない場合は、取り扱い説明書にしたがいながら取り付けていきましょう。

多くの場合はアース線の被膜をむき、銅線をよじって1本の線にした後アースのネジに巻き付けるようにした後しっかり締めれば完成です。この方法も商品によって異なるケースがあるため、作業前に一度説明書をチェックしておきましょう。

被膜をむく作業にはストリッパーかカッターなどが必要ですが、少々経験がないと難しいこともあるため、難しい方は業者などに点検もかねてお願いしてください。

解体工事の費用はいくら?知れば納得の施工費用と内訳

電気工事のDIYはNG!その理由とは

前章でも取り上げたアース線の接続程度であれば自分でも可能ですが、ブレーカーの配線やコンセントの増設などは、絶対にDIYでやろうとしてはいけません。また、アースの接続先がそもそもないときの追加工事も同様です。

理由としては難易度が高いのはいわずもがな、これらの作業には資格が必要だからです。

住宅屋内配線の工事には『第二種電気工事士』が必要!

基本的に住宅屋内配線工事をするには、この『第二種電気工事士』の資格が必要です。この資格を所持せずに住宅屋内配線の工事をすることは不可能なので、注意しておきましょう。

そもそも配線工事は電気の知識がなければ命にかかわってしまうような、危険な作業です。特に漏電修理をする際には、適切な処置・施工をしなければ感電してしまう可能性が高まってしまうでしょう。安易に配線には触らず、修理や交換、配線作業に関しては有資格者の業者に任せてください。

どうしても自分で工事したいのであれば、この自分で資格を取得しなければなりません。この資格では、電気の基礎知識はもちろん、配線工事の技能も必要とされます。取得までには3ヶ月以上かかるので、しっかり把握しておきましょう。

漏電修理はどこに連絡すればいい?いくらぐらいかかる?

漏電の修理依頼は、どこに出せばよいのでしょうか。ここでは、いざというときの連絡先や修理にかかる費用について詳しく解説していきます。

漏電修理は電気屋さんに

漏電の点検や修理をお願いしたいときは、電気工事店などに依頼する方法が一般的です。近所にいきつけの電気屋さんがあれば、そこに依頼してもよいでしょう。

いきつけの電気工事店などがない場合は、しっかりその業者のことを調べて決定すると安心です。依頼前にはホームページや口コミなどをチェックして、どのような業者なのかをある程度把握しておきましょう。

漏電修理にかかる費用

漏電修理の費用は、状況や場所などによって大きく変わるため、一概にこの金額、というのは断定しきれません。特に漏電個所も把握できていない、といった場合だと、その原因などによって費用は大きく変わります。

基本的に漏電の修理は、点検や調査も含めて約1万円以上の金額はかかると思っておいた方がよいでしょう。簡単な修理だけであれば数千円で終わることもありますが、複数個所を修理しつつ、ブレーカーの交換なども同時におこなうなど手の込んだ工事の場合は、合計3万円を超えることも。

また費用は業者によっても変わるため、可能であれば複数業者の料金を比較しておくとお得です。業者の中には、点検・見積もりだけであれば無償または格安でおこなってくれるところもあります。業者選びの際は、サービスや業務実績はもちろん、見積もりの誠実さにも注目して選んでいくようにしましょう。

まとめ

漏電は感電や火災の危険性もある、非常に恐ろしいものです。とはいえ、電気は目に見えないため発見がなかなか難しいことも多いでしょう。ブレーカーや電気代などをチェックして、異常にしっかり気づかなければなりません。

また、まだ漏電していないとしても対策をしておくことは大切です。アース線を基本とし、たこ足配線やホコリの掃除、長年使っている電化製品は点検・交換するなど、こまめな漏電対策を欠かさないようにしましょう。

とはいえ、配線工事は資格を持っていないとできないように、漏電のチェックも知識がない状態では正しく判断できないことも。漏電の不安がある方は、電気工事の業者に一度相談してみましょう。

漏電改修を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「漏電改修」をご覧ください。

(この記事は2019年4月5日に加筆・修正しています)

漏電は火災の原因に!
電話対応は24時間受付
※対応エリアや加盟店によって変わります
漏電すると放電によって火花が発生します。火花がほこりなどに引火すると火災につながることも。漏電を疑ったら、すぐにプロに相談しましょう!
生活110番では、お住いの地域で人気のプロを探せます。実績のあるプロに依頼するなら生活110番にお任せください。
コンセント、電化製品、漏電遮断器の修理もおこなっています
漏電修理 6,000円(税抜)~

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この記事を書いた人
編集者:かなで
専門用語を使わず、分かりやすく解説することをモットーとしている。日々SNSなどを駆使して情報を収集し、旬な情報を集めるのを得意としている。

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2019-04-05 18:32:15
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