コンセントが通電しない!1か所だけ?ありがちな原因3つ

2021.4.30

コンセントが通電しない!1か所だけ?ありがちな原因3つ

電気会社と電気の契約をしているのにコンセントが通電しない……
電気代をちゃんと払っているのにコンセントが通電しない……そんな事ってありませんか?家中の電気がつかないのであれば停電の疑いもありますが一部のコンセントだけ通電しないときというのは、いったい何が原因なのでしょうか。

原因と対処法をまとめました。ご覧ください。

コンセントが通電しない3つの原因

一部のコンセントだけ通電しないときは下記のよう原因が考えられます。

(1)コンセントの劣化
(2)コンセント周りの環境
(3)電線の外れ

コンセントも、もちろん劣化しますので寿命があります。寿命年数はメーカーによっても様々ですが、だいたいどこのメーカーも10年程度で劣化してしまいます。コンセントが通電しないほとんどの理由はコンセントの使用環境に原因があり、ホコリが多い場所やキッチンなどで使用するコンセントは劣化が早いようです。

このような場所で突然コンセントが通電しない場合は、ほとんどがコンセントの故障だと疑ってください。また、まれですが地震などが原因で電線が外れている場合もあるようです。
コンセントが通電しない原因はいろいろありますが、その状況によって対処法が変わってくるのでまずは原因を探ってみましょう。

      コンセントが通電しない3つの原因

原因にあてはまってない!でも通電しない…ありがちなこと

 
全部のブレーカー、上がっていますか?「コンセントも新しいものに変えたし、ホコリがたまっている訳でもなさそう」など、地震も起きていないのにコンセントが通電しない場合はブレーカーを確認してみましょう。

電気製品を一度にたくさん使用したり、契約しているアンペア数を超えて電気を使用してしまうとブレーカーが落ちてしまいます。その時は使用している器具を少しでも減らしてブレーカーのつまみを上げてみてください。きっと解消するはずです。

【ブレーカーの場所】

普段、何気なく生活しているとブレーカーがどこにあるのか気づかない事もあります。建物の形式にもよりますが、玄関や廊下付近、クローゼットの中や浴室、トイレ近辺にある事が多いです。一度確認して探してみてください。

【ブレーカーの直し方】

ブレーカーの漏電遮断機が「切」になっている箇所があれば、それを「入」に入れ直してみましょう。これでたいていは復活すると思います。
ブレーカーを「入」にしても、また同じように一度にたくさんの電気機器を使用してしまうとブレーカーが切れてしまいます。まずは不必要な電気機器を使用しないようにしましょう。

漏電じゃないかをチェックするには

コンセントが通電しない場合、疑うことのひとつに漏電があります。
漏電とは電気が漏れてしまう状況のことで、ほかっておくと感電や火災のような重大な事故の原因となる可能性があります。

【漏電のチェック方法】

漏電の有無はクランプメーターを使ってクランプし、この時の電流の値が0であれば漏電ではありません。万が一0でなく、ある数値を指していたとすれば漏電している電流だという事になります。

【どの箇所が漏電しているか確認する方法】

照明器具や、コンセントにつながっている電気機器の電源を全てONにして個別ブレーカーの出口でクランプメーターで測定します。測定の結果1mA以上の箇所があれば、そのブレーカー系で漏電があるという事になります。また、ふだん生活をしている中で電気器具を使って「ビリッ」とすることがあればその電気器具が絶縁不良を起こしている可能性があります。

【漏電する原因】

漏電する理由はいろいろありますが、多くの原因は「配線の問題」もしくは「家電製品そのもの」にあるようです。また、電気機器に水が浸水したり雨に濡れても漏電が起こります。

      漏電じゃないかをチェックするには

配線の異常はすぐに依頼を。配線工事には資格が必要です

コンセントが通電しない場合、もし配線異常の可能性があるなら迷わず工事の依頼をしましょう。配線工事をするには資格が必要ですので素人ではどうする事もできません。

素人の工事による感電や火災事故の発生を防止するため、一定以上の知識と技術をもっている事を証明し、資格を取得していなければ電気工事・配線工事には従事できないようになっています。ブレーカーをチェックしたり、コンセントを取りかえてもコンセントが通電しない場合は資格をもった工事士の方にみてもらいましょう。

まとめ

コンセントが通電しない時はまずはコンセントホコリにがたまっていないか、
キッチンなどでの使用で油がついていないか、など確認して清潔な状態にしておく事が重要です。コンセントが通電しない場合でも新しいコンセントに取りかえたり、掃除をする事で復活する可能性があります。

しかし万が一漏電していたりコードがいたんでいたりすると感電する可能性も少なくありません。自己判断で解決せず、まずは電気工事業者へ相談してみましょう。アンペアブレーカーや漏電遮断機が切れていないにもかかわらずコンセントが通電しない場合も電力会社や、電気工事業者へ連絡してみるのがよいでしょう。ほかっておくと漏電したり、電気代を損している可能性もあるのです。

電気工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「漏電改修」をご覧ください。

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