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どうして漏電で火災が起こるの?実は保険も適応される場合があります

2017-11-14

どうして漏電で火災が起こるの?実は保険も適応される場合があります

「電気が漏れる」と書いて「漏電」というように、漏電とは電気が漏れている状態のことを指します。漏電は放置をすると大規模な火災にも繋がることがあり大変危険です。

「でも、どうして漏電が起こると火災に繋がるの?」という疑問もあるかと思われます。今回はそのような疑問に答えるためにも、なぜ漏電で火災が起こるのかということや、漏電による火災で保険は適用される場合もあるということなどを紹介します。

漏電によって火災が起こるのは何故?

なぜ漏電によって火災は起こるかというと、木造住宅の電気配線が絶縁不良を起こすと、「地絡路電流」という絶縁されていなければならない電路に電流が流れているという状態になります。この状態は本来電気を流してはいけない部分が充電されているということであり、大変危険な状態です。

この状態になると、ラス網というモルタルの剥離を防ぐためにモルタルの下地として使用されている金網が発熱し、接している木材が発火します。これは壁の内部などの見えない部分から発火が起こるため、発見したときにはすでに火が燃え広がっているということが多いです。また、発火元を探している途中で一酸化炭素中毒になる恐れもあります。

より詳細な漏電の発生原因については「漏電とは何か?漏電による事故や火災を防ぐためにできること 」をご覧ください。
      漏電によって火災が起こるのは何故?

漏電による火災でも保険は適応される

火災にはならず使用不可になっただけの場合について

通常の火災保険にもセットされている場合があるのが「電気的・機械的事故担保特約」です。これは通常建物の火災保険にしかつけることができないものです。
したがってエアコン・太陽光発電・給湯器・床暖房など建物と固定されているもので漏電が発生し故障した場合は保証がされますが、扇風機など独立した家電で漏電が発生し壊れた場合は保証されません。

漏電、ショートが火災に繋がった場合

原因が漏電、ショートであっても火災が発生すれば、それは火事として保険が適用され支払いがされます。先述した扇風機は、漏電が原因で故障をした場合は保証がされませんが、扇風機が漏電したことによって火災が発生した場合は火災として保険が適用されます。
      漏電による火災でも保険は適応される

漏電が発覚したら

もし漏電が発覚した場合、電化製品のコードに原因が見られなければ内部の配線がショートしている可能性が高いです。これは漏電改修のプロでないと修理ができないため、自分で何とかしようとせず速やかに漏電改修のプロに連絡をして修理してもらいましょう。

漏電による電気火災を防止する対策

漏電は大変危険なため普段からの対策が大切です。
代表的な予防策は、アース線がしっかりと設置されているかを確認することです。アース線とは、地面に打ち込まれている金属の棒を通して電気を地面に流すために使用する線のことです。洗濯機などの電化製品にある緑色のコードを指します。

また、漏電遮断器がない家庭の場合は漏電遮断器を設置するのをおすすめします。漏電遮断器は取り付けた部分の配線や電気機器が漏電をした場合速やかに電気を止めてくれる機械です。一般に取り付けられているものは0.03アンペアの漏電で作動します。

また、以下のような対策も効果的です。

・電気コードを折らない、曲げない、束ねた状態で使わない
電気コードを折る、曲げる、束ねた状態で使うなどすると接触不良や破損に繋がり、漏電を起こす危険性があります。

・ほこりが溜まらないようにコンセントを清潔にする
ほこりがたまったコンセントを使うと「トラッキング現象」という現象が起こり発火に繋がる恐れがあります。トラッキング現象とはコンセントにたまったホコリが湿気を持つことで火花放電を繰り返し「トラック」と呼ばれる電気の道を作ることで放電を起こし発火する現象です。

・濡れた手で電気機器を触らない
濡れた手で電化製品に触れたり、湿気の多い場所に電化製品を放置していると感電をするおそれがあります。水は電気をよく通すため、濡れた手でコンセント・プラグ・スイッチなどに触れると感電する可能性があります。電化製品にアース線がついていない場合もあるためそのような場合はすぐにアース線を取り付けるなど対策をしましょう。
          漏電による電気火災を防止する対策

まとめ

漏電による火災は壁の内部で発生する場合も多いため非常に危険です。現在の住宅だとほとんどの場合漏電遮断機が取り付けてありますが古いアパートなどの場合は取り付けていない場合もあるためもしついていない場合は大家さんと相談をして取り付けてもらうように交渉をしましょう。

そして、もし漏電が発覚した場合は大変危険な作業になるため漏電改修のプロに速やかに相談をして原因を突き止めて修理をしてもらいましょう。

漏電改修を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「漏電改修」をご覧ください。

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2017-11-14 18:17:10
https://www.seikatsu110.jp/electrical/et_short_circuit/18203/
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「電気が漏れる」と書いて「漏電」というように、漏電とは電気が漏れている状態のことを指します。漏電は放置をすると大規模な火災にも繋がることがあり大変危険です。 「でも、どうして漏電が起こると火災に繋がるの?」という疑問もあるかと思われます。今回はそのような疑問に答えるためにも、なぜ漏電で火災が起こるのかということや、漏電による火災で保険は適用される場合もあるということなどを紹介します。
シェアリングテクノロジー株式会社

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